SfB クライアントと Office 2010 の混在について

Japan Lync/Skype Support Team です。

よく寄せられる質問の一つに、Skype for Business 2015 (Lync 2013) と Office 2010 の混在が可能かどうかというご質問があります。
Skype for Business 2015 と Office 2010 が混在した環境はサポートされており、何らかの問題が発生した際にサポート サービスをご提供させていただく事が可能です。
しかしながら、ご質問をいただく背景として、Skype for Business 2015 (Lync 2013) が Office ファミリーであり、
バージョンとしては、Office 2015 に含まれるプロダクトであるため、その観点から Office のバージョン混在は推奨されていません。

TITLE: Office 2013 スイートおよび Office 2013 プログラム (MSI による展開) を、他のバージョンの Office を実行しているコンピューターで使用する方法について
URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2784668

特に、Office 2010 が入っている環境へ、Skype for Business 2015 (Lync 2013) をインストールする事により、
Access が使用するコンポーネントの関連付けが変更されてしまうなどの現象が確認されております。

混在に関する問題が発生した場合は、Office の修復を実行する事で、問題が解決する事が多いです。

以上を踏まえ、どうしても混在をさせなければいけない場合は、リスクについてご検討をいただいた上で展開をする事をお勧めいたします。