Surface Studio で USB ドライブから Windows を展開する場合の注意点


こんにちは。Surface 法人向けサポート担当の岩松です。

 

Surface Studio は、「ハイブリッド ドライブ」という構成を採用しており、USB ドライブから Windows を展開する際、予期せぬ動作になることがあります。

本記事では、その際の注意点について、弊社開発部門で公開している英文記事の要旨を日本語でご紹介します。

 

Deploy Windows from USB drive to Surface Studio

 

なお、Microsoft Deployment Toolkit  (MDT)  を Surface Studio の展開にご利用いただく場合は、以下の記事もあわせてご参照ください。

 

Deploy Surface Studio using MDT

 

 

シナリオ #1: Windows 10 を USB drive からインストールする

このシナリオは、USB ドライブに Windows 10 のソース ファイルを入れて、 (Surface Studio は RS1 以降が必要です)  そのドライブからブートし Surface Studio にインストールします。 これは、とてもシンプルなシナリオでですが、Surface Studio ではいくつかの追加的な操作が必要です。

このシナリオを実行するには、Windows が起動する INSTALL.WIM と同様に、セットアップが起動する BOOT.WIM にドライバーをインストールしておく必要があります。

前提条件:

  • 最新の Windows ADK がインストールされている。
  • 最新の Surface Studio .MSI がダウンロードされ展開されている。
    • msiexec /a SurfaceStudio_Win10_15063_1701606_0.msi targetdir=C:\SurfaceStudioDrivers /qn
    •  Note: MSI ファイルを展開する際、targetdir(展開先)は MSI ファイルがあるフォルダーとは別にします。
  • Windows 10 Version 1607 (またはそれ以降) の ISO ファイルの内容が USB ドライブ E:\ にコピーされている。

ステップ:

  1. ブートイメージを index #2 でマウントする。(ここからセットアップが起動します。)
    • DISM /MOUNT-IMAGE /IMAGEFILE:E:\SOURCES\BOOT.WIM /INDEX:2 /MOUNTDIR:C:\MOUNT
  2. Intel Chipset SATA Raid Controller driver(iastora.sys) をブートイメージに追加する。
    • DISM /IMAGE:C:\MOUNT /ADD-DRIVER /DRIVER: C:\SURFACESTUDIODRIVERS\SURFACEPLATFORMINSTALLER\SURFACESTUDIO_WIN10_15063_1701606_0\DRIVERS\SYSTEM\RST_AHCI\IASTORAC.INF
  3. ブートイメージをアンマウントし、変更をコミットする。
    • DISM /UNMOUNT-IMAGE /MOUNTDIR:C:\MOUNT /COMMIT
  4. install.wim イメージをマウントする。
    • DISM /MOUNT-IMAGE /IMAGEFILE:E:\SOURCES\INSTALL.WIM /INDEX:1 /MOUNTDIR:C:\MOUNT
  5. Intel Chipset SATA Raid Controller driver(iastora.sys) をインストール イメージに追加する。
    • DISM /IMAGE:C:\MOUNT /ADD-DRIVER /DRIVER: C:\SURFACESTUDIODRIVERS\SURFACEPLATFORMINSTALLER\SURFACESTUDIO_WIN10_15063_1701606_0\DRIVERS\SYSTEM\RST_AHCI\IASTORAC.INF
  6. install.wim をアンマウントし、変更をコミットする。mit changes
    • DISM /UNMOUNT-IMAGE /MOUNTDIR:C:\MOUNT /COMMIT

上のステップは、特にストレージ コントローラーのドライバーのためのものです。Windows を一度インストールした後なら、.MSI ファイル全体をインストールし、他の Surface Studio のドライバー全部をインストールすることができます。

 

 

シナリオ #2:  一般的な Windows PE イメージの作成

もし、他の展開ツールを使用しており、Windows PE を利用する場合も、手順はおおむね同じです。以下の手順で、Surface Studio をサポートする一般的な Windows PE イメージを作成することができます。

  1. Windows PE イメージの作成
    • COPYPE.CMD AMD64 C:\WINPE_X64
  2. Windows PE イメージのマウントimage
    • DISM /MOUNT-WIM /WIMFILE:.C:\WINPE_X64\MEDIA\SOURCES\BOOT.WIM /INDEX:1 /MOUNTDIR:C:\WINPE_X64\MOUNT
  3. Intel Chipset SATA Raid Controller driver(iastora.sys) を WinPE のブート イメージに追加する。
    • DISM /IMAGE:C:\WINPE_X64\MOUNT /ADD-DRIVER: C:\SURFACESTUDIODRIVERS\SURFACEPLATFORMINSTALLER\SURFACESTUDIO_WIN10_15063_1701606_0\DRIVERS\SYSTEM\RST_AHCI\IASTORAC.INF
  4. イメージをアンマウントする
    • DISM /UNMOUNT-WIM /MOUNTDIR:C:\WINPE_X64 /COMMIT
  5. USB Windows PE イメージを作成する。
    • MAKEWINPEMEDIA /UFD C:\WINPE_X64 E:

 


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