Skype for Business Server 2015 通話受付管理 Part1 展開の計画

Japan Lync/Skype サポートの久保です。 Skype for Business Server 2015 通話受付管理についてシリーズで解説していきたいと思います。 Part1 となる今回は展開の計画についてです。 Skype for Business Server 2015 では、遠隔地をつなぐ WAN 回線の帯域を確保することなどを目的とした通話受付管理の実装があります。 通話可能な最大呼の数を制御し回線帯域を Skype for Business Server のみで使い切る事を避けるようにします。 Skype for Business Server 2015 での通話受付管理の計画 https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/gg398529.aspx 通話受付管理の機能により、帯域制限を行うことは可能ですが、 Skype for Business Server 2015 の製品実装の思想としては基本的には十分な帯域を確保していただき、 通話受付管理をしなくても大丈夫な環境を用意していただくことを推奨しております。 理由としましては、通話受付管理がそもそもサービスを制限して帯域を確保するものであり、一部のユーザーに Skype for Business を使わせないということは、 働き方改革の大きな障害となります。 また、その実装は IP アドレス サブネットで制御するなど、煩雑になる傾向にあり、展開後のメンテナンス コストも高くなる傾向にあります。 制御が煩雑になるということは、問題が発生した時の切り分けも困難になるということでもあります。 ネットワーク サイトの帯域幅制限と地域間リンクの帯域幅制限 ネットワーク…


Skype for Business サーバーのイベントログに エラー 32042 が記録される

Skype for Business サポートチームの松本です。 [Lync Server] イベントログに エラー 32042 が記録されている場合の確認箇所をご紹介させていただきます。 エラー 32042 は、お客様からの問い合わせで、SfB サーバーの管理者が意図しない状況で比較的発生している状況が多いように見受けられるため、こちらで紹介させていただきます。 (ポリシーで配布されていた。ソフトウェアのインストール時に入ってしまう。等) Skype for Business Server 2015 および、Lync Server 2013 では、サーバー証明書を使用して経路上の通信を TLS 暗号化し、安心してご利用いただけるよう実装がおこなわれています。 そのため、定期的に証明書の状態を確認しています。その際に、[信頼されたルート証明書] にルート証明書以外の証明書があることを確認するとイベントログに エラー 32042 が記録されます。 ログの名前: Lync Server ソース: LS User Services イベント ID: 32042 イベント 内容: 無効な HTTPS の証明書を受信しました。 サブジェクト名: <FE サーバー証明書のサブジェクト名> 発行元: <CA 局> 原因: この問題は、HTTPS の証明書の有効期限が切れていたり、証明書が信頼されていない場合に発生する可能性があります。参照のために証明書のシリアル番号が添付されています。…


.NET Framework 2017年5月の更新インストール後にイベントが多発 (ID 41025,41026 / 41029,41031)

こんばんは、UC サポートのワトソンです。 以下の、.NET Framework 2017 年 5 月の更新を Lync Server 2010/Lync Server 2013/Skype for Business Server 2015 のフロントエンドサーバーにインストールした場合、フロントエンドサーバーの Event Log に 41025/ 41026 のイベントが大量に発生します。 https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4014612/may-2017-description-of-the-quality-rollup-for-the-net-framework-4-5-2 これは、5 月の更新に含まれている .NET Framework の Enhanced Key Usage が強制されている事により、DATAMCUSVC.exe が他のサーバーに対して PSOM による接続を行った際に接続先サーバーの証明書には通常 EKU が含まれていないために切断されることから発生いたします。対象となる接続は以下となります。 Event ID 41025,41026 / Edge サーバーに対する TCP 8057 の接続 – 外部との Web 会議において、PowerPoint、ホワイトボード、ファイルといった共有が失敗します Event ID 41029,41031 / Front End サーバー間の…


Skype for Business Server CU5 で Azure 上の Web App を利用できます。

こんばんは、UC サポートのワトソンです。 先日、Skype for Business Server 2015 の CU 5 がリリースされました。 それに伴い、会議リンクの URL の中で、Skype for Business のクライアントがインストールされているかどうかを判断するロジックを含み、 Skype Meeting App のダウンロード先を  Azure 上に指定する事が可能になりました。 それに伴い、Firefox/Chrome/IE/Edge のブラウザーの仕様変更により、突然会議に参加ができなくなるなど、 影響を受けやすい、オンプレミスの Skype for Business Web App を常に最新番がリリースされている、Microsoft のクラウド上のプラグインに差し替える事が可能となりました。 これには Hybrid 構成などは不要となり、コマンド一つで実施が可能です。 これにより、オンプレミス環境での更新プログラムの適用をしなくとも、エンドユーザーや外部組織のユーザーに常に最新のエクスペリエンスを提供する事が可能になりました。 この変更をしていただく事で、たとえば、先日 ESR 番ではない、Firefox にて NPAPI の無効化により Skype 会議に入れなくなっていた問題も解決する事が可能となります。 まず、前提条件としては、以下の URL から取得できる最新の Skype for Business Server 2015 CU5 がインストールされている必要がございます。…


