Surface Pro 3 の プリインストール版 OS とボリュームライセンス版 OS の電源設定の違い


 

こんにちは。Surface 法人向けサポート担当の岩松です。

 

Surface Pro 3 を含む ノート PC やタブレットでは、バッテリーでの運用を行うための設定項目が設けられています。

プリインストール版の OS で使用している Surface Pro 3 と、ボリューム ライセンス版からカスタム イメージを展開した場合とでは、初期設定が異なります。

 

この記事では、設定項目のどこに違いがあるのか、また、それをプリインストール版と同様の設定にする方法をご案内します。

 

設定項目の相違点

 

相違点の一覧はこちらになります。

 

以下、主な違いと設定方法をご紹介します。

 

バッテリー消耗の警告

 

Surface Pro 3 では、バッテリー残量が一定以下の水準に下がると警告を表示し、さらに水準が低下すると、自動的に休止状態に移行します。

 

「電源オプション」の詳細設定から、以下の 3 種類のタイミングの設定が可能です。

 

↓「低残量バッテリ」   バッテリ残量低下の警告を表示

↓「省電源移行バッテリ」   再度警告を表示

↓「バッテリ切れ」             システムを自動的に休止状態に移行

 

これらの設定値は、それぞれ以下のように設定されています。

 

「低残量バッテリ」→「省電力移行バッテリ」→「バッテリ切れ」の水準

プリインストール版:   10% → 7% → 5%

ボリューム ライセンス版:  6% → 4% → 2%

 

ボリュームライセンス版の設定をプリインストール版同様にすると、バッテリーが大幅に消耗する前に警告の表示や休止状態への移行が行われるようになります。

 

—-設定方法

 

1. Win + X キーでクイック設定メニューを開きます。

2. 「電源オプション」を選択し、既定の「バランス」プランで「プラン設定の変更」を選択します。

3. 「詳細な電源設定の変更」ウィンドウで、「バッテリ」項目を展開し、「低残量バッテリのレベル」

 「省電源以降バッテリレベル」「バッテリ切れのレベル」の設定値を変更します。

(バッテリ駆動、電源に接続時について、それぞれ設定)

 

また、この設定変更はコマンドでも実行できます。参考までにサンプルを記載します。

 

<コマンド>

—- ここから

REM 低残量バッテリのレベルを変更: 10%

powercfg /setdcvalueindex SCHEME_CURRENT SUB_BATTERY BATLEVELLOW 010

powercfg /setacvalueindex SCHEME_CURRENT SUB_BATTERY BATLEVELLOW 010

 

REM 省電力移行バッテリ レベルを変更: 7%

powercfg /setdcvalueindex SCHEME_CURRENT SUB_BATTERY f3c5027d-cd16-4930-aa6b-90db844a8f00 007

powercfg /setacvalueindex SCHEME_CURRENT SUB_BATTERY f3c5027d-cd16-4930-aa6b-90db844a8f00 007

 

REM バッテリ切れのレベルを変更: 5%

powercfg /setdcvalueindex SCHEME_CURRENT SUB_BATTERY BATLEVELCRIT 005

powercfg /setacvalueindex SCHEME_CURRENT SUB_BATTERY BATLEVELCRIT 005

 

powercfg /setactive SCHEME_CURRENT

—- ここまで

 

コマンドが正常に機能したかは、 powercfg /qh コマンドで確認することができます。

 

休止状態に移行するまでの時間

 

別記事にて詳しくご説明しておりますので、そちらをご参照ください。

 

Surface Pro 3 のスリープ中に休止状態に移行させ、バッテリー消費を抑制する設定

 

その他

 

以下の項目の設定に違いがあります。それぞれ、下記のコマンドでプリインストール版と同じ設定にすることが可能です。

 

—- ディスプレイの明るさ: 50% に設定

powercfg /setacvalueindex SCHEME_CURRENT 7516b95f-f776-4464-8c53-06167f40cc99 aded5e82-b909-4619-9949-f5d71dac0bcb 50

powercfg /setdcvalueindex SCHEME_CURRENT 7516b95f-f776-4464-8c53-06167f40cc99 aded5e82-b909-4619-9949-f5d71dac0bcb 50

 

—- 自動輝度調整を有効にする: オフに設定

powercfg /setacvalueindex SCHEME_CURRENT 7516b95f-f776-4464-8c53-06167f40cc99 fbd9aa66-9553-4097-ba44-ed6e9d65eab8 0

powercfg /setdcvalueindex SCHEME_CURRENT 7516b95f-f776-4464-8c53-06167f40cc99 fbd9aa66-9553-4097-ba44-ed6e9d65eab8 0

 

—- ACPI Link Power Management – HIPM /.DIPM: HIPM + DIPM に設定

powercfg /setacvalueindex SCHEME_CURRENT 0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442 0b2d69d7-a2a1-449c-9680-f91c70521c60 2

powercfg /setdcvalueindex SCHEME_CURRENT 0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442 0b2d69d7-a2a1-449c-9680-f91c70521c60 2

 

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