まさか iOS / Android アプリを Windows10 アプリに変換できるなんて!


Visual Studio を知っている人も、昔使っていた人も、全然使ったことがない人もこんにちは。日本マイクロソフトの高橋 忍です。

若干衝撃的なタイトルで始めてみました。

まさか、うそでしょ?そんな風に思いますよね? いや、これ本当なんです。(まだ開発中ではありますが)これだけではなく、Windows 10では、様々なアプリをWindwos10のアプリに変換できる「プラットフォーム ブリッジ」という仕組みを用意しています。

4つのブリッジ

今回、Windows 10に向けてマイクロソフトは4つのアプリの架け橋「ブリッジ」を用意しました。その4つとは

  • Web アプリ
  • Win32/.NET アプリ
  • Android アプリ
  • iOS アプリ

Android アプリも驚きですが、Webアプリを Windows 10 のアプリに、というのも驚きです。

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Webアプリを Windows 10 アプリに:Project WestMinister

Web アプリを作られている人だと、いわゆるネイティブアプリは敷居が高いところです。やはり開発言語などの問題が大きいですからね。もちろんWebViewなどを使ってネイティブアプリ化するケースも多く見られます。ネイティブアプリ化してストアに挙げれば、露出も多くなりますし、例えば課金も出るなども利用できるようになります。

こういった仕組みをより簡単にできるようにするのが、Project WestMinisterです。

Webアプリ のURLから、そのまま Windows 10 のアプリパッケージを作ってくれるようなイメージです。

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今までのWindows アプリを Windows 10 アプリに : Project Centennial

今まで使ってきた、Windows アプリは Windows 8 から登場したストアに登録するタイプのアプリケーションとは全く異なったバイナリー形式をしています。ですから、Windows にストアが登場しても今までのアプリを登録することはできないのです(一部登録だけはできます購入サイトへのリンクのみ)

このProject Centennial はこれまでのWindwos アプリを、ストアに登録できるようにパッケージしなおして、ストアに登録できるように変換してくれるシステムです。用意するのはアプリのインストーラーである msi ファイルのみ。あとは変換すればストアに登録できるパッケージ(AppX)を作ってくれます。

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もちろんアプリが特殊なことをしている場合、動かないケースがあるかもしれませんが、通常のアプリであれば特に変更せずに動作するのでは?といわれています。

Android の APK を変換して動かす :Project Astria

このプロジェクトが目指すところはシンプル。アンドロイドのアプリをいかに簡単にWindows で動くようにするのか?

Astria で行うのは アンドロイドのアプリパッケージ APK の変換です。ですので、ソースコードもソースプロジェクトも必要ありません。APKを変換してWindows 10 アプリのパッケージを作成します。ただこれにはいくつかの制約があります。

  • ターゲットはARMベースのAPK
  • 動作環境は ARMベースの Windows 10 Mobile デバイス

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面白いのは、サービスの変換。例えば、Google Map を使っていれば、Bing Mapに変換したり、Google Play の課金モデルを使っているなら、Windows Store の課金サービスに変換するなど、アプリケーションが使っているプラットフォームのサービスも変換します。(そのために必要なサービスをマイクロソフトで一部用意したりしてます)

アプリによっては修正が必要なものもあるかもしれませんが、登場が楽しみなサービスの一つです。

 

Visual Studio が Objective-C をサポート! Project islandWood

iOS のアプリも Windows 10 アプリに変換してしまいます。ただ、こちらは Android のアプリ変換とはちょっと違います。この Project islandWood で行うのは、iOS アプリの XCodeプロジェクトをVisual Studio でインポートしてしまうのです。

Project IslandWood 用のSDKを Visual Studio に組み込むことで、Objective-C を扱えるようになり、さらに XCode プロジェクトをそのまま Visual Studio に読み込みます。そしてコンパイル実行すれば Windows 10 アプリが完成します。もちろん、Windows 10 のPCでも、タブレットでも、スマートフォン上でも動きます。

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登場はこれから

これらのサービスの登場はまだ少し先になりますが、今後に向けてβテストなども予定しています。もし興味があれば、早期チャレンジのプログラムに登録してみてください。

https://dev.windows.com/ja-JP/uwp-bridges/


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