【イマジンカップ 2011 番外編】世界視点を持った審査員からのアドバイス

今回審査員として参加した日本人の方々。残念ながら第 1 ラウンドを勝ち進めなかった日本代表チームの
メンバーに向けて、世界目線で活躍している方々からアドバイスをいただきました。
私のメモそのままですみませんが、これから成長しようとする学生だけでなく、多くの人にとって参考になる内容だと思うので、ブログに記載したいと思います。
本当にメモそのままですみません。。。エッセンスだけでも感じ取っていただけたら嬉しいです。
(審査員の皆さま、内容に大きな違いがあったらご指摘ください。)

中山浩太郎先生 (ソフトウェア開発部門審査員)
世界の学生達と話をして、自分に何があるのか、何がないのかを発見してほしい。
自分に足りないところだけではなく、強いところをみつけることも大切。
一方で、彼ら・彼女らの強い所にどうやって辿り着けるのか、直接聞いてみてほしい。
自分の力をもっと伸ばすことができるし、日本に振り返ってからも得るものがある。
https://knakayama.com/ja/introduction.htm

稲見昌彦氏 (ソフトウェア開発部門審査員)
ワールドカップに出場するのと、優勝するのを目的にした場合、やはり結果が違ってくる。自分はこのくらいでいいや、と思ったときに成長がとまってしまう。
今回は日本代表は負けて第二ラウンドに進むことができなくてくやしかったと思う。そのくやしさは必要だけど、トラウマにはしないで欲しい。
私自身、大学生の時にロボコン国際大会に出場。日本大会は圧勝だったので余裕に構えていたら、 1 回戦で負けてくやしかった。
いま振り返ると、そこがはじまりだった。皆さんには世界で活躍できる機会があるので、チャンスを逃さないようにがんばってほしい。
それからイマジンカップに参加している学生達と友達になってほしい。
同じ目的でやってきているから、近い友達になりやすい。僕自身、ロボコン国際大会で出来た海外の友人と、いまだにつながっている。
https://www.kmd.keio.ac.jp/jp/people/inami.php

水口哲也氏 (ゲーム部門審査員)
クリエイティブでしのぎを削る。イマジンカップは、日本からの参加者の数が少ないのが残念。(ここはマイクロソフトの私たちがもっとがんばらなきゃならないところですね)
ゲームは世界のお客さんを対象にしている。日本のセンスは高いし、いいところはたくさんある。潜在能力を引き出すための伝える力はとても大切だし、訓練が必要。
https://mizuguchi.biz/v2/html/?page=profile
https://www.qentertainment.com/bb0000/index.html

学生達は、本日 (7/14) 日本に向けて帰国の途につきました。
まだ飛行機の中にいる頃です。日本に帰っても、NY での想いを忘れずに!

アカデミック エバンジェリスト
舟越 美宝 twitter@mihof0498