[SSRS] 例外の詳細: ‘3’ の InvalidArgument=Value は ‘SelectedIndex’ に対して有効ではありません。


SQL Server Developer Support Team

米内 満

 

こんにちは!
今日は、Windows Server 2008 をご利用のお客様において確認できました稀な事象についてご紹介いたします。

 

[事象]

SQL Server Reporting Services 構成マネージャーから、任意のインスタンスに接続後、[サービスアカウント] ページを選択するとエラーが発生します。

 

参考画像 A

clip_image002

 

エラー

パネルの切り替え中にエラーが発生しました。WMI プロパティの取得中に発生したエラーが原因である可能性があります。例外の詳細:

‘3’ の InvalidArgument=Value は ‘SelectedIndex’ に対して有効ではありません。

パラメータ名: SelectedIndex

 

参考画像 B

clip_image003

 

[発生条件]

以下の条件により発生する事象となります。

Windows Server 2008 + SQL Server 2012 以降

Reporting Services のインストール時に、Reporting Services のサービス アカウントを Local Service に設定する

 

[要因]

Reporting Services 2012は、仮想アカウント (後述参照) が利用可能であることを前提としております。

しかしながら、Windows Server 2008 には仮想アカウントが存在しないため、サービスアカウント情報を表示させるドロップダウン リストのインデックス(仮想アカウントがある前提で並べられています) が不正となり、エラーとなります。

Windows Server 2008 R2 以降では仮想アカウントが存在するため、本エラーは発生しません。

 

■仮想アカウントについて

Windows Server 2008 R2 および Windows 7 の仮想アカウントは、サービスの管理を簡単にするために次の機能を提供する、管理されたローカル アカウントです。 仮想アカウントは自動的に管理され、ドメイン環境でネットワークにアクセスすることができます。

 

詳細につきましては、下記をご参考下さい。

Windows サービス アカウントと権限の構成

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143504(v=sql.110).aspx

 

[対処策]

事前予防策

Reporting Services をインストールする際、Reporting Services のサービス アカウントに既定の Network Service もしくは、ドメイン ユーザー アカウントを利用します。

 

事後対処策

直接インストールした Reporting Services のサービス アカウントを Local Service から Local System に変更します。

 

<詳細手順>

1. [スタート]-[コントロール パネル]-[管理ツール]-[サービス] にて事象が発生する SQL Server Reporting Services (任意のインスタンス) を確認します。

 

SA3

 

2. 該当のサービスにて、右クリック [プロパティ] をクリックし、表示されたプロパティ画面で [ログオン] タブをクリックします。

3. “ログオン” をローカル システム アカウントに設定し、OK をします。

 

clip_image005

 

4. サービスアカウントを変更した Reporting Services サービスを再起動します※ 再起動されるまでは反映されません。

5. Reporting Services 構成マネージャーを起動し、サービスアカウントがエラーなく確認できるか確認します。

 

[補足事項]

ローカル アカウントを利用する場合には、本事象に関わらず注意点があります。

 

詳細については、下記公開情報の”ローカル アカウントの使用に関する注意点″ の項目をご参照ください。

 

レポート サーバー サービス アカウントの構成 (SSRS 構成マネージャー)

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms160340.aspx

 

以上です。参考になりましたら、幸いです。


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