BCP Queryout で処理が二重実行される

本投稿は BCP ユーティリティの queryout オプションを使用した場合の不具合に関する報告です。   事象概要 bcp ユーティリティの queryout オプションを使用した場合、予期せずクエリが 2 回実行される場合があります。   bcp ユーティリティの queryout オプションを使用してコマンドを実行する際、フォーマットファイルを使用することで、 インポート先のテーブルのスキーマとテーブル列のデータ型に準拠して、一括インポートすることができます。   しかしながら、フォーマットファイルでテーブルの各列の照合順序を指定した場合、 フォーマットファイルで指定した照合順序の確認を行う内部動作に起因して、予期せずクエリが 2 回実行される場合があります。 なお 1 回目のクエリ実行後、Attention が記録される場合もありますが、 Attention が記録されず、クエリが 2 回実行される場合もあります。   回避方法 本動作はフォーマットファイルで照合順序を指定して、bcp ユーティリティの queryout オプションを実行した場合に発生することを確認しています。またフォーマットファイルで照合順序を指定しない場合、事象が回避できます。   以下の参考情報の通り、一般的にはフォーマットファイルを使用して、照合順序を明示的に指定することを推奨しておりますが、 本不具合が発生した場合には。フォーマットファイルで照合順序を指定せずに、queryout オプションを実行してください。 なお、フォーマットファイルで照合順序を指定しない場合、インポート先の既定の照合順序に従ってインポートが行われます。   参考情報 bcp ユーティリティ https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/tools/bcp-utility?view=sql-server-2017   本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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[SSRS] Windows 10 におけるレポート表示時に文字化けが発生する。

今回の投稿では、Windows 10 の環境において、レポートで利用するフォントに依存した文字化けの現象についてご案内します。   ■現象 Windows 10 上にて、Report Builder などを利用し、レポートを作成する際に特定のフォントを利用すると、日本語(漢字)の表示が文字化けします。 Windows 10 以外の OS にて、同様のレポートを作成した場合、本現象は発生しません。 この現象は、 Windows 10 において、フォールバックフォント (この度のように英字用のフォントで漢字表示をする際にも判読可能なように常に表示されるように設計されたフォント) が既定ではインストールされていないことに起因して発生しています。 また、この現象は、過去に作成したレポートをアップグレードする際に、新しく Windows 10 を含めた複数の OS でレポートを参照する要件が発生した場合などに生じやすい現象となります。 ■回避策 次のいずれかの回避策が有効です。 Windows 10 に「繁体字中国語補助フォント」のフォールバックフォントをインストールする。 個々のレポート毎の対応でなく、一括で対応が可能な対処策となります。 次の手順でフォントをインストールできます。 フォントインストール手順 —————————————————– 1. [スタート] メニューの [設定] を開きます。 2. 設定の検索で、「アプリと機能」を検索します。 3. [アプリと機能] を選択します。 4. [オプション機能の管理] を選択します。 5. [機能の追加] を選択します。一覧から 繁体字中国語補助フォントをインストールします。 レポートの構造を変更する。 Windows 10 においても文字化けしないフォントを利用しレポートを構成します。 大変残念ながら、文字化けが発生しているレポートの改修は、個々のレポート毎にフォントの変更が必要となります。一括での修正はできませんのでご注意ください。 例えば、MSP ゴシックや…

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[Stream Analytics] 不正な JSON 形式を送った場合に発生するエラーについて

松本 奈紗 Support Engineer   皆さん、こんにちは。 BI Data Platform サポートチームの松本奈紗です。 今回の投稿では、Stream Analyticsの環境において、上手くストリーミングデータが出力に受け渡されない場合、参考となる情報をご紹介いたします。 日々、弊社には多くのお問い合わせを頂くわけですが、その中でも Stream Analytics で以下のようなエラーが発生した、といったご相談をしばしばいただきます。   エラーメッセージ Could not deserialize the input event(s) from resource ‘xxxxx’ as Json. Some possible reasons: 1) Malformed events 2) Input source configured with incorrect serialization format   このメッセージだけですとやはり、何が問題か判断がつきにくいもあると思いますので、今回の投稿ではこの点についてフォーカスしてみたいと思います。 結論から申し上げますと、このエラーはStream Analyticsの環境において、上手くストリーミングデータが出力に受け渡されない事を意味しています。 考えられる原因として、不正な JSON 形式が送付されている可能性が高いため、インプットとなるデータの精査が必要になります。 下記情報と共に、事象の切り分けにあたって少しでも参考となりましたら幸いです。   参考情報『間違った形式の入力イベントをトラブルシューティングする』 https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/stream-analytics/stream-analytics-common-troubleshooting-issues#troubleshoot-malformed-input-events  …

