Hyper-V でもリンククローンできちゃう InvokeV Container Manager でました

Hyper-V でリンククローン キーワードだけ聞くとなんのこと?と思われる方も多いかと思います。確かに、Hyper-V 単体の環境ではクローンとなる仮想マシンの作成はおろか、複数の子仮想マシンをもつようなリンククローンの構成を構築することはかなり複雑な手順が必要でした。 ですが、これからは違います。 MVP の樋口さんが InvokeV Container Manager というツールを公開されました。このツールが秀逸なので備忘録がてらご紹介します。 ツールの詳細は下記リンクをご覧ください。 https://github.com/InvokeV/InvokeV-Container   何ができるのか? ・Hyper-V 環境でリンククローンの仮想マシンが作れちゃいます。 ・PowerShell だけじゃなくて、GUI でも操作できちゃいます。 ・イメージ作成しておいて、クローン作製を簡単にできちゃいます。   ぜひ使ってみてくださいね。 https://github.com/InvokeV/InvokeV-Container   ステマっぽくてすみません。でも、使ってもらって少しでも快適な Hyper-V 環境を実現してくださいませ。 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Windows ADK のインストール方法(簡易版)

Windows ADK とは、Windows Assessment and Deployment Kit の略で Windows のインストールイメージを作成するツールです。 Nano Server のデプロイイメージを作る際に事前にインストールしておく必要がありますので、今回は Nano Server の環境構築を行ったときの状況を備忘録がてら記載しておきます。 Windows ADK は、こちらのリンクからダウンロードすることができます。私の環境 Windows 10 build 14393 では最新版の1511を使用します。 インストール手順はウィザードに従うだけですので、スクリーンショットを掲載しておきますね。       デフォルトでチェックボックスが入っているのは下記になります。明らかに不要なもの(今回の場合は App-V や UE-V など多数あります)は省いてインストールしましょう。 イメージ作成のための準備のひとつが終わりました。   【参考リンク】 Download the Windows ADK https://developer.microsoft.com/en-us/windows/hardware/windows-assessment-deployment-kit 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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WSL の bash コンソールのカスタマイズあれこれ①

Windows Subsystem for Linux (WSL) の bash コンソールも、通常の Linux のコンソール同様にカスタマイズすることが可能です。 カスタマイズするにあたっていろいろとお作法を勉強したので、備忘録がてら書き留めておきます。 まずは、設定変更の前にエディタを使いやすくしてみました。これ、いろいろやり方考えたんですが結局 wget  で元ファイルだけ持ってきてもエラーになるので git clone  したほうが一番早かったです。 余分な git が入っちゃうというポイントがあるのですが…ま、やりたいことと本質的にずれてはいないからありかなと。   vim のフォントカラーの変更 たまたま使っていた端末のディスプレイのせいだと思うのですが、正直なところコマンドプロンプトから起動したばかりの bash は色の組み合わせが悪く、設定ファイルも見づらかったので、標準エディタの vim の色設定を変更しました。 テーマの代表的なものに、Twilight, badwolf, Molokai などがありますが、今回はこの Molokai にしてみました。 デフォルトのフォントカラー …読みづらい(´・ω・`) カラーテーマをダウンロードして配置します。 sudo mkdir ~/.vim sudo mkdir ~/.vim/colors sudo apt-get install git git clone https://github.com/tomasr/molokai cd ~/.vim/colors mv molokai/colors/molokai.vim ~/.vim/colors/ .vimrc ファイル(設定ファイル)を編集します。…


Windows Subsystem for Linux 概要

先日から自由研究テーマで何度かこのブログでも取り上げさせていただいた Bash on Ubuntu on Windows は Windows Subsystem for Linux (以下WSLと記載します。)の一機能として提供されている distro agnostic (うまい訳語がないのですが、システムに対してリスクや競合がない状態でインストール可能という感じの意味です)なLinux 互換のサブシステムです。   WSLの仕組み WSL は Windows カーネルの新機能で、Anniversary Update でもプレビュー扱いの機能です。インパクトの強さからか、Bash on Ubuntu on Windows ばかりがフォーカスされがちですが、WSL のインターフェイスとして Bash on Ubuntu on Windows  が利用できるというイメージのほうが適切です。 WSL の仕組みは下図のように Linux 互換のシステムコールがユーザーモードで動作している Ubuntu 上の Bash や GC++、Ruby などのエンドポイントからアクセスできるというものです。fork() をはじめとする多数のLinux のシステムコールをサポートしています。(ここでいうサポートは機能としてついているというもので、製品機能としてはプレビューです。ややこしくてすみません。)     できることとできないこと まず、最初にご理解いただきたいのは、この機能はあくまでベータの機能なので、商用環境での使用はご遠慮ください。できることは多数ありますが、実際に動かしてみたものとしては Bash apt-get git…


