WSL の bash コンソールのカスタマイズあれこれ①

Windows Subsystem for Linux (WSL) の bash コンソールも、通常の Linux のコンソール同様にカスタマイズすることが可能です。

カスタマイズするにあたっていろいろとお作法を勉強したので、備忘録がてら書き留めておきます。

まずは、設定変更の前にエディタを使いやすくしてみました。これ、いろいろやり方考えたんですが結局 wget  で元ファイルだけ持ってきてもエラーになるので git clone  したほうが一番早かったです。

余分な git が入っちゃうというポイントがあるのですが...ま、やりたいことと本質的にずれてはいないからありかなと。

 

vim のフォントカラーの変更

たまたま使っていた端末のディスプレイのせいだと思うのですが、正直なところコマンドプロンプトから起動したばかりの bash は色の組み合わせが悪く、設定ファイルも見づらかったので、標準エディタの vim の色設定を変更しました。

テーマの代表的なものに、Twilight, badwolf, Molokai などがありますが、今回はこの Molokai にしてみました。

デフォルトのフォントカラー ...読みづらい(´・ω・`)

2016-09-06_14h28_01

カラーテーマをダウンロードして配置します。

 sudo mkdir ~/.vim
sudo mkdir ~/.vim/colors


sudo apt-get install git
git clone https://github.com/tomasr/molokai
cd ~/.vim/colors
mv molokai/colors/molokai.vim ~/.vim/colors/

.vimrc ファイル(設定ファイル)を編集します。

 vi ~/.vimrc

syntax on
colorscheme molokai
set t_Co=256

2016-09-06_14h31_55

カラフルで見やすくなりました!

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