[Azure SQL DB] 誤って削除したデータベースの復元方法

Escalation Engineer
神谷 雅紀

復元の条件

以下の条件を両方とも満たしている場合に限り、誤って削除してしまったデータベースを復元することができます。

復元の手順

1. Azure ポータル (https://portal.azure.com) でリソースとして [SQL Server] を選択し、続いて、削除したデータベースをホストしていた論理 SQL Server 名、[削除されたデータベース]、復元したいデータベース名の順番に選択します。

※ [削除されたデータベース] に復元したいデータベース名が表示されていない場合には、5 ~ 10 分程度待った後に改めて確認して下さい。

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2. 次に、復元後のデータベース名を指定します。既定では、削除したデータベース名の後ろに日時が付加された名前になっています。データベース名を指定して OK を押下すると復元が開始されます。しばらく待つと復元が完了します。

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3. 復元後にデータベース名を変更したい場合は、SQL Server Management Studio で Azure SQL Database に接続し、オブジェクトエクスプローラーでデータベース名を右クリックして [名前の変更] を行うか、または、クエリウィンドウで ALTER DATABASE を実行します。ALTER DATABASE により変更する場合は、現在のデータベースは master を選択します。

SQL Server management Studio オブジェクトエクスプローラーを用いた方法

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SQL Server Management Studio クエリウィンドウを用いた方法

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※ オブジェクトエクスプローラーで [データベース] を選択して F5 キーを押下することで表示を更新することができます。

この手順は、以下にも掲載されています。

データベースの自動バックアップを使用した Azure SQL Database の復旧
- 削除されたデータベースの復元
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/sql-database/sql-database-recovery-using-backups