MS-Diagnostics header を見る


こんばんは、 Lync サポートの吉野です。
今回は簡単なトラブルシュートの話です。

以前の常設チャット編にも出てきましたが、 Snooper 。みなさん活用されておりますでしょうか。
SIP の流れがわかりやすく表示できる便利なツールです。私も [Lync Server 2013 Debugging Tools] をノートパソコン (Windows8.1/64bit) に入れて毎日使っております。

さて、何か問題が起きたけど、何を見ていいかわからない…とお困りの方に簡単な一時切り分けの方法をご案内いたします。

1.問題の通信のきっかけを探す。(From/To で見分けるのが一番簡単。例だと honda@domain.com から 08012345678 に電話をかけた)
2. INVITEとか100Trying とかどこでもいいのでクリック
3. そこで表示された Call-ID をフィルターに入力して Enter

おや、 403 Forbidden が出てますね。とりあえずクリックしてみました。

403 なのでアクセスが拒否されたんだろうと思うのですがもう少し詳しく知りたい。その場合どこを見るべきでしょうか。

 

それは

 

 

ms-diagnostics の値です。

このようになっています。

ms-diagnostics: 12004;reason="The user is not authorized to call the specified number or none of the routes have a valid gateway configured.";source="LYNC.DOMAIN.COM";appName="OutboundRouting"

12004という値がありますね。この対応表はこちらにあります。(OCSの時代のものですが変わっていません)

http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb964037(v=office.12).aspx

もう少し詳しい説明は reason の部分に書いてあります。
"The user is not authorized to call the specified number or none of the routes have a valid gateway configured.";

このユーザー(ほんださん)は指定した番号に掛ける権限がないか有効に設定されたゲートウェイが存在しないようです。

Lync Server (lync.domain.com) が外にルーティングしようとして(outboundRouting) エラーと判断してクライアントに突っ返した、ということになります。
そうなると、どこを確認するべきかわかりますね。

このように ms-diagnostics を見れば、トラブルシュートに要する時間を削減することができます。

それでは、快適な Lync 診断ライフを満喫ください。


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