SQL Database から Microsoft Azure 仮想マシン + SQL Server 環境 へのデータ移行方法について

  皆さん、こんにちは。SQL Server/Microsoft Azure SQL Database サポートチームです。今回のテーマは SQL Database から IaaS 環境へのデータ移行方法についてです。 Microsoft Azure SQL Database (以下 MASD) /Microsoft Azure 仮想マシン + SQL Server  (以下 SQL VM) をご利用いただいているお客様からよく頂くご質問の一つに、MASD から SQL VM へのデータ移行方法に関するものがあります。 当初は、MASD の使用した開発を検討していたが、SQL Server のフル機能を使用したいなど、開発途中で要件変更が発生し、別の環境にデータ移行を行う必要が出てくる可能性があると思います。 今回は、このような状況で役立つ、MASD から SQL VM へのデータ移行方法をご紹介します。   [前提条件] データ移行先の Microsoft Azure 仮想マシンに SQL Server がインストールされていることを前提にしています。   [事前準備] 1) Microsoft Azure…

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日本語照合順序での 濁音、半濁音 の取り扱いについて

  皆さん、こんにちは。 SQL Server/Microsoft Azure SQL Database サポートチーム です。 今回は、日本語照合順序での 濁音、半濁音 の特殊な取り扱いについて紹介します。   [濁音、半濁音 の 特殊な取り扱い] 濁音、半濁音 の文字コードは以下のものになります。   濁音、半濁音 SJIS UTF-16 ゛ (全角) 0x814A 0x309B ゜ (全角) 0x814B 0x309C ゙ (半角) 0xDE 0xFF9E ゚ (半角) 0xDF 0xFF9F   SQL Server で 日本語照合順序を使用している場合、半角文字の後に濁音、半濁音を追加すると、”半角文字” + “濁音、半濁音” が 1 文字として認識されます。 具体的に LIKE 検索を実行し、動作を見てみましょう。   SELECT CASE WHEN…

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日本語照合順序での漢数字 〇 (0x815A) の取り扱いについて

  皆さん、こんにちは。 SQL Server/Microsoft Azure SQL Database サポートチーム です。 今回は、日本語照合順序での 漢数字 〇 の特殊な取り扱いについて紹介します。   [漢数字 〇 特殊な取り扱い] 漢数字 〇 の文字コードは以下のものになります。 SJIS UTF-16 漢数字 〇 0x815A 0x3007   SQL Server で 日本語照合順序を使用している場合、一部の日本語照合順序 (Japanese、Japanese_90、Japanese_Unicode) では、ソートの重み付けを持つ文字として 漢数字 〇 が登録されていないため、漢数字 〇 を含む文字列で LIKE 検索した場合に、意図しない検索結果が返る場合があります。 具体的に LIKE 検索を実行し、動作を見てみましょう。   SELECT CASE WHEN ‘12‘ LIKE ‘1〇2‘  THEN ‘TRUE’ ELSE ‘FALSE’ END…

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[ご注意ください] 12 月 10 日に Windows Update で配信された Visual Studio 2012 対象の更新プログラム KB3002339 をインストールするとシステムのハングアップなどの問題が発生する(※ Ver3.0 – 12/17リンク先追記あり)

※ 本件は、Visual Studio サポート チームのブログの転載となります。 2014 年 12 月 10 日に公開され、Windows Update で配信された Visual Studio 2012 対象の KB3002339 の更新プログラムをインストールすると、Windows Update が完了しない、システム再起動時に更新が完了せずシステムがハングアップしてしまうという現象が発生することを確認いたしました。 KB3002339 https://support.microsoft.com/kb/3002339/ 本問題の報告を受け、Windows Update の配信は既に停止いたしましたが、Windows Server Update Services (WSUS) を使用して更新プログラムを配信されているお客様におかれましては、本更新プログラムの配信を停止していただけますようお願い申し上げます。 既に本更新プログラムを適用し、ハングアップなどの現象が発生している環境での復旧方法につきましては、現在調査中です。進展があり次第、Visual Studio チーム記事にて情報公開させていただきます。最新の内容は下記 Visual Studio チームブログ(※12/17 アップデート内容がございます)をご覧ください。 Visual Studio サポートチームブログ [ご注意ください] 12 月 10 日に Windows Update で配信された Visual Studio 2012 対象の更新プログラム KB3002339 をインストールするとシステムのハングアップなどの問題が発生する…

