【MSPレポート】トライデントコンピューター専門学校 「Team*Blossom」の弛まない努力の舞台裏とは?

既に、デザイン技術のクオリティーが高いと海外チームからも注目されている「Bloom*Block」。
その産みの親、「Team*Blossom」の皆さんに、世界大会への道程をお伺いしました。

左:馬場翔太さん(プログラマー)
中央:内木穂乃香さん(デザイナー)
右:野中志帆さん(デザイナー)

Q. イマジン カップに参加したキッカケは?
イマジン カップの勉強会に参加したことです。
一般的なゲームコンテストと異なり、「国連ミレニアム開発目標」がコンセプトである点に惹かれて出場を決めました。
ただ面白いゲームを作れば良いという訳でなく、「テクノロジーで社会問題を解決しよう」というイマジン カップのコンセプトは非常に魅力的だと思います。

Q. Bloom*Block のキャラクター「ポポ」の由来は?

花の妖精である「ポポ」の由来は、実は「たんぽぽ」。小さく可愛いらしくて、ユーザーである子供たちにとって身近な花なので、たんぽぽを選びました。
頭に乗せているのは、たんぽぽの綿毛です。綿毛が飛ぶように、「ポポ」もふわりと飛びます。特に、ストーリーの変わり目が注目ポイント!

Q. 普段の活動の仕方や苦労は?
学校にこもって、毎日休む事なく開発に取り組んでいました。本当に、毎日です。環境問題をテーマに選んだのは、子供たちにとって最も身近なことだと考えたから。
ゲームが進行するにつれ、背景がどろどろした世界から徐々に華やかな美しい世界へ変化していきます。
開発では、その変化する背景のデザインにとても苦労しました。地球をイメージ出来るよう、背景デザインを球体にしたことも私達のこだわりです。

Q. 英語プレゼンテーションのトレーニングを終えての感想

改めて、ツールとしての英語の重要性を実感しました。
メンバー全員英語を話せなかったので、ここ2週間、毎日学校で3時間半英会話のトレーニングを受けています。
以前に比べると格段に進歩しましたが、プレゼンテーションだけでなく、英語での質疑応答もあるのでまだまだ特訓は必要です。

今日のトレーニングのなかで、特に印象に残ったのは「笑顔」と「ジェスチャーの豊富さ」。
緊張するとつい笑顔を忘れてしまうので、意識して改善したい。
また、スピーチで使用できるジェスチャーが何種類もあることを初めて知ったので、プレゼンテーション取り入れていきたいと思います。

また、日本代表チームのCoccoloさんのプレゼンはとても刺激的でした。
あのテンションの高さと聴衆を惹きつける力はすごい。見習いたいと思います。
私たちも世界大会までの2週間、しっかり練習して変わってきます!

最後に一言!
環境問題は暗い話題であるからこそ、逆に明るいゲームで子供たちが向き合うきっかけづくりをしたいです。
そもそも、イマジン カップにおいて子供向けのゲームというのは珍しいのではないでしょうか。
ゲームは「面白い」ということが前提。その「面白さ」を崩さず、むしろ活かして教育に繋げていきたいです。
同時に、Bloom*Blockのグラフィック・デザインも自慢です。デザインの良さは、本当に日本の強みでもあります。
なぜなら、デザインだけでも「面白い」感じ、手に取ってもらえる可能性が高まるからです。

もちろん世界大会では優勝を狙います!応援どうぞよろしくお願いいたします!

お揃いのBloom*Block Tシャツを着て、終始笑顔でお話をしてくださったチームの仲の良さが非常に印象的でした。
制作に苦労したというゲームのグラフィクは本当に可愛くて、綺麗で、細部までこだわりがあって見ているだけで楽しかったです。
シドニーを機に、世界中に「ポポ」のファンができるよう心から応援しています!

まずは、こちら→https://www.imaginecup.com/Competition/PCATeam.aspx?Competitionid=71&teamid=55217 から、Team*Blossomに投票、応援をお願いします!
(People's Choice Award という、皆さんの投票で決まる賞があります。※一人一回のみ)

私達 Social Media Team も、イマジン カップそして日本代表チームをこれからも応援、サポートをしていきます!
Imagine Cupのサイトも、よろしければご覧ください! →https://www.microsoft.com/ja-jp/citizenship/lse/imaginecup/default.aspx

Microsoft Student Partners Social Media Team
横山 瑠美