Bash Shell on Windows 10 再インストール方法

お恥ずかしい話。うっかりものの私はインストール時に設定したパスワードを失念しちゃいました。 自分の手が覚えてそうなパスワードをランダムで実行するというクラックを何度か試みたのですが、自分って思ってたよりもセキュアらしくて結局パスワードを当てることはできませんでした(´・ω・`) いろいろなドキュメント探したのですが、ユーザーを追加しようにも、パスワード再設定しようにも管理者権限が無いと操作不能だったので、Windows Subsystem for Linux を再インストールすることぐらいしかできません。 今回は、Windows Subsystem for Linux の再インストールの手順について書いてみます。   1.コマンドプロンプトを起動します。 Windows Subsystem for Linux を削除します。 lxrun /uninstall   Windows Subsystem for Linuxをインストールします。 lxrun /install 初回インストール時同様に、既定のUNIXユーザー名とパスワードをプロンプト画面で入力します。   本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Bash Shell on Windows 10 Anniversary Update インストール

以前、Bash on Ubuntu on Windows を早速触ってみました。というブログエントリを書いたのですが、その時はまだ Insider Preview の環境でした。 先日 Anniversary Update が出て、なぜだか降ってこなかった私の環境にも(原因がわかり)無事アップデートすることができたので、大手を振ってAnniversary Update での設定方法について説明したいと思います。 個人的には、Bash Shell が使える ⇒ SSH クライアントがコマンドプロンプトから使える ⇒ Linux の環境が容易に触れる (*’▽’) というメリットの図式しか無いので、もう設定しない理由は無いという感じです。   前提環境: Windows 10 Anniversary Update – build 14393 (2016年8月2日に利用可能、Insider Preview の 14316 以降でも可。) x64 ベースのプロセッサ ( AMD / Intel x64 互換CPU )   確認方法(一例) スタート → 設定 → システム → バージョン情報 もしくは、Windows + R → cmd…


Bash on Ubuntu on Windows を試すときのポイント

前回のブログエントリでは、動いたことがうれしくて単なる手順になっていましたが、一晩頭を冷やして同僚のみなさんとディスカッションするといろいろなことがわかってきました。 正直なところ、Insider PreviewのFastで展開されているものなので、アルファ版というかベータ版というかとにかく製品としては実装したてのよちよち歩きなものです。今後の実装で変わる可能性がありますので、今日現在での好奇心を満たすための確認という位置づけでお願いします。 要望や開発に携わりたい方はGitHubのほうにアクセスしてみてください。   1.どこのフォルダがマウントされているのか見てみよう コマンドプロンプトから起動してみます。 ls コマンドを叩くと、一覧表示されるのですが隠しフォルダが青く表示されているのが隠しフォルダ。 グリーンに青抜きで表示されているのが通常アクセスできるフォルダ。 グリーンの文字で表示されているのがOSで使われているフォルダという感じで確認できます。   スタートメニューから起動した場合は、/root になります。Windows環境には本来存在しないはずのファイルやコンポーネントが存在しています。   2.ps コマンドを実行してみる。   3.root@localhost としてログインしているようだが、管理者権限のないユーザーでログインしてみる。 コマンドプロンプトでbash と実行したところ、インストールしようとしました。今のところはユーザー単位のインストールのようです。   4.実際のUbuntuのマシンと比較してみる Azure Market Place にあるイメージを使えば簡単につくることができるので比較することが簡単にできます。   5..bashrc をカスタマイズしてコマンドの戻り値をわかりやすく表示する。 久森さんがGitHubにすてきなサンプルを提供していらっしゃいました。コマンドが成功するとニコニコ。失敗すると残念顔。というものです。 ぜひご利用ください。   番外編:インストールが正常終了したのに、「Error:0x80070057」が表示されてbash が起動しない(スタートアップメニューから叩いても起動して瞬間にエラー終了しているようにみえる)場合の対処法。 コマンドプロンプトのウィンドウを右クリック→Propertiesを開きます。 “Use legacy consore (requires relaunch)” にチェックが入っている場合は外します。   参考リンク:https://github.com/Microsoft/BashOnWindows/issues/7 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Bash on Ubuntu on Windows を早速触ってみました。

