Imagine Cup 2015 日本予選大会 ゲーム部門

4月11日(土)に開催されるImagine Cup 2015 日本予選大会に参加するゲーム部門の3チームをご紹介します。全応募作品の中で半数に近い42%がこのゲーム部門への応募でした。

作品名:Fleeting Light チーム名:絆 メンバー:水野 沙織、クレメンス・ベルガー、角 威希、新宮 悠輔 (トライデントコンピュータ専門学校)

毎年、個性豊かなゲームをご応募いただいている名古屋の学校法人河合塾 トライデントコンピュータ専門学校の作品です。2012年のシドニー大会ではゲームデザイン部門のベスト5に入賞された経験があります。タブレットの"タッチ"という特性を活かした操作感とタブレットならではの協力プレイが楽しそうなゲームです。想定ユーザーに「言語の壁を乗り越えて、相手とのつながりを深めたいユーザー」とあるのはドイツからの留学生、クレメンスさんがメンバーにいるからかも知れませんね。チームメンバーのみなさんにはapplimと共催したHack fesにご参加いただきました。

作品名:PicGather チーム名:Creative House メンバー:山田 真充、杉本 圭次朗、細浦 稚菜、大友 毬衣 (バンタンゲームアカデミー)

こちらも2012年のシドニー大会でゲームデザイン部門のベスト10に入賞された経験があるバンタンゲームアカデミーからの応募です。ゲーム専門の学校に違わぬクオリティで、タブレット上で描いた絵がゲーム空間に登場、ゲームを通じて発想力、想像力、協調性を育てたいという作り手の気持ちが伝わってきます。アピールポイントにあるように国籍や老若男女を問わず楽しめそうです。

作品名:TWIDIVER チーム名:RTableProject メンバー:小野 将裕、牧山 拓斗、水嶋 悟史、福士 達哉 (HAL 大阪)

HAL大阪のプランナー、アーティスト、プログラマー、ミュージックの精鋭が結成したチームによって制作された作品です。想定ユーザーには「18~22歳のアクションゲーム好きの男性」と書かれていますが、おそらく誰よりもメンバー自身が遊びたいアクションゲームを追求したのでしょう。そのクオリティは圧倒的で、このまま販売してもおかしくないレベルに仕上がっています。8人までが同時に遊べる対戦型オンラインアクションゲームであることもポイントです。

ゲームを専門とする専門学校は世界的には珍しい存在で、そのほとんどが日本に集中しています。ゲーム部門にエントリされた3作品全てが専門学校だったのは、その証とも言えますね。今年のゲーム部門にはこれまであまり応募のなかった専門学校からも多く寄せられ、関係者一同、感謝しています。それぞれが創りあげたゲームがどのようにプレゼンテーションされるのか。今から楽しみです。

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