Exchange 2013 の OWA で IM を統合する。Part1


こんばんは。Lync Support の久保です。

 

本日より 5 回にわたり Lync Server 2013 と Exchange を統合させ、OWA 上で IM を行う機能について解説したいと思います。

今回はその第一回となります。

第一回の今回は、Technet や様々な Blog で展開手順については公開されていますが、日本語環境で改めておさらいをしてみたいと思います。

環境としては、以下の環境です。

Lync : Windows Server 2008 R2 SP1 + Lync Server 2013 Std

Exchange : Windows Server 2008 R2 SP1 + Exchange 2013 (One Box)

 

Exchange 2013 (One Box) の設定

1.  Exchange Server 管理シェルを起動します。

2. OWA 仮想ディレクトリの IM に関するパラメータを確認します。

Get-OWAVirtualDirectory |FL identity,*instant*

3. InstantMessagingCertificateThumbprint に設定する証明書の Thumbprint を確認します。

Get-ExchangeCertificate |fl

4. InstantMessagingType を設定します。

Get-OWAVirtualDirectory |Set-OWAVirtualDirectory  -InstantMessagingType "OCS"

5. 正しく設定されたか確認します。

Get-OWAVirtualDirectory |FL identity,*instant*

6. テキスト エディター で Owa の Web config ファイルを開きます。

パス: x:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\ClientAccess\Owa

7.  “</appsettings>” を検索し、次の二つのキーを追加します。

 <add key="IMCertificateThumbprint" value="<証明書の拇印>" />
 <add key="IMServerName" value="<Lync のプール名>" />

Lync Server 2013 の設定

1. トポロジ ビルダーを起動しトポロジをダウンロードします。

2. [Lync Server 2013]-[信頼済みアプリケーション サーバー] をクリックし、[新しい信頼済みアプリケーション プール] をクリックします。

3. Exchange 2013 の FQDN を設定し [次へ] をクリックします。

4. [次ホップ プールの関連付け] にチェックを入れ、Exchange で設定した Lync プールを選択し、[完了] をクリックします。

5. トポロジを公開します。

6. Lync 管理シェルを起動し信頼済みアプリケーションを登録します。

New-CsTrustedApplication -ApplicationID "<任意>" -TrustedApplicationPoolFqdn "<Exchange FQDN>" -Port "<重複しないポート番号>"

7. Enable-CsTopology を実行します。

動作確認

OWA で接続し、プレゼンスを確認します。

なお、これらの設定を行っても、プレゼンスが表示されない場合は、Technet の記載の通り、

C:\Windows\System32\Inetsrv\Appcmd.exe recycle apppool /apppool.name:"MSExchangeOWAAppPool"

を実行してみてください。

それでも回避しない場合は、IISReset で IIS ごとリセットしてみてください。

 

引き続き、快適な Lync ライフをお楽しみください。

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