Skype for Business Online – Proxy PAC の記述について


Japan Lync/Skype Support チームです。

Skype for Business Online で利用する IP アドレスの範囲やポート番号については、以下の公開情報でご案内させていただいております。

Office 365 URL および IP アドレス範囲
Office 365 URLs and IP address ranges

用途 ソース | 資格情報 接続元ポート 接続先 CDN OFFICE 365 向け EXPRESSROUTE 接続先 IP 接続先ポート
3 必須:SIP シグナリング クライアント コンピューター | ログオンしているユーザー エフェメラル ポート *.Lync.com なし Skype for Business の IP 範囲 TCP 443
4 必須:永続共有オブジェクト モデル (PSOM) 接続 Web 会議 クライアント コンピューター | ログオンしているユーザー エフェメラル ポート *.Lync.com なし Skype for Business の IP 範囲 TCP 443

 

利用するポートの一覧表において、上記のとおり接続先として “*.Lync.com” とドメイン名で記載されており、一文字目が “Lync” と大文字で表記されています。 しかしながら、Lync / Skype for Business クライアントが該当のドメインへ実際にアクセスする際は、以下の様にドメイン名を含めてすべて小文字で要求されます。

  • webdirjp1.online.lync.com
  • sipfedjp1.online.lync.com

そのため、PAC ファイルを用いて Office 365 宛の接続を特定の Proxy Server 経由としたり、もしくは Proxy Server を経由しない様にダイレクトに除外する場合、“*.lync.com” と小文字で定義する必要があります。 ごく単純な PAC ファイルの例を以下に示します。

 

function FindProxyForURL(url, host)
{
if (shExpMatch(host, “*.lync.com”))
return “DIRECT”;
else
return “PROXY proxy.server.local:8080”;
}
※lync.com 宛の通信をダイレクトに除外し、他の接続はすべて Proxy Server 経由となります。
※実際の Skype for Business Online 接続にいては、他にも必要な接続先があります。

 

Skype for Business Online に関する Proxy Server については、以下の記事もご参照ください。

Skype For Business Online に Web Proxy で接続

 

なお、PAC ファイルの作成に対しては適切な表記ではなく、ドキュメントの修正を依頼しておりますが、反映させるまで時間がかかる点をご了承ください。

9 月 13 日アップデート:公開情報は修正されており、現在は (*.lync.com) と表示されております。