Office 2016 クイック実行形式 16.0.7341.2032 以降で Microsoft.Vbe.Interop.Forms を参照するプログラムでエラー

こんにちは、Office 開発サポート チームの中村です。 今回の記事では、.NET Framework 上で動作するアプリケーションからの Office オートメーションや VSTO ソリューションで、Microsoft.Vbe.Interop.Forms が参照できないことによってエラーが発生する動作について記載します。 2018/1/26 Update 本問題について修正を公開したため「4. 対処方法」を更新しました。   1. サマリ Office 2016 クイック実行形式の 16.0.7341.2032 以降のバージョンで、Microsoft.Vbe.Interop.Forms がグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) に登録されなくなりました。この影響で、このバージョン以降の Office 2016 の利用時に、GAC に Microsoft.Vbe.Interop.Forms が存在しない状況が生じる場合があります。 この動作のため、Microsoft.Vbe.Interop.Forms を利用する .NET Framework 上で動作するアプリケーションで PIA 埋め込みを行っていない場合に、この環境では GAC から Microsoft.Vbe.Interop.Forms アセンブリを読み込むことができず、エラーが生じます。   2. 現象詳細 Office PIA (Office プライマリ相互運用アセンブリ) には、ActiveX コントロールへのアクセスに利用する Microsoft.Vbe.Interop.Forms アセンブリ…


[オートメーション / VSTO] .NET での Office ソリューション開発時の開発環境のバージョン選定 (最新版)

こんにちは、Office 開発 サポート チームの中村です。 今回は、C# や VB.NET を使って .NET Framework 上で動作する Office をオートメーションするプログラムや、VSTO でOffice ソリューション (アドインや、プログラムが組み込まれた Office ファイル) を作成するときに必要な環境構成について記載します。 過去の投稿で、当時の製品でのバージョン選定について記載していましたが、古い情報になってしまいましたので、本記事では、現在サポートされる製品バージョンについての最新情報を記載したいと思います。動作の仕組みの説明などは、過去の投稿で詳しく説明していますのでぜひ合わせてご参照ください。 2017/7/14 Update Visual Studio 2017 と .NET Framework 4.7 の情報を追記しました。 2018/1/16 Update 「表2. VSTO 開発環境の組み合わせ」の実行環境で利用される VSTO Runtime と Office のバージョンの組み合わせを表内に追記しました。   目次 1. 導入 – 開発環境に必要なもの 2. Office オートメーションの場合 3. VSTO ソリューションの場合 4. その他構成に関する注意点 5. 参考資料…