Imagine Cup 2015 日本代表は”風”を使ったソリューション。香川高専の『すくえあ (SCREEN feels AIR.)』に決定!!


7月27日より、米国・シアトルで開催されるImagine Cup 2015世界大会に挑む日本代表を選出する日本予選大会が4月11日に開催されました。会場となったのは羽田空港国際線旅客ターミナルの4階に位置するTIAT SKY HALL。実は会場には、もう一箇所候補があったのですが、空港が持つ独特の高揚感を感じ、ここから世界に打って出たいと感じて欲しい、そんな想いからこの会場に決定しました。こうして日本大会を終えてみて、あの会場にして良かったなと改めて思っています。

日本予選大会では10分のプレゼンと5分の質疑応答の審議によって部門賞を選出し、さらに部門賞の3チームとの公開審査によって最優秀賞、すなわち日本代表を決定しました。このプロセスとその審査基準は世界大会の方式に則っています。審査にはImagine Cupの主幹部門であるデベロッパー エクスペリエンス&エバンジェリズム統括本部の責任者である伊藤、スタートアップのビジネスを牽引する砂金、Office関連製品の開発プログラムマネージャーを務める鵜飼のほかに、ITの未来と可能性を信じ、学生に近い感性とグローバルな感覚を持っているみなさま -産業技術総合研究所の後藤さま、明治大学の秋岡さま、ライフイズテック株式会社の水野さま、株式会社ギブリーの新田さまにご協力をいただくことができました。この場を借りて、お礼申し上げます。

オープニングではインタラクションデザイナー、映像演出家、VJなどの肩書きを持つアーティスト、Takuma NakataさんにSurface Pro、Kinect、Leap Motionを使ったパフォーマンスをしていただきました。

昨年から6作品増えて、全57作品の応募となった今年の日本予選大会は、作品のアイデア、技術レベル、プレゼンテーション、質問への受け答え、全てが過去最高のクオリティだったと思います。

ゲーム部門:インタラクティブな遊びの体験を与えるゲームコンテンツが対象

Fleeting Light/絆/トライデントコンピュータ専門学校
一台のタブレットを2名で向かい合わせで持って、協力し合いながら進めるプレイスタイルの提案が新鮮でした。4人の「絆」がしっかりと伝わったプレゼンも素敵でしたね。言語や国籍に関係なく遊べる点も、ゲーム部門賞に選出された理由の一つです。

PicGather/Creative House/バンタンゲームアカデミー
子どもの「知育」をテーマに取り組んだゲームで、絵を描く楽しさとその描いた絵をゲーム空間に持ち込んで育てるという発想がユニークでした。

TWIDIVER/RTableProject/HAL 大阪
プラン、プログラミング、デザイン、ミュージックの精鋭が集まって、自分たちが遊びたいゲームを作りたかったというだけあり、完成度の高さが圧倒的でした。

イノベーション部門:既成概念や常識を打ち砕くサービス、テクノロジーの新しい使い方を提案するアプリ、最先端のテクノロジーを駆使したアプリなどが対象)

すくえあ (SCREEN feels AIR.) /すくえあ/香川高等専門学校
“風"をインターフェイスとするその発想とセンサーを自前で開発した技術力、シミュレーションするプログラミング力、のれんや風鈴、射的に活かしたコンテンツ力、力強いプレゼンに感銘を受けました。審議中にも「すくえあ」をプラットフォームにして、こんなビジネスに使えるのでは?あの会社にコンテンツを作らせたら楽しそう。そんな議論を呼んでいました。さらなる可能性を審査員全員が感じました。

P.M.Karaoke/MOOMAN/鳥羽商船高等専門学校
4色のカラーパンツで揃えた元気いっぱいのプレゼンがステキでした。KinectとWindows Phoneを組み合わせた等身大のプロジェクションマッピングを開発するに留まらず、実地検証を重ねてきた、その行動力も評価したいです。

Robograph/Robograph/大阪府立大学、同志社大学、立命館大学
世界的な自撮り棒のブームから、撮影するカメラそのものを被写体に合わせて動かしてしまおうという発想とそれを支える顔認識と制御の技術力がすばらしいですね。プレゼンでも触れられていたとおり、ドローンへの応用なども期待できます。

ワールドシチズンシップ部門:病気や自然災害、人権、貧困、情報へのアクセス、男女の平等といった社会問題を IT で解決するアプリ、サービスが対象)

CHILDHOOD/CHAMPIGNON/筑波大学
フランスでの学会のため、深夜から早朝にSkypeでプレゼンをしていただきました。ヘッドマウントディスプレーを子どもの視点に使うその発想はまさにワールドシチズンシップ部門の理念そのものです。3Dプリンタでグローブのパーツを作ったところもいいですね。

HackforPlay/HackforPlay/石川工業高等専門学校
爽やかなプレゼンが印象的でした。子どもたちにプログラミングの楽しさを知って欲しい、その熱意が気持ちよく伝わってきました。

jThird/Web3D Makers/新宿山吹高校、慶應義塾大学、東京大学
このプロジェクトに懸ける熱い想いが、その熱く個性的なプレゼンで会場中に響き渡っていましたね。Web3Dプログラミングを扱いやすくて、みんなに使って欲しい。このプラットフォームにはそんな可能性があると思います。

白熱した審査の議論の中で、先の審査基準に加えて、判断の拠りどころとなったのは「世界大会で優勝できるかどうか?」という点です。この12年間のImagine Cupの歴史の中で、2012年のシドニー大会での東京工業高等専門学校のソフトウェアデザイン部門 世界2位が過去最高位です。今年こそは優勝をしたい。そんな我々の想いを汲み取っていただいた審査員のみなさまとの審議の結果、ゲーム部門にFleeting Light、ワールドシチズンシップ部門にCHILDHOOD、イノベーション部門にすくえあ (SCREEN feels AIR.)、そして、最優秀賞にイノベーション部門にすくえあ (SCREEN feels AIR.)を選出させていただきました。

これから世界大会までの3か月間、日本マイクロソフトが総力を挙げて、チーム:すくえあの香川高等専門学校、山﨑 啓太さん、金子 高大さん、瀧下 祥さん、東山 幸弘さんをサポートしていきます。受賞コメントで山﨑さんから発せられた「本大会でも優勝してみせます」の宣言通り、優勝を狙いに生きましょう。

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