SfB Server 2015 のアドレス帳生成時の正規化ルールについて

Japan Lync/Skype サポートチームです。   今回は、Skype for Business でコマンドレットによりアドレス帳サーバーの電話番号の正規化設定を行えるようになりましたのでコマンドの使用例を紹介したいと思います。 Skype for Business Server および Lync Server は、標準の RFC 3966/E.164 電話番号を解釈します。 Active Directory 上にて設定するすべてのユーザーの電話番号をE.164番号に統一できればよいのですが、それが難しい場合は Skype for Business Server/Lync Server 上でアドレス帳サーバーの電話番号の正規化設定を行う必要があります。 Skype for Business Server および Lync Serverでは、アドレス帳サーバーを利用して電話番号を前処理してから正規化ルールに渡します。アドレス帳から電話番号が使用され、正規化ルールが適用されると、クライアント側で、これらの正規化された番号を使用できるようになるという仕組みになっています。Lync Server 2013 以前の製品では、体系に沿っていない形式や一貫性のない形式の電話番号を使用するためには、アドレス帳ファイルが格納されるフォルダにCompany_Phone_Number_Normalization_Rules.txt というテキストファイルを作成し、正規化ルールを設定することで、上記仕組みを利用する必要がありました。 – 参考情報: Configuring Address Book Server Phone Normalization http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb936613(office.12).aspx 本作業はすべての Lync Server 上で行う必要があり、時として運用者の負担になることもありましたが、Skype for Business では…

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Skype for Business 2016 の会議で PowerPoint プレゼンテーションが利用できない

Japan Lync/Skype support Team です。 Skype for Business 2016 で確認されている制限事項についてご紹介します。   [現象] Skype for Business 2016 を異なるバージョンの PowerPoint と組み合わせると、Skype for Business の会議で PowerPoint プレゼンテーションが利用できません。 以下のエラー メッセージが表示されます。 エラー メッセージ: PowerPoint がインストールされていため、 <ファイル名>.pptx を プレゼンテーション用に変換できません。PowerPoint をインストールして、やり直してください。   [原因] 本事象は、Skype for Business 2016 でバージョンの異なる PowerPointとの組み合わせで発生する可能性がある、製品の実装上の制約事項となります。 バージョンを揃えた、Skype for Business 2016 と Office 2016 の組み合わせでは発生いたしません。 [追加情報] 会議画面の [PowerPoint ファイルの表示] から、「PowerPoint…

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Skype for Business 2016 のアドレス帳ダウンロードの不具合

Japan Lync Support Team です。 Skype for Business 2016 をご利用の場合、ユーザー検索の動作に問題があることが確認されております。 ご迷惑をお掛けしますが、状況について本 Blog にて公開させて頂きます。 <2016 年 1 月18 日追記> 本不具合につきましては Skype for  Business 2016 クライアントの 2015 年 12 月更新プログラム (KB3114372) にて修正されております。 MSI 形式の Skype for Business 2016 をご利用の場合は以下の URL より更新プログラムをインストールしていただければと存じます。 TITLE:MS15-128: Description of the security update for Skype for Business 2016: December 8, 2015 URL:https://support.microsoft.com/en-us/kb/3114372 なお、2016年1月18日現在での最新の更新プログラムは…

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Statistics Manager を使ってみよう

Japan Lync/SfB サポートのワトソンです。   先日、Skype For Business サーバーのリアルタイム監視用ツールがリリースされました。 各サーバーから、パフォーマンスカウントの値を読み取り、グラフで詳細を確認可能です。 Lync Server 2013 のサーバーのリアルタイム監視も可能です。   リリース情報: Title: Statistics Manager for Skype for Business Server 2015 URL: https://technet.microsoft.com/EN-US/library/mt604835.aspx   ツールのダウンロード URL: Title: Skype for Business Server, Real-Time Statistics Manager (64-bit) URL: http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=49491   展開には以下のコンポーネントがあります。 1. エージェント (FEサーバーなどのサーバーにインストール) 2. リスナー (サーバーにインストールされているエージェントがこのサービスに接続し、パフォーマンスカウントの情報をリスナーに送信) 3. HUB/ウエブサイト (システムの API の役割)   今回のテストインストールでは、リスナー用に独立した…

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Statistics Manager in Skype for Business Server がリリースされました。

Japan Lync/Skype サポートの久保です。   Statistics Manager in Skype for Business Server がリリースされました。   Deploy Statistics Manager in Skype for Business Server 2015 https://technet.microsoft.com/EN-US/library/mt604837.aspx   日本語の技術資料に関しては、順次公開されて行きますので、しばらくお待ちください。        

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SfB Web App を強制起動する方法

Japan Lync/Skype サポートの久保です。   Online 会議の会議 URL をクリックすると、Skype for Business クライアント (Lync クライアント) がインスト―ルされている場合、 リッチ クライアントで会議へ参加を試みるのが想定された動作となります。 環境によっては、ポートの解放状態などに起因した組織内の制約事項により、 SfB Web App で会議へ参加したい場面もあると思います。   そのような場合は、会議 URL をテキスト エディターなどへ、コピー&ペーストしていただき、 末尾に ?sl=1 を追加していただく事で、SfB Web App で Online 会議に参加する事が可能となります。   なお、?sl=1 を付与しない場合であっても、ローカル コンピューター上にリッチ クライアントがインストールされていないと判断された場合は、 SfB Web App で、Online 会議へ参加するのが想定された動作となります。

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