横浜市立高等学校学生向けアプリ開発講座


皆さん、こんにちわ。日本マイクロソフトのエバンジェリストの渡辺です。

最終成果発表会に参加された学生の皆さん

2013年に締結された「横浜市及び横浜市教育委員会と日本マイクロソフトの連携」に基づいて、今年も横浜市立高等学校の学生さんを対象にアプリ開発講座を開催させていただきました。講座は6月にスタートし、10月まで5ヶ月間に、全10回シリーズで行いました。昨年は、横浜サイエンスフロンティア高等学校の学生さんが対象でしたが、今年は、横浜市立の全高等学校に応募枠を広げて、東高等学校、桜丘高等学校、戸塚高等学校などの高校からの学生さんにも参加いただきました。

参加学生のプログラミングスキルは、バラバラで、今回が全く初心者という学生さんもいましたので、昨年の講義を基にして、マイクロソフトディベロップメントの田中賢一郎さんが執筆した「ゲームを作りながら楽しく学べる HTML5 + CSS + JavaScript プログラミング」をテキストに使用しました。田中さんには、昨年に続いて、講座のサポートもいただきました。講習場所は、ICT環境(自由にプログラミング講習を行える開発環境)が整っている横浜サイエンスフロンティア高等学校にて実施させていただきました。

学生向けのプログラミング講習やワークショップを行う上で、一番問題となるのは、ICT環境です。学生が一人一台、自由に使える開発環境(パソコン)が整備されており、そこに最新のOSや最新の開発ツールが常にインストールされている。そして、現在の学生さんは、ネット検索で不明点を調べ、情報を入手していきますので、快適なインターネット(ネットワーク)環境が整っていること。横浜市の高等学校は、マイクロソフトの教育機関向けライセンスや、開発環境を無償で構築できるDreamSparkを積極的に活用いただき、ICT環境を整備いただいています。

全10回の講座は、前半で、HTML、CSS、JavaScript、Canvas、ストアアプリ開発の基本などの講義を行い、後半は、5チームに分かれて、それぞれのチームで、作成したいアプリ(ユーティリティやゲーム)を自由に開発してもらいました。上述した自由に利用できるICT環境が揃っていて、プログラミングの基本的な概念を伝えれば、現在の学生さんは、不明な点は自分でネットで調査して、どんどんレベルを上げていきます。最終的には、全5チームとも、アプリとして形にしてもらいました。10/29には、日本マイクロソフトの品川オフィスに来社いただき、最終成果発表会を行いました。発表いただいたアプリは、ゲーム3作品(疑似3D迷路を含む3DRPG、非常に完成度の高い2DアクションRPG、タワーディフェンスゲーム)、ユーティリティ2作品(Twitterクライアント、鉄道運行情報アプリ)です。

作成したアプリを発表する学生さん

当日は、NHKの取材もあり、首都圏ネットワークニュースで放映がありました。映像は、こちらをご覧ください。=> http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20141029/5731951.html

成果発表会には、マイクロソフトディベロップメント株式会社の社長であり、日本マイクロソフト株式会社の最高技術責任者である加治佐俊一に同席いただき、、参加した学生さんに、プログラミングスキルの重要性を伝えていただきました。

ゲームを買ってプレイするだけでなく、実際に作ってみること。アプリをダウンロードして利用するだけでなく、自分で作ってみること。

アメリカの Code.org や、イギリスの義務教育へのプログラミング教育導入など、プログラミングスキルを身につけた人材の輩出に向けて、世界各国で大きな動きがあります。マイクロソフトも世界中で、そのような動きに賛同し協力を行っています。未だに、学校教育へのICT環境の導入の是非を議論している日本は、周回遅れというのが実情だと思いますが、世界の流れに取り残されないために、このような学生デベロッパーの支援を今後とも続けていければと思います。

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