新しい SharePoint


原文の記事の投稿日: 2012 年 7 月 18 日 (水曜日)

あらゆる規模の組織が成功するためにシンプルながら強力なコラボレーション ツールがどれだけ重要か、現在ほど明確になったことはありません。この点は初期のころから私たちのビジョンの原動力になっており、SharePoint は、1 億 3,500 万人以上のユーザーと 4000 以上のパートナーが革新的なソリューションを生み出すための、業界をリードするコラボレーション プラットフォームとして成長しています。皆様のご支援に深く感謝します。SharePoint チームは、大きな飛躍を期待する声に応えるために常に邁進しており、本日、新しいバージョンの SharePoint のプレビュー版を発表できることをたいへん光栄に思います。

クラウド ファースト
今年は大忙しです。この 6 月に、SharePoint 2010 の簡潔性と範囲を Office 365 クラウド サービスによって拡張しました。それ以来、何百万人ものユーザーを抱える何万もの組織が Office 365 に移行し、生産性の向上とコストの削減を実現して、IT 部門がユーザーと連携して組織を推進できるようになっています。チームで、SharePoint Online の四半期ごとの更新と最も心躍る SharePoint のリリースの両方に取り組み続けています。新しいリリースでは、SharePoint を初めてサービスとサーバーとして同時に提供しており、今後重要な新機能をまずクラウドに提供するための基盤を構築しています。

新しい SharePoint の紹介
この投稿は、今後の多くのブログ投稿と 2012 SharePoint Conference で詳細がさらに明らかになっていく中でその先頭を切る投稿です。注目ポイントは次のとおりです。

  • SharePoint の新しいエクスペリエンス– チームが共同作業を行うための最も簡単な手段である従来の SharePoint を基に、SharePoint ユーザー エクスペリエンスがすっきりとしたシンプルなデザインに生まれ変わりました。新しい SharePoint は、ドキュメントの保存、リストの編集、コンテンツの共有、サイトのテーマ指定を行うための魅力的な新しいエクスペリエンスを備えており、ニュースフィード、ドキュメント、およびサイトにすぐにアクセスできます。また、SharePoint を外出先に連れ出したいときは、携帯電話またはタブレットからドキュメントを共有してニュースフィードを更新し、事実上どこからでもつながり続けることができます。
  • 広がるソーシャル ネットワーキング – 豊富な新しいミニブログ、ニュースフィード、コミュニティ、およびその他のソーシャル機能が追加され、SharePoint のコラボレーション ツールはさらに拡張されています。SharePoint 全体で人、サイト、ドキュメント、およびハッシュタグのフォローが広がると、最新の情報を 1 か所から確認でき、それに基づいて活動できるようになります。さらに、先月 Microsoft は、最も急速に成長しているエンタープライズ ソーシャル ネットワーキング ベンダーの Yammer を買収することを発表し、また、買収後に Yammer と SharePoint やその他の Microsoft テクノロジの間の接続を拡張すると発表しました。ソーシャル ネットワーキング
  • SkyDrive Pro – SkyDrive Pro を使用すると SharePoint でドキュメントを簡単に操作でき、保存、同期、共有、および共同作業がすべて驚くほどシンプルになります。名前がそのシンプルさを表しており、コンシューマー向けの SkyDrive クラウド サービスとの一貫性が高まりました。同時に、ソーシャル ネットワーキング、共同作業、検索、メタデータ、ワークフロー、法令遵守などの SharePoint の "プロフェッショナル" 向け機能が SkyDrive によって強化されました。SharePoint ライブラリで [同期] (Sync) をクリックすると、エクスプローラーや Office アプリケーションなどでオフラインになっているドキュメントが取得されます。SkyDrive Pro は、Office 365 の SharePoint サービスとサーバーの両方に含まれています。
    SkyDrive
  • SharePoint サイト – 新しい "[サイト] (Sites) ハブ" では、自分が作成したサイトまたはフォローしているサイトであるか、組織または新しいお勧め候補プラットフォームによって推奨されたサイトであるかに関係なく、すべてのサイトが 1 か所に表示されます。新しいサイト エクスペリエンスが合理化され、チーム コラボレーション ツールが拡張されており、SharePoint の豊富なドキュメント ライブラリおよびリストに加え、新しいチーム ニュースフィード、リアルタイム共同編集が可能なチーム OneNote ノートブック、タスク タイムライン、および Exchange チーム メールボックスが導入されています。
  • 全員のプロジェクト – SharePoint サイトはチームの作業遂行に役立てるために最もよく使用されるので、チーム サイトにタスク管理機能を追加し、SharePoint と Outlook のすべてのタスクを 1 か所から確認できる個人用ビューを用意しました。プロジェクト マネージャーのために、サイトのタスク リストを Project Pro と簡単に同期できるようにしたり、Project Online を追加することで組織のすべてのプロジェクトおよびタスクを簡単に表示できるようにしたりしました。
    全員のプロジェクト
  • FAST Search とお勧め候補 – このリリースで最も投資されたことの 1 つが、業界トップの高度なエンタープライズ検索プラットフォームの構築で、革新的な新しい検索機能、動的な Web サイト、および法令遵守の統合が実現しました。次世代の FAST テクノロジを Microsoft Research および Bing の成果と組み合わせることで、拡張性のある新しいクエリ フレームワークを通じたドキュメント、サイト、人、会話、ビデオ、レポートなどの強力なナビゲーションを可能にしました。
    FAST Search
  • クラウド アプリ モデルと Marketplace – 新しい SharePoint では、HTML5、CSS3、JavaScript、REST、OAuth、OData などの Web 標準を使用する Office 2013 の新しいクラウド アプリ モデルを介して、アプリケーションをさらに簡単に構築、購入、展開、および管理できるようになりました。バックエンドはどこでもかまいませんが、Azure サービスへのアクセスを合理化しました。Visual Studio チームから提供された新しい "Napa" Web ベースの開発を SharePoint ブラウザー エクスペリエンスに組み込みました。最後に、パートナー ソリューションのために新しい Office Marketplace を導入し、SharePoint と Office 用に構築および購入したソリューションを管理および宣伝するための企業ギャラリーを作成できるようにしています。
  • 動的な発行 – このリリースでは、サイト デザイナーの生産性も向上し、複数デバイス用の魅力的な多言語イントラネット サイトおよびインターネット サイトを作成できます。SharePoint 2013 では、サードパーティ製のツールを使用した HTML のデザイン (ローレベルの ASP.NET テンプレートに対して) がサポートされ、新しい FAST クエリ結果プラットフォーム、コンテンツの再利用、統合翻訳、新しいビデオ機能などを通じて動的なサイトを簡単に提供することができます。
  • インプレースのガバナンスおよび法令遵守 – 新しいコンテンツ管理ツールと検索ツールを基に、新しい統合ポリシー管理および電子情報開示ソリューションを導入しています。このソリューションは、コストがかかる再現性の低いコンテンツの複製を行うことなく、新しいリリースの SharePoint、Exchange、および Lync にわたって機能します。

