Known Issue: Microsoft JDBC Driver for SQL Server を使った接続が「SQL Server が不完全な応答を返しました。」のエラーで失敗する。

  SQL Developer Support Escalation Engineer 高橋 理香   みなさん、こんにちは。 最近お問い合わせいただくことが多い事象がありますので、今回はその内容をご紹介したいと思います。   事象 Java アプリケーションから Microsoft JDBC Driver for SQL Server を使用して SQL Server に接続するアプリケーションがある。このアプリケーションからの接続時に以下のエラーが発生することがある。 com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerException: ドライバが SSL (Secure Sockets Layer) 暗号化による SQL Server への安全な接続を確立できませんでした。エラー: SQL Server が不完全な応答を返しました。接続が閉じられました。。   対象環境/アプリケーション 上記事象が発生する条件として以下の特徴があります。 Windows Server 2012 R2 に Windows Server 2012 R2 Update1 (2919355) をインストールした環境上で動作する Java アプリケーションから Microsoft…

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SQL Server 2016 [新機能] 動的なデータマスキングでクエリの変更が必要な場面は?

  みなさん、こんにちは。 Microsoft SQL Server/Microsoft Azure SQL Database サポートチーム です。 SQL Server 2016 から動的なデータマスキングの機能が加わりました。 動的なデータマスキングの特徴として、クエリの結果に対してマスクが適用されるため、アプリケーション側でのクエリの変更が不要な場合が多い点にあります。   動的なデータ マスキング https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/mt130841.aspx 動的データマスクは、クエリの結果にマスク ルールが適用されるため、既存のアプリケーションで簡単に使用できます。 多くのアプリケーションは、既存のクエリを変更せずに、デリケートなデータをマスクすることができます。     一方で意図した結果にならないということでお問い合わせを頂くケースも出てきました。 ここではアプリケーション側でのクエリの変更が必要な場面の例をご紹介したいと思います。 いずれも仕様に沿った結果ではありますが、ご参考頂ければ幸いです。   変更が必要な場面 カーソルで取得した値がマスクされる前の値であることを前提としている実装 カーソルで取得した値は既にマスクされているため、マスクされた後の値であることを前提とした実装に変更する必要があります。 取得した値をクエリ内で置き換えた場合 置き換えた値もマスク対象となるため、マスクされた値であることを前提とした実装が必要です。   以下は、上記の具体例です。 前準備   ※公開情報で紹介しているテーブルとデータを使用しています。    動的なデータマスキング    https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/mt130841.aspx   テーブルを作成します。 CREATE TABLE Membership    (MemberID int IDENTITY PRIMARY KEY,     FirstName…

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イベント ID : 455/489/490 及び 413/486 の対処方法について

  皆さん、こんにちは。 BI Data Platform サポートチーム です。 ※ BI Data Platformサポートチーム では、Microsoft SQL Server/Azure SQL Database/BI Azure などの製品をサポートしています。 今回は、イベント ID : 455/489/490 及び 413/486 の対処方法について、紹介したいと思います。   Windows Server 2012 以降、ソフトウェアの使用状況を収集する機能が追加されており、ソフトウェアの使用状況 を収集する機能の中で、“C:\Windows\system32\LogFiles\Sum” フォルダ配下への読み取り、書き込みが行われています。 そして、SQL Server サービス に指定された サービス起動アカウントに、“C:\Windows\system32\LogFiles\Sum” フォルダ配下に対する読み取り、書き込み、変更権限が付与されていない場合、権限不足に起因し、イベント ID : 455/489/490 がイベントログに記録されます。   ソース:ESENT イベントID:455 内容:   sqlservr (2032) ログファイル C:\Windows\system32\LogFiles\Sum\Api.log を開いているときに、エラー -1032 (0xfffffbf8) が発生しました。 ソース:ESENT…

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[SQL Database] ”削除されたデータベース” の一覧に削除されたデータベースが存在しない

