[Exchange Online 連携] – Outlook Web App からオンライン会議予約ができない構成上の制約


Japan Lync / Skype Support チームです。

Exchange と Lync / Skype for Business との連携において、Outlook Web App からオンライン会議を予約する機能があります。 本機能を利用すると、以下の様に Outlook Web App のスケジューラー上に [Skype 会議] アイコンが表示され、どこからでもオンライン会議の予約や参加が簡単に行えるようになります。

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本機能については、オンプレミスとオンラインが混在するクロス プレミス構成でも利用可能ですが、以下の条件に従った構成においては適切に機能せず、アイコンが表示されない、予約に失敗するといった事象が発生いたします。

  • オンプレミスに Lync Server 2013 と Skype for Business Server 2015 の Pool が混在
  • Skype for Business Server 2015 で ADAL (モダン認証) が有効
  • Lync Server 2013 を利用し、メール ボックスを Exchange Online に持つユーザー
    ※オンプレミスの Lync / SfB サーバーと Exchange Online との OAuth 認証は構成されている前提

Outlook Web App からオンライン会議を予約する際、Exchange Online のサーバーは lyncdiscover による自動検出プロセスを用いてアクセスする Lync Server を確認します。 その後、外部 Web FQDN に対して接続を行い、オンライン会議の予約を要求します。 この lyncdiscover プロセスにおける OAuth 認証が ADAL が有効であることを要因として失敗し、Lync Server への接続が実施できないことにより本事象が発生することとなります。
Lync Server 2013 は ADAL に対応していないものの、OAuth Server の定義はシステム内で共通であるため、Exchange Online に対して ADAL が有効な OAuth Server の情報も含めて通知します。 Exchange Online 自体は ADAL 認証に対応していることより、同方式を優先的に使いますが、認証要求を受ける Lync Server 2013 自体が ADAL をサポートしていないために認証に失敗することとなります。 異バージョンの混在環境については、基本的にバージョンアップが完了するまでの移行期間であることから、本問題については製品実装上の制限事項となっております。
Skype for Business Server 2015 で ADAL を有効化する必要がある場合は、本機能を必要とするユーザーを優先的に Skype for Business Server 2015 へ移動することで回避いただきますようお願いいたします。

参考情報:
クロスプレミス環境での Microsoft Lync Server 2013 の構成
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj204990(v=ocs.15).aspx

Skype for Business Server 2015 でクロスプレミス環境を構成する
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj204990(v=ocs.16).aspx

Skype for Business で先進認証 (ADAL) を使用する方法
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt710548.aspx

 

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