「あいちゃれ2014」ファイナルを観戦して感じたこと


皆さん、こんにちわ。日本マイクロソフトのエバンジェリストの渡辺です。

11/22に開催された立命館大学主催の全国高校・大学ソフトウエア創作コンテスト(ICT Challenge + R)「あいちゃれ 2014」のファイナルを観戦してきました。6月のキックオフイベント、Microsoft x あいちゃれ「世界に挑戦する開発講座/入門編」で登壇させていただき、今年は、ぜひファイナルを見学させていただこうと思っており、観戦を楽しみにしておりました。

コンテストの様子は、下記のリセマムさんの記事を参照ください。

「あいちゃれ 2014、都立高2年の佐藤怜さんが最優秀賞・・・多くの審査員が賞賛」 

「あいちゃれ 2014、企業の視線も熱い大学生のソフトウエア作品」 

今回の「あいちゃれ」では、マイクロソフトディベロップメント株式会社が協賛企業となり、立命館大学OGでもあるマイクロソフトディベロップメントの藤原淳子さんが、審査員を担当されました。近年、学生向けの様々なイベントは、首都圏での開催が多く、地方の学生さん(特に「あいちゃれ」は関西の学生さん)にとっては、貴重なチャンスであると思います。今回は、ファイナルを観戦しただけですので、コンテスト全体についてのコメントは、できませんが、ファイナルを見て感じたことを書いてみたいと思います。

良かった点、ポジティブに感じた点。

1.高校部門の作品レベルが高いと思いました。これは、AO入試特典(立命館大学情報理工学部AO選抜入学試験の「自作ソフトウエア提出」免除、満点扱い)の影響もあるのかもしれませんが、個人的には、大学部門の作品よりも、発想も柔軟で技術的な野心(チャレンジ)、可能性を高校部門の作品に感じました。特に、マイクロソフト賞を受賞した大阪電気通信大学高校 南艸優一郎さんの「Sound Divide」は、視覚障碍者と健常者が同等に遊べるゲームということで、マイクロソフトの学生向けコンテストであるImagine Cupにも通じる作品で、ぜひ、発展させてチャレンジしてほしいと思いました。

2.ファイナルに参加できる作品数が多いこと。ステージで発表できるチーム数は、高校と大学あわせて13チーム。その他に、ブースで作品を展示できるチーム数が、高校と大学あわせて16チーム。合計29チームの作品を見ることができました。審査側の視点にたてば、非常に大変なのですが、参加する学生さんにとっては、チャンスが広がっているということで、素晴らしいことだと思いました。

渋谷教育学園渋谷高校の齋藤主裕さんのブース展示作品「NineNine」は、Excelをインタフェースにしたゲーム作品です。ロジック部分はC#で記述して、Excelからモジュールを呼び出してゲームを実現しています。

 

St.Joseph High School of Hiloの廣田大地さんのブース展示作品「DVJsystem」は、スマホをペンライン(サイリウム)として使えるソリューション。登録したスマホの光る色をシステム側で制御できるので、ライブ会場の演出として使うと面白そう。個人的に気に入った作品でした。

 

ネガティブというか、少し残念に感じた点。

1.ステージで発表したチームには、全体的な印象として、もう少しプレゼンテーションを頑張ってほしいと思いました。非常に素晴らしい発表をしているチーム(人)もいましたが、かなりラフ(自由)に、ざっくりと発表されているチーム(人)もいて、少し残念に思いました。緊張せずに伸び伸びと発表することや自分のスタイルで発表することは否定しませんが、プレゼンテーションは、最終的に自身の作品の良さや内容を伝えることができるかどうかです。とても良い作品を作っているのに、プレゼンが勿体ないなと感じるチームがいくつかありました。

2.もっともっとダイバーシティと国際性を!以前、U22プログラミングコンテストの時も同じことを書きましたが、ファイナルの登壇者は、男子学生がほとんどでした。女子学生で、メインでプレゼンした人はいなかったと記憶しています。日本の男女比率は、ほぼ1対1で、世の中にあるソフトウエア、アプリは、老若男女すべての人が利用します。この分野への女性(女子学生)の進出を本当に願っています。今回、マイクロソフトディベロップメントから審査員として参加した藤原淳子さんは、学生時代からプログラミングが大好きだったそうです。そういう女性(女子学生)をもっと増やしていきたいです。そして、この国内のコンテストに満足することなく、自身の作品を世界に問う学生さんに出てきてほしいです。

キックオフイベントでも言いましたが、今回ファイナルに出場された学生の皆さんは、ぜひ、次は世界を目指してください。Imagine Cup へのチャレンジお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

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