山崎 実久 SQL Server Developer/Microsoft Azure SQL Database Support 新しい Microsoft Azure Portal (https://portal.azure.com/) で利用可能な、”削除されたデータベース” に関する機能についての説明です。 ”削除されたデータベース” の一覧には、復元可能な削除されたデータベースの一覧が表示されます(図1)。 しかし、データベースを作成してから 10 分以内にデータベースを削除した場合、”削除されたデータベース” の一覧に削除されたデータベースが表示されない場合があります。 理由は、データベースが作成されてからバックアップファイルを生成し、データベースが復元可能になるまで 10 分程度時間を要するためです。 図1、 ”削除されたデータベース” に復元可能な削除されたデータベース testdb01 が表示されていることがわかります。   ※ 本ブログの内容は、2016年1月時点の情報です。

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V12 の Azure SQL Database の sys.event_log に reconfiguration が記録されない (Document Version 1.0)

Note : 本トピックの扱いについて 本トピックは 2015/8/24 現在の最新情報であり、今後についてはアップデートを随時実施してまいります。速報としてのご案内となりますため、今後の内容が変更される場合があります。 Azure SQL Database のビュー sys.event_log は、データベースの再構成 (Reconfiguration) に関するログが出力されておりました。 しかし、アップデート後のAzure SQL Database v12 では、その結果が返されないというお問い合わせが多く寄せられております。 現時点(20/15/8/24)では、アップデート後の Azure SQL Database v12では データベースの再構成 (Reconfiguration) の発生状況を sys.event_log から、確認することが出来ません。米国開発部門とこの現象について協議した結果、以前のバージョンの Azure SQL Database と同様に Azure SQL Database v12においても sys.event_log から データベースの再構成 (Reconfiguration)の発生状況を 確認出来るよう、機能改善することの検討が進められています。 sys.event_log (SQL データベース) http://msdn.microsoft.com/ja-jp/jp-ja/library/dn270018.aspx [代替案] エラー 40613 がクライアントに返された場合、Reconfiguration である可能性が高いといえます。 SQL Azure Connection Management…

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[SSIS] イベント ID 274 警告について

  SQL Server Developer Support チーム 須田 恵 アプリケーションイベントログに以下の警告メッセージが記録される場合があります。     イベントID:274      Microsoft SSIS Service: Registry setting specifying      configuration file does not exist. Attempting to load default config file. 警告の意味 SSIS とは、SQL Server Integration Services の略で、SQL Server の標準機能として搭載されている、データのコピーやデータの変換処理を行うことができるサービスです。 イベント ID 274 は、SSIS が利用する構成ファイルのパスを指定したレジストリの設定が存在しないため、既定の構成ファイルを読み込もうとしている状況を示しています。 通常、構成ファイルのパスを指定したレジストリの値が存在しなくても、既定のパスに存在する構成ファイルを使用する動作となるため、今回の警告が SSIS の動作やサーバーに影響をあたえることはありません。 上記状況から、イベント ID 274 の警告について特別な対処を行わず、無視していただいて問題ありません。 – 参考情報 Integration Services…

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SSISDB が AlwaysOn 可用性グループに含まれている環境での修正プログラム適用

SQL Server サポートチーム 佐藤 美菜 SSIS パッケージの管理を行う SSISDB カタログデータベースは、他のユーザーデータベースと同様に AlwaysOn 可用性グループに設定することができます。 しかし、SQL Server のサービスパックや累積的更新プログラム適用時には注意が必要です。 事象 SQL Server 2012 もしくは SQL Server 2014 AlwaysOn 可用性グループを構成している環境で、 SSISDB カタログデータベースも可用性グループに入っている場合にサービスパックや累積的更新プログラムを適用すると、エラーで失敗することがあります。   インストール結果が記録される Summary.txt や、ERRORLOG では、次のようなエラーが記録されます。 Summary.txt (SQL Server 2012 の場合、既定で C:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Setup Bootstrap\Log 配下) Overall summary:    Final result:                  修正プログラムのインストール中に次のインスタンスの更新に失敗しました:  MSSQLSERVER。失敗の原因を確認するには、ログ ファイルを参照してください。   Exit code (Decimal):           -2061893606…

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[Office 365] Microsoft Power BI ライセンスが表示される

