Lync Server 2010/2013 Edge の NIC について


こんばんは。Japan Lync/Skype Support の久保です。

 

2015/10/19 更新

 

Lync Server  2010・Lync Server 2013・Skype for Business Server 2015 のエッジサーバーの構成について、

特に NIC の設定について、様々なお客様から類似のお問い合せを定期的にいただいております。

そのため、Technet 資料の補足となりますが、こうした点について、以下に補足情報を纏めてみました。

これらの資料では、エッジサーバーでは、NICを有する必要があり、その枚数は物理的に 2 枚(或いはDual Portで 2ポートを有する)が、最低限必要とされる構成になる事を示しています。
そのため、まずエッジサーバーの構築にあたっては、最低限、内部インターフェース、外部インターフェースの 2 ポートが物理的に独立して存在することが必須となります。

まず、Microsoft がサポートし、かつ、推奨する NIC の枚数は以下の Technet の記述に基づきます。

TITLE: Server requirements for Skype for Business Server 2015
URL: https://technet.microsoft.com/en-us/library/dn951388.aspx
抜粋: 1 dual-port network adapter, 1 Gbps or higher (2 network adapters can be used, but they need to be teamed with a single MAC address and a single IP address).
Edge servers will require two network interfaces that are dual-port network adapters, 1 Gbps or higher (or two paired network adapters, for a total of four, each pair being teamed with a single MAC address and a single IP address, for a total of two pairs).

TITLE: Server hardware platforms for Lync Server 2013
URL: https://technet.microsoft.com/en-us/library/gg398835(v=ocs.15).aspx
抜粋: network interfaces are required on Edge Servers.

TITLE: Server Hardware Platforms
URL: https://technet.microsoft.com/en-us/library/gg398835(v=ocs.14).aspx
抜粋:For Edge Servers, 2 network interfaces are required.

※日本語機械翻訳の場合は、翻訳品質というよりは、日本語の性質として “あいまいさ” が発生する表現とならざるを得ないため、英文を直接参照いただき判断いただければ、より “あいまいさ” を排除した判断ができると思います。

また、以下のような Technet もあります。

TITLE: DNS summary – Single consolidated edge with public IP addresses in Lync Server 2013
URL: https://technet.microsoft.com/en-us/library/jj205025(v=ocs.15).aspx 
抜粋: Configuring the Edge Server with two network adapters is one of two options. The other option is to use one network adapter for the internal side and three network adapters for the external side of the Edge Server. The main benefit of this option is a distinct network adapter per Edge Server service, and potentially more concise data collection when troubleshooting is necessary

上記の記述のように、2 枚より多い NIC の枚数としてサポートされている枚数は、外部 I/F 用に 3 枚となります。しかし、2つのオプションの他のオプションとして記載されており、これはサポートされる構成、という事ではありますが、推奨された構成ではありません。
そのため、3 枚のNIC構成は動作は可能で、サポートも可能ですが、本来 Lync (Skype for Business)製品のエッジサーバーは、 2 枚の物理NIC(ポート)を元に設計、出荷にあたっての検証がなされております。

合わせて、こうした NIC 構成とともに、重要な注意点として、以下の点についても改めてご確認いただく必要があります。

TITLE: Deploy Edge Servers in Skype for Business Server 2015
URL: https://technet.microsoft.com/EN-US/library/dn951368.aspx
抜粋: The internal and external subnets must not be routable to each other.

以上を踏まえ、よくあるご質問を Q&A 形式で確認してみます。

Q1. エッジ サーバーの NIC は 1 枚でいいですか?
A1. サポートされません。この構成では正常な動作をしない場合がありますので、仮に検証して動作した場合でも、こうした構成を取らないでください。

Q2. エッジの NIC の枚数は 3 枚でいいですか?
A2. 推奨されません。推奨構成は NIC 2 枚となります。内部 I/F 1 枚・外部 I/F 3枚 (各サービス用に 1 つの Public IP) のような構成はサポートされます。

Q3. 内側インターフェースと外側インターフェースで、同一ネットワーク セグメントでいいですか?
A3. サポートされません。動くかどうかという議論であれば、正常に動作しません。

Q4. デフォルト ゲートウェイはどちらに設定したらいいですか?
A4. 外側インターフェースの Access Edge サービスに紐づく I/F に設定する必要があります。 

Q5. 内部のフロントエンド サーバーとだけ通信が出来ればいいですか?
A5. 内部クライアントと直接通信が出来る必要があります。

引き続き、快適な Lync ライフをお楽しみください。

Comments (1)

  1. Skype engineer より:

    Skype(Lync) EdgeをAzureVMに構築して機能させることは可能でしょうか。

    AzureVMはNIC1枚しか保有していないので可能などうかわかれば参考にさせていただきたいです。

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