繰り返しますが、これは今後の投稿で取り上げるすべての新機能のうち、ほんの一部の紹介にすぎません。

クラウド アーキテクチャ
ISP や大企業をサポートしてきた歴史を考えると、SharePoint は、ステートレス性、負荷分散、およびパーティション分割というクラウドの原則に沿って最初から設計されました。SharePoint 2010 で、ネイティブのマルチテナント機能とコンテンツおよび検索のスケーラビリティが何億ものドキュメントに追加されました。Office 365 では、複数のデータセンターで何万台ものサーバーを実行して何億人ものユーザーをサポートするために、大規模なサービス ファブリック (展開、監視、障害復旧など) が導入されました。
SharePoint 15 では、Office 365 と設置型 SharePoint の両方に投資する次の段階に進んでいます。速度分散キャッシュSQL Server のスパース列細断コンテンツ保存などの新しいアーキテクチャによって、SQL Server の I/O が少なくなって全体的なパフォーマンスが向上し、より多くのユーザー、コンテンツ、およびイベントをサポートできるようになりました。新しいプロファイルの保存および同期システムによって、ディレクトリが新しい状態に保たれるようになり、新しいソーシャル ネットワーキング機能がサポートされるようになりました。最後に、ページ レンダリング フレームワークが大幅に調整され、Office 365 にコンテンツ配信ネットワークのサポートが追加されるという最大の進歩によって、サーバー側のレンダリングが 50% 削減され、クライアント側のレンダリングが向上しています。繰り返しますが、今後の投稿でさらに詳しく説明していきます。
 

優れた SharePoint の展開
次期バージョンをデザインする中で、私たちのチームは世界中の何百社もの顧客やパートナーと会談しました。このことは、製品の進化だけでなく、このブログや MSDN および TechNet で更新するガイダンスにも影響を与えました。新しいリリースの展開に際して、次の 2 点を強調しておきます。

  • SharePoint をできる限りそのまま使用する- 新しい SharePoint UI はすっきりとしたシンプルなデザインで高速なので、追加設定を行わなくても優れた動作が実現します。変更を行うと、パフォーマンスとアップグレーダビリティが向上しても複雑になる可能性があるため、変更しないことをお勧めします。代わりに、ユーザーやグループと連携して SharePoint の使用方法を理解し、生産性とコラボレーションを向上させることや、ベスト プラクティスを特定して組織に広めることに集中してください。
  • カスタム Web デザイン、開発、およびテストを徹底的に行う – 多くの SharePoint サイトが公開ポータルやカスタム Web アプリであることがわかっているため、このようなシナリオ向けに設計した新機能に私たちは気持ちが高ぶっています。必要になるカスタム作業の量を減らすために、新機能とガイダンスを確認することをお勧めします。ただし、それでもコードはコードなので、開発サイクルの初期段階でデザインを検証することをお勧めします。特に、ピーク使用時のパフォーマンス テストに重点を置いて、カスタマイズが HTTP と SQL Server のラウンドトリップに与える影響を確認してください。ガイダンスやページとオブジェクトのキャッシュ方法が用意されているので、お役立てください。

次のステップ
次期バージョンに関する最初の投稿をお読みいただき、ありがとうございました。次のことにもご興味をお持ちいただけると幸いです。

  1. 新しい Office 365 Preview に含まれる SharePoint Online または SharePoint Server Preview をお試しください。皆様のコメントとフィードバックをお待ちしています。SharePoint 2010 を実行する Office 365 に移動すると、SharePoint 2013 へのアップグレードが自動的に処理されます。
  2. SharePoint チーム ブログをお読みください。今後数週間で、エンタープライズ ソーシャルへの投資、新しいアプリ開発モデル、ビジネス インテリジェンス、検索、およびコンテンツの管理に関するさらに詳しい投稿を公開していきます。
  3. 11 月に開催される 2012 SharePoint Conference (英語) にご参加ください。最大かつ最高のイベントになるでしょう。急速に成長する SharePoint コミュニティに接続してベスト プラクティスを学ぶことができる絶好の場所です。このプレビューと比較して、優れた新製品の詳細をいくつかイベントで共有する予定です。

お読みいただき、ありがとうございました。
Jeff Teper
SharePoint 担当副社長

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「The New SharePoint」をご覧ください。


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