Windows 8 アプリの開発に使用するツール


HTML + JavaScript を使用した WSindows ストア アプリの開発方法について書いています。

この記事から読み始める方々のために補足しておきますと 「Windows ストア アプリ」 とは Windows 8 の、かつて Metro と呼ばれた新しい UI上で動作するアプリケーションのことを言います。

なお、以下は前回までの投稿記事となりますので、まだお読みになっていない方はこれからの記事を読む前にぜひご覧ください。

 

Windows ストア アプリ (HTML + JavaScritp) を開発するためのツール

今回は Windows ストア アプリを開発するためのツールについて紹介します。

Windows ストア アプリは、C++、C、VB、C#、JavaScript のいずれかの言語を使用して開発を行うことができますが、使用するツールと環境は同じです。

以下に Windows ストア アプリの開発に必要となるツールを紹介します。

Windows 8 (intel 用)

Windows ストア アプリを開発するには x86、x64 CPU で動作する Windows 8、もしくは Windows Server 2012 が必要です。

Windows ストア アプリの開発に使用する Visual Studio 2012 は、Windows 7、もしくは Windows Server 2008 R2 にもインストールし、デスクトップ アプリケーションに代表される従来のアプリケーションの開発を行うことができますが Windows ストア アプリを開発することはできません。

Windows 8 OS がインストールされたコンピューターを用意するか、開発環境のホスティングサービス等をご利用ください。

 

<参考> プラットフォームの互換性とシステム要件
http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/products/compatibility

Visual Studio 2012

Windows ストア アプリの開発には Microsoft Visual Studio 2012 を使用します。

Microsoft Visual Studio は、複数の開発製品をまとめた “開発製品スイート” であり、ハードウェアと密接に関係するデバイスドライバーから Web アプリケーションまで Windows OS 上で動作するあらゆるアプリケーションを開発することができます。

プラットフォームも PC 用にとどまらず、組み込み (Windows Embedded)、電話 (Windows Phone) 用の OS 上で動作するアプリケーションを開発することができます。

Visual Studio 2012 は用途に合わせ複数のエディションが用意されていますが、いずれのエディションでも Windows ストア アプリの開発が可能です。(※)

image(Visual Studio 2012)

<参考>エディションとの比較
http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/products/compare

(※) Windows ストア アプリの開発には Windows 8 OS が必要です。

 

また Visual Studio 2012 から Windows ストア アプリの開発に必要な機能のみ抽出した無償の Visual Studio Express 2012 for Windows 8 を使用することもできます。

 

<参考> Visual Studio 2010 Express
http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/downloads#d-2012-express

 

Visual Studio 2012 の基本的な使い方については、以下のドキュメントをご参照ください。

 

Visual Studio でのアプリケーション開発
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/h8w79z10.aspx

 

その他、Visual Studio 2012 以外のエディタでの開発について

Visual Studio を使用された経験のない Web 制作者の方々から、たまに「Visual Studio 以外のエディタで開発することができますか?」 という質問を受けることがありますが、不可能ではないものの、Windows ストア アプリのプロジェクトの構造、コンパイラの使い方、その他もろもろのことに精通していなければならないうえ、デバッガなども使えないのでお勧めできません。

 

Blend for Visual Studio

Windows ストア アプリの UI をグラフィカルに開発するためのツールです。

とくに Windows ストア アプリの JavaScript テンプレートは、Visual Studio 2012 では UI のデザイン画面を表示する機能を搭載していないので、GUI で UI のデザインを行いたい場合は Blend for Visual Studio を使用します。

Blend for Visual Studio は単体でインストールする必要はなく、Visual Studio 2012 をインストールすると一緒にインストールされます。

image(Blend for Visual Studio 2012)

 

Blend for Visual Studio についての使い方などの関する詳しい情報につきましては、以下のドキュメントをご参照ください。

 

Blend for Visual Studio
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/xaml/jj129478.aspx

 

シミュレーター

Windows 8 タブレット マシンの動作をシミュレートするシミュレーターです。

タッチ、ズームイン/ズームアウト、画面の回転、解像度の変更、GPS などの機能をシミュレートできるので、タッチデバイスやタブレット マシンや、解像度の異なる複数のデバイスを持っていなくてもある程度のテストや動作検証を行えるようになっています。

image(シミュレーター)

 

シミュレーターは、それ自体を単体でインストールする必要はなく、Visual Studio 2012 をインストールすると一緒にインストールされます。

また起動は、Visual Studio 2012 のツールバーから行います。

image(Visual Studio 2012 のシミュレーターの起動メニュー)

 

なお、シミュレーターの使い方についてのより詳しい情報は、以下のドキュメントをご参照ください。

 

シミュレーターでのアプリの実行
http://msdn.microsoft.com/library/windows/apps/hh441475.aspx

 

まとめ

今回は Windows ストア アプリを作成するのに使用する開発ツールについて紹介しました。

これら開発ツールを用途に応じて使用することで効率の良い開発作業を行うことができます。

 

次回は Windows ストア アプリのひな形となる、Visual Studio 2012 が提供するプロジェクト テンプレートについて紹介します。

 

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