みなさん、こんにちは。Windows 開発統括部の古内です。
書籍 『HTML、CSS、JavaScript による プログラミング Windows ストア アプリ』 の試し読みもこれが最後です。今回は、第 4 章 「コントロール、コントロールのスタイリング、データ バインド」 を提供します。46 ページの内容です。
HTML、CSS、JavaScript による プログラミング Windows ストア アプリ
第 4 章のダウンロード (ファイル サイズ: 2.4 MB)
以下は、第 4 章の内容に関する、翻訳者の田中さんからのコメントです。
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第 4 章は、HTML コントロール、WinJS コントロールに関する章です。コントロールの基本、Blend の基本的な使い方、コントロールへのスタイルの適用方法、カスタム コントロールのつくり方などさまざまな説明がなされています。このような各種コントロールに関する知識は UI 構築時に必須となりますので、ぜひご一読頂ければと思います。ちなみに、カスタム コントロールの例として引用されているカレンダー コントロールは、Kraig からの依頼に応じて自分が作成したものです。まさか本で使われるとは思っていなかったので、レビュー時に非常に驚いた覚えがあります。
また、後半ではデータ バインドの入門的な説明があります。データ バインドは第 5 章以降で説明する ListView や FlipView などを使う際にも必要となります。こちらも高度なアプリを作成する際には欠かせない情報となりますので、ぜひご覧いただければと思います。
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最後に、本書の出版元である日経 BP 社からのメッセージご紹介します。
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このブログの読者のかたならご存知のとおり、Windows ストア アプリの開発方法には次の2つの選択肢があります。
(1) XAML と、C#/VB/VC++
(2) HTML+CSS と、JavaScript
このうち (1) を扱うのが、Windows開発者のバイブルであり、通称 「ペゾルド本」 と呼ばれる 『プログラミング Windows 第6版』 です。これに対し、本書『HTML、CSS、JavaScriptによるプログラミングWindowsストア アプリ』 (原著者の名前にちなんで「クレイグ本」) は、書名のとおり (2) による Windowsストア アプリ開発を解説するもので、Windows開発者の新たなバイブルと呼べる書籍です。
本書の特長のひとつに、MSDNで公開されているSDKサンプルを使って解説していることが挙げられます。本書はぜひ、サンプルを実際に動かしながらお読みください。サンプルをそのままデバッグ実行するだけでも楽しいですが、本書の説明とサンプルを照らし合わせて読み進めることで、理解がより深まるでしょう。
最後になりましたが、本書の日本語版の発行は、本書の監訳を担当されたWindows開発統括部の田中賢一郎さんの熱意なくしては実現しなかったでしょう。そのあたりの経緯は「訳者あとがき」でも触れられています。本書のような貴重な情報源が日本語で読めることが、日本発のWindowsストア アプリの充実に少しでも貢献できれば幸いです。
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1 人でも多くの方が Windows ストア アプリの開発に興味を持っていただけると嬉しいです!