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[ADF] Azure SQL DataWarehouseにデータをコピーする際に発生するエラーについて

松本 奈紗 Support Engineer   皆さん、こんにちは。 BI Data Platform サポートチームの松本奈紗です。 今回の投稿では、Azure Data Factoryを利用してAzure SQL DataWarehouse にデータをコピーする際に発生するエラーのうち、メッセージから判断がつきにくいものがありますので、エラーの原因を見つけるために確認すべき点をご紹介いたします。 また、今回はイメージがつきやすいように、以下のようなサンプルを用いて、エラーの対処策をご紹介いたします。   [サンプルの前提] Azure Data Factoryを利用して、CSVファイルをSQL Server Management Studio(SSMS) に接続されたAzure DataWarehouse へコピーします。   Test.csv Number, Word, Letter 1, test1, A 2, test2, B Azure SQL Data Warehouse SSMSでのテーブル定義 CREATE TABLE dbo.TestTable( Number int NULL ,Word char(1) NULL ,Letter char(1)…

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[SSRS] Web ポータルからファイルダウンロード時のファイル名文字化けについて

今回の投稿では、SQL Server 2016 Reporting Services、並びに、SQL Server 2017 Reporting Services の環境において、Web ポータルからファイルダウンロード時、ファイル名の日本語文字が文字化けする事象についてご案内します。 ■現象 Internet Explorer ブラウザにて、Web ポータルからファイルダウンロード時、ファイル名に日本語文字が含まれる場合、ファイル名が文字化けする事象を確認しております。 1) Web ポータルから、ファイル名に日本語文字(2byte文字) が含まれるファイルをダウンロードします。 2) ファイル名が文字化けされた状態でダウンロードされます。 元のファイル名:レポートテスト.xlsx ダウンロード後のファイル名:=_utf-8_B_44Os44Od44O844OI44OG44K544OILnhsc3g=_= ■回避策 残念ながら、現時点で本現象の修正は予定されておりません。このため、下記いずれかの回避策の適用をご検討ください。 A. シングルバイトの文字で命名したファイルをアップロードする B. ダウンロード後にファイル名を手動で変更する C. ファイルダウンロード操作は、Chrome など事象が発生しない別のブラウザを使用する(※Chrome の場合には事象が発生しないことを確認しております) D. Web サービスからダウンロードする Web サービスよりダウンロードする場合には、文字化けが発生しないことを確認しています。 Excel ファイルやテキストファイルなど、Web サービスからダウンロード可能なファイルにつきましては本回避策は有効となります。 例えば、レポート定義ファイル(*.rdl) はWeb サービスよりダウンロードできないため、この場合は上記A. ~ C. の回避策にて対処する必要があります。  

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[SSRS] SQL Server 2016 SP2 Cumulative Update 適用による不具合について

今回の投稿では、SQL Server 2016 SP2に Reporting Services をインストールしている環境において、累積的な更新プログラムのCU1、並びに、CU2 を適用した際に発生する問題と、この修正状況についてご案内します。 ■現象 SQL Server 2016 SP2 環境にて、CU1(*1)、または、CU2(*2) を適用することで以下問題が発生する報告を確認しています。 ・CPU 使用率が大幅に増加する ・Web ポータル (http://<サーバー名>/reports) サイトが閲覧できなくなる (*1) Cumulative Update 1 for SQL Server 2016 SP2 https://support.microsoft.com/en-us/help/4135048/cumulative-update-1-for-sql-server-2016-sp2 (*2) Cumulative Update 2 for SQL Server 2016 SP2 https://support.microsoft.com/en-us/help/4340355/cumulative-update-2-for-sql-server-2016-sp2 ■原因  内部コードの問題により発生しておりました。このコードの内容については非公開とさせていただいております。 ■回避策 既にインストールされているCU1、またはCU2 をアンインストールします。 コントロールパネル – プログラムと機能 – 更新プログラムのアンインストール からアンインストールが可能です。 ■修正状況 現在、SQL Server…

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[SSRS] サブスクリプション設定画面参照時に記録されるエラーについて