今年の //build で発表され、かなりの方がご興味を持っているであろうBash on Ubuntu on Windows ですが、漸く私の手元の環境にも対応しているWindows insider preview である14316 が落ちてきたので早速さわってみました。 これから触るひとのために、手順を簡単にまとめましたのご参考にどうぞ。 このビルドをお試しいただく場合は、「国または地域」を「United States」、「言語」を「English (United States)」が最上位にしておくことをおすすめします。   1.「Start」→「Settings」→「Update & security」を開きます。   2.左側のメニューで一番下の「For developers」をクリックして、「Developer mode」にチェックが入っていることを確認します。   3.スタートメニューで「Turn Windows Features on or off」をクリックします。   4.「Windows Subsystem for Linux (Beta)」にチェックを入れて「OK」をクリックします。   5.再起動を要求されますので、必ず再起動してください。   6.再起動後にコマンドプロンプトもしくはPowerShellのプロンプトで「Bash」を実行します。 ※ベータの機能であること、Ubuntu on Windows をインストールする旨の確認が入るので「y」と入力します。 入力すると、Windows store からのダウンロードおよびインストールが開始されます。(ネットワークの回線速度および、PCのスペックによって数分~かかります)Installation successful!と表示されれば成功です。 稀に失敗することがありますが、原因等は不明です。試される場合はクリーンインストール可能な環境や仮想マシンで実施されることをおすすめします。   7.インストールが終わると、スタートメニューから「Bash on Ubuntu…


UWP ことはじめ

私はいろいろなHello Worldしなきゃいけないのですが、取り急ぎやらなくちゃいけないリストのトップ10に入っているのがこのUWPことUniversal Windows Platformです。 UWPにはいろいろな特徴があるのですが、ざっくりひとことでいうと「OSではなくデバイスファミリを対象に動作可能な単一のアプリ実装テクノロジ」というところでしょうか。(ひとことで言いづらい。) Windows 10(まだ、時々手をつなぐぐらいの清い仲です。)で実装されたのですが、概要を勉強しているだけでも結構ムネアツなのです。   UWPの最大メリットは「OSとの分離」だと思います。 これまでのWindowsアプリはOS側のDLLやレジストリに爪痕を残して、その部分と連携して動作していました。なので、OSのバージョンがXPから7、7から8など大幅に変わるとそのままでは動作しないことも数多くあり、アプリの寿命がOSの寿命に引きずられることもありました。 そのため、OSとの依存性を断ち切る手段として、古くはThinstall、今でいうVMware ThinAppのようなアプリ仮想化を行うサードパーティーのソリューションが存在していたりしました。 レガシーアプリをなんのエンハンスもないのにOSのためだけに可搬性をよくしたいという話であればこのようなソリューションは有効だと思いますが、前向きなソリューションとはいいがたいです。(なんだか元カレをDisっている気分です…) UWPはアプリをインストールするときに「APPX」パッケージを使うのですが、これが前述のThinAppでカプセル化するのに近い特性をもっていて、「OSとの分離」がなされています。 ということは、レガシーなアプリは可搬性を担保するためにサードパーティのソリューションが必要ですが、これからつくるアプリはその必要がなくなるということを示唆しています。 これって、すごくないですか? 私は正直なところ、驚きました。   MSDNライブラリにわかりやすいドキュメントがありますので一緒にはじめませんか? https://msdn.microsoft.com/library/windows/apps/dn726767.aspx   ※コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Windows 10 IoT Core を Raspberry Pi2にインストールしてみたら簡単すぎて拍子抜けした

Hello World する題材がやまほどあるのですが、お仕事で比較的急ぎで必要になったのでセットアップしてみました。 やり方を書いたコンテンツは結構、ネット上に転がってはいたのですが情報がTech Preview時代のものだったり、わずかに古い情報でまるっと参考になるものがなかったので今回行った手順を簡単に画面キャプチャとっておきました。 今の時点での最新情報となります…が、簡単すぎて拍子抜けします。 【設定環境】 Windows 10のノートPC+USBの外付けmicro SD ドライブ+インターネット接続環境 Raspberry Pi2 + micro SD ドライブ 【実施手順】 1.Windows 10 IoT Core Dashboardを下記リンクからダウンロードします。 http://ms-iot.github.io/content/en-US/Downloads.htm   2.ダウンロード後にDashboardを起動します。 左側のメニューで「新しいデバイスのセットアップ」を選択し、デバイスの種類のところに「Raspberry Pi2」を選択します。 真ん中のデバイスは外付けMicroSDを指しているか確認。 ソフトウェアライセンス条項に同意をしたら、「ダウンロードとインストール」を選択します。   3.MicroSDカード(私の場合、特にクリーンナップしていなかったので)の上書きの警告が出るので、「続ける」を選びます。 4.コマンドプロンプトが起動して、書き込みのステータスをプログレスバー的な表示で知らせてくれるので少し待ちます。 私の場合はコーヒー1杯飲むくらいの時間で完了しました。 すべて終わると、下記のキャプチャのような内容が表示されます。   これだけ。過去の手順にあったような、MicroSDのスロット番号の確認とかコマンドラインでの操作は一切なしでできました。 簡単すぎる…IoTデバイスとして大量セットアップするときはどうするのかなとふと疑問に思いましたが、このmicroSDをコピーしちゃえばいいのではないかな思いました。 簡単すぎて拍子抜けしてしまいました。 ※コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。