「取説を不要にしろ」と、孫社長は言った

昨日のセッションでもちょっと触れましたが、この記事はちょっと興味深いです。これができているものの1つがiphoneなのかもしれません。

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「取説を不要にしろ」と、孫社長は言った──ソフトバンクモバイルのUI戦略

「我々は“直感的”であることを、(将来端末における)UIのポリシーとしています。直感的に使えるかどうかが、今後のソフトバンクモバイルの端末では大きなテーマになる。うちの(孫正義)社長からは、『取説(取扱説明書)を不要にしろ。取説なしでも使えるUIにしろ』とはっきり言われています」(安東氏)

とり説なしでも使えるUI。誰もが直観的に操作でき、必要な情報が自然と取得できるUIは非常に大事です。これまでのUIで多かったのが、「開発者が想像しやすい、作りやすいUI」ということ。データドリブンのアーキテクチャ、つまりデータ主体のアーキテクチャはありますが、それにUIまでもが引っ張られてしまっていることが多々あります。

「このデータはここに必要なのか?」「これに関連した情報をなぜ出さないのか」よーく考えてみると、「実装が面倒になるから」「そこまで考えてなかった」「クリックすれば表示できるのでOK」ということが多々あります。確かにクリックすれば表示はできるので機能は満足してますが、結局は作りやすいUIになってしまっているのです。(全部がそういうわけではないです)

もう一度、使う側のみの視点でUIを考えることに立ち返ることができるといいですね。

それを実現するための技術が、WPFであり、Silverlight で会ったりします。3Dも半透明もアニメーションもユーザーのために存在する技術です。

だからMSFはよくできてるんだよね....というのはまたそのうち。