今回の投稿では、SQL Server 2016 Reporting Services の環境において、サブスクリプション設定画面を参照した際に記録されるエラーについてご案内します。   ■現象 Web ポータルサイトより、任意のレポートの管理画面からサブスクリプションページを開くと、Reporting Services のログへエラーが記録されます。 1) Web ポータルサイトから管理画面 – サブスクリプション設定画面を開きます。 2) reportserverservice_ymd.log から次のエラーの出力を確認できます。 【ファイルパス(既定の場合)】 C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSRS13.MSSQLSERVER\Reporting Services\LogFiles\reportserverservice_ymd.log 【出力内容】 library!ReportServer_0-1!c08!08/09/2018-20:55:55:: e ERROR: Throwing Microsoft.ReportingServices.Diagnostics.Utilities.NotEnabledException: , Microsoft.ReportingServices.Diagnostics.Utilities.NotEnabledException: The requested functionality is not currently enabled.; extensionfactory!ReportServer_0-1!c08!08/09/2018-20:55:55:: i INFO: Skipped instantiating Report Server PowerBI report server extension. Extension was not…

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[SSRS] レポートサーバーデータベース移行時のキー情報の削除方法について

今回の投稿では、SQL Server 2016 以降、かつ、Enterprise/Developer Edition 以外の Edition の Reporting Services に対するレポートサーバーデータベース移行時に発生する可能性がある現象とその対処策についてご案内します。   ■ Reporting Services のレポートサーバーデータベースの移行方法について Reporting Services が利用するレポートサーバーデータベース(既定では ReportServer, ReportServerTempDB) を移行し、別インスタンスの Reporting Services で利用する場合、移行元のレポートサーバーデータベースのバックアップを採取し、移行先の Reporting Services が参照する SQL Server インスタンスに復元します。その後、移行先の Reporting Services 構成マネージャにて、復元したレポートサーバーデータベースを使用するように指定することで、レポートサーバーデータベースの設定が完了します。 なお、上記手順によって、移行先のレポートサーバーデータベース内には、移行元のサーバー情報と移行先のサーバー情報が登録された状態となります。   この状態は、 Reporting Services のレポートサーバーデータベースの内部では、スケールアウト構成を実施した状態と同様の構成となります。 スケールアウト構成は、Enterprise/Developer Edition のみで利用可能な構成であるため、これら以外の Edition を利用している場合、 rskeymgmt を利用して、移行元のサーバー情報を削除する必要があります。 rskeymgmt による削除方法は下記の通りです。   1. 管理者として実行でコマンドプロンプトを開きます。 2. 下記のコマンドを実行し、移行元のサーバーが利用している installation-id…

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Azure Functions で SQL Data Warehouse の価格レベルを変更する

今回の投稿は、Azure Functions で SQL Data Warehouse の価格レベルを変更する方法です。 SQL Data Warehouse の価格レベルは、Azure Portal、PowerShell、T-SQL 、REST API などいくつかの変更方法があります。 今回は、Azure Functions から REST API を使用して、SQL Data Warehouse の価格レベルをスケジュール変更する方法をご紹介します。 ※ Azure Functions はサーバーレスでアプリケーションを構築するための Azure の SaaS サービスです。   ■ テンプレートから作成できます! Function App を1から作るのは大変だなぁ・・・と思う方も大丈夫です! 価格レベルをスケジュール変更するための Function App 向けのテンプレートがあります。   タイトル : Azure SQL Data Warehouse で Azure Functions を使用してコンピューティング リソースを管理します。 アドレス…

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“Action recommended: Allow outbound traffic to all Azure SQL Database routers in <データセンター>” メールの対処方法について

  高原 伸城 Support Escalation Engineer   皆さん、こんにちは。 BI Data Platform サポートチームの 高原 です。 今回は、Azure SQL Database でよくある質問事項の一つである ”Action recommended: Allow outbound traffic to all Azure SQL Database routers in <データセンター>” メールの対処方法について紹介します。   皆さんは、先日 Azure SQL Database に接続をする際に利用される Gateway に割り振られた IP アドレスが追加されたことをご存知でしょうか。 接続先の IP アドレスをファイアウォールで絞った環境では、この変更により影響を受ける可能性があります。 また、Azure SQL Database を使用している方は、以下のようなメール (タイトル:   ”Action recommended: Allow outbound traffic…

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