  SQL Server Developer Support チー 須田 恵 [Office 365 管理センター] のライセンスの項目に [Microsoft Power BI] ライセンスが急に表示されるようになった、という事象についてご案内します。 ライセンスが表示された理由 Microsoft Power BI は、データ分析を行うためのクラウドベースで動作する製品ですが、この試用版サイトが、現在下記にてご利用いただけます。   Microsoft Power BI 試用版サイト Microsoft Power BI のライセンスが項目追加されているのは、Office 365 のテナント利用ユーザーが、そのテナントに紐づくメールアドレスで上記試用版サイトにご登録いただいたためです。 この試用版は、メールアドレスの登録により無料でご利用いただけるもので、自動的にライセンス数が制限なしで付与される仕組みとなっております。 一般ユーザーも登録が可能であり、同じテナント利用者のどなたかがご登録すれば、付与されたフリーのライセンスを他のユーザーに割り当てることでテナント利用の他ユーザーも Microsoft Power BI が利用可能となります。 この内容は、Microsoft Power BI ライセンス項目の横にある [この項目に関するヘルプ] からも確認いただけます。(英語情報のみです。) 課金はされません この Microsoft Power BI ライセンスが表示されていることで、意図せず課金されることはありません。 ライセンス発行済みため Office 365 管理メニュー [課金]…

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Known Issue: ストアドプロシージャ実行時にエラー 602 が発生する。

SQL Server Support Team SQL Server 2012 Service Pack 1 をご利用の環境において、ストアドプロシージャ実行時にエラー 602 が発生する場合があります。 この現象について、早急に情報を公開する目的で本ブログ記事を公開しています。   現象 SQL Server 2012 Servce Pack 1 を利用する環境で、ストアドプロシージャ実行時に、エラー602 が発生する場合があります。同環境で同一ストアドプロシージャを実行した場合でも、エラーが発生しない場合もあります。この事象は、 SQL Server 2012 Service Pack 1 の不具合に起因しています。 エラー602 は下記のメッセージとなります。 —-  パーティション ID が %1! のテーブルまたはインデックスのエントリが、データベース %2! に見つかりませんでした。このエラーは、削除されたテーブルをストアド プロシージャが参照している場合、またはメタデータが壊れている場合に発生する可能性があります。ストアド プロシージャを削除して再作成するか、DBCC CHECKDB を実行してください。 —- なお、以下の操作実行時に不具合に遭遇する可能性が高まります。  ストアドプロシージャ内でローカル一時テーブルが作成および削除され、そのストアドプロシージャがひとつのセッション内で繰り返し呼び出される。  SQL Server 内でキャッシュされている実行プラン内に、前回の実行時に作成されたローカル一時テーブルに関する情報が残っており、その情報が参照された。  高スペックなマシン (多数の CPU を搭載するマシン)…

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[不具合] SQL Server 2014 Reporting Services にて、パフォーマンスオブジェクト ReportServer:Service が動作しない

  SQL Server Developer Support チーム 須田 恵 現象 このたび SQL Server 2014 Reporting Services におきまして、パフォーマンスオブジェクト ReportServer:Service が適切に動作しないことが判明しました。 ReportServer:Service 内のすべてのカウンターにおいて、値が 0 のまま更新されません。 弊社製品の不具合によりご迷惑をおかけしていることを、深くお詫び申し上げます。 現在、本不具合の修正について検討中の段階ですが、詳細が確定しましたら、あらためまして本ブログにてお知らせするとともに、弊社サポート技術情報 (KB) での公開も予定しております。 対象製品バージョン SQL Server 2014 Reporting Services (2012 など以前のバージョンには該当しません。)   代替案について Reporting Services のパフォーマンス傾向は、パフォーマンスモニターの Process オブジェクトにおいて、該当の Reporting Services インスタンスのカウンターを監視することで確認することが可能です。 大変恐縮ですが、代替案としてご検討ください。   ※本記事は 2015 年 2 月時点の情報です。 2015/4/24 追記 本不具合に対する修正プログラムが、SQL Server…

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