12/17(木) 第2回 Windows 10 UWP Developer Workshop に向けて

12月17日(木) に「UWP の基礎や UWPを意識した UI 設計の方法から、音声認識アシスタント Cortana とアプリの連携の実装、さらにストアでのマネタイズの手法まで、アプリの開発から公開までに必要なすべての内容を 1 日で学ぶこと」を目的とした、「1 日で Windows 10 に対応したアプリ開発手法が習得できるハンズオン~ Windows 10 UWP Developer Workshop 【第 2 回】」ハンズオン セミナーが開催されます。

事前準備について、こちらでも説明させていただいておりますので、ご一読し準備作業の程お願いいたします。

既に Windows 10 + Visual Studio 2015 環境をご用意いただいている方も、必要な機能が入っていないこともありますので、セミナーの2日前には確認し必要に応じて機能追加のインストールを行ってください。

 

実習用 PC

Windows 10 がインストールされた PC をご用意ください。

ハードウェアとしては、タッチ対応やペン対応の PC をご用意いただくと、「More Personal Computing – Cortana, Windows Hello etc,」の演習にてタッチ操作・ペン・マウスそれぞれの操作で Ink 機能の確認ができますので、おすすめです。もちろん、ペンやタッチ対応しておらず、マウスの環境でも Ink 機能は利用できますので、安心してください。

なお、Windows 10 日本語版にコルタナが正式実装されたのは、Windows 10 November Update (別名 Windows 10 バージョン 1511 (OS ビルド 10586)) からとなります。インストールされた OS のバージョン確認には、winver.exe を実行して下さい。

image

(本画像は Insider Preview Fast Ring のため ビルドが 10586.17 となっております)

Windows Update を通じて Windows 10 へのアップデートインストールを行いますが、OS インストールメディア(DVD, USB, ISO) を作成する場合はメディア作成ツールを実行してください。

(追記) OSインストール後に、[スタート] - [設定] – [更新とセキュリティ] – [開発者向け] を選択し、右ペインにて [開発者モード] にチェックを入れてください。

image

 

Visual Studio 2015 のインストール

Visual Studio 2015 は有償版の Enterprise Edition/Professional Edition 、無償版の Community Edition のいずれかをインストールしてください。ただし、インストールの際、以下の3つのオプションを必ず選択してください。

  • Microsoft SQL Server Data Tools
  • Web Developer Tools
  • ユニバーサル Windows アプリ開発ツール

image

「Microsoft SQL Server Data Tools」と「Web Developer Tools」は、「クラウドのパワーを活用したアプリ開発手法」の演習で必要となる、Azure SDK の前提環境です。

既に Visual Studio 2015 をインストール済みの方は、コントロールパネルを起動し、「Visual Studio 2015」を選択、[変更] をクリックし上記3つの機能を追加してください。

image

後から機能を追加するのは、整合性確認などにより非常に時間がかかる場合があります。セミナーの2日前には確認してください。

 

Azure SDK のインストール

Azure SDK をインストールします。「クラウドのパワーを活用したアプリ開発手法」の演習で必要な SDK です。

Azure SDK とツールのダウンロード のページより、[SDK] –> [.NET] –> [VS 2015] をクリックし、Visual Studio 2015 用 SDK for .NET (VWDOrVs2015AzurePack.exe) をダウンロードし実行することで、インストールが行われます。

image

 

Microsoft Universal Ad Client SDK のインストール (オプション)

「Windows ストアへのアプリ申請とマネタイズ方法」演習には、Microsoft Advertising (および Ad Mediation/広告仲介) からの広告をアプリに組み込むための「Microsoft Universal Ad Client SDK」のインストール作業が含まれています。

演習作業の中でインストールを行ってもよいのですが、事前にインストールを行っておくと、コード記述に集中できます。

インストールを行う際、Visual Studio を起動し拡張機能を検索する機能を用いて SDK を検索しインストールします。

インストール手順は、[ツール] – [拡張機能と更新プログラム] を選択し、「拡張機能と更新プログラム」ダイアログの左ペインで [オンライン] を選択します。ダイアログ右上の検索ボックスに「Microsoft Universal Ad」を入力すると「Microsoft Universal Ad Client SDK」が表示されますので、[ダウンロード] をクリックし、インストール作業を進めます。

image

 

まとめ

以下、インストール先のまとめです。

 

Windows 10 と Visual Studio 2015 、関連 SDK のインストールは一定の時間がかかります。なるべく早めに準備を行い、万全の態勢で当日の演習をお楽しみください。

当日皆さまにお会いできることを楽しみにしています。お待ちしております。