Lync と Exchange UM の連携 Part2 アーキテクチャ編

こんばんは。Lync サポートの久保です。

Lync と Exchange UM の連携、第二回目です。
第一回はこちら

Lync Server 2013 と Exchange 2013 UM の連携について、
基本的には以下の URL の内容に従い、展開をいただければ問題はありません。

Exchange 2013 UM および Lync Server の展開の概要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb676409(v=exchg.150).aspx

Lync Server と Exchange のバージョンにより、若干の手順の違いがありますので、
必ずバージョンに合った手順を確認ください。

ただ、書かれている通りに展開を進めれば、基本的には構成可能ですが、

何をしているか理解しながら構築を進めた方がより理解につながると思います。

以下の技術資料を参照いただくことで、アーキ テクチャについて理解を深めることが可能です。

 

Exchange Server 2013 Architecture Poster

<< Exchange 2013 のアーキテクチャ ポスターとなります。UM については、左上のものが参考になるかと思います。

 

 Exchange 2013 UM Features and Architecture

<< Exchange の Technet Blog となります。

 

Unified Messaging Architecture in Exchange Server 2013

<< 社外の Blog となりますが、より単純化された図とともに解説されております。

 

Exchange 2010 と Exchange 2013 のもっとも大きな違いとしては、UM Service と UM Call Router Service が分かれた点になります。

詳細な変更点については、以下の Technet 記事を参照いただければと思います。

ボイスのアーキテクチャの変更

 

次回は実際の設定方法について、図を交えながら確認していきたいと思います。

 

引き続き快適な Lync ライフをお楽しみください。