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日本語照合順序での長音、繰り返し符号の取り扱いについて

  皆さん、こんにちは。 SQL Server/Microsoft Azure SQL Database サポートチーム です。 今回は、日本語照合順序 (Japanese、Japanese_90、Japanese_XJIS_100、Japanese_Unicode) での、長音、繰り返し符号の特殊な取り扱いについて紹介します。   [長音、繰り返し符号の特殊な取り扱い] 長音、繰り返し符号には、以下のものが存在します。   長音符号 SJIS UTF-16 ー 0x815B 0x30FC ― 0x815C 0x2015 ー 0xB0 0xFF70   繰り返し符号 SJIS UTF-16 ヽ 0x8152 0x30FD ヾ 0x8153 0x30FE ゝ 0x8154 0x309D ゞ 0x8155 0x309E 々 0x8158 0x3005   SQL Server で 日本語照合順序を使用している場合、長音、繰り返し符号は、特殊な文字として、全て等価の符号として取り扱われます。そのため、長音、繰り返し符号で検索を実施した場合には、全ての 長音、繰り返し符号が同じ符合(文字)として認識されるようになります。   具体的に…

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[SQL Server] Hyper-V 仮想化の対応状況について

  皆さん、こんにちは。 SQL Server/Microsoft Azure SQL Database サポートチーム です。 今回は、SQL Server の仮想化対応状況についてご紹介します。 以下に Hyper-V の各テクノロジー サポート状況をまとめましたのでご参考ください。 ※ 2015 年 7 月 SQL Server 2014 のサポート状況を追記いたしました。   項目 機能 SQL Server 2008 R2 SQL Server 2012 SQL Server 2014 Hyper-V 全般 仮想化のサポート サポート対象 サポート対象 サポート対象 Hyper-V バージョン 2008 以降 2008 以降 2008 以降 CPU 仮想プロセッサー(VP) と論理プロセッサー(LP)…

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[SSRS] Reporting Services 文字化け:PDF の文字をコピーして貼り付けると文字化け

  みなさん、こんにちは。 Reporting Services では PDF ファイルへのエクスポートが可能です。 その PDF ファイルを 2 次利用する場合において文字化けが発生するケースがあります。 再現手順 1) Reporting Services でエクスポートした PDF ファイルを開きます。 2) 表示されているデータの文字列を [Ctrl] + [C] キーなどでクリップボードにコピーします。 3) メモ帳などを開き、コピーした値を貼り付けると文字化けが発生します。(2 バイト日本語など) 要因 これは、Reporting Services が出力する PDF のフォントが、グリフ形式で記録される場合に発生します。 日本語のフォントの場合は、グリフで扱われています。 グリフって? 文字の形状のことです。コンピュータの画面表示や紙に印刷するための、文字を形づくる輪郭線、グラフィック的な情報です。 これは、Unicode などの文字コードとは異なる情報です。 コピー&ペーストのようにアプリケーションが値を文字列として扱うケースでは、グリフ のほかに文字コードが必要になります。現在、Reporting Services が出力する PDF では、埋め込まれているグリフから Unicode への変換を行う機能を持っていないため、コピー&ペーストを行った場合は正確な Unicode 文字コードが得られず文字化けします。 この動作は、大変恐縮ではあるのですが Reporting Services で生成された PDF を扱う上での制限事項です。…

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[SSRS] SharePoint 統合モードのレポートサーバー構築手順 (単一サーバー) – SQL Server 2014 と SharePoint 2013 の組み合わせ

  SQL Server Developer Support 藤丸陽子 SharePoint 2013 と SQL Server 2014、同一筐体のシングル構成における手順を案内します。 前回案内した [SSRS] SharePoint 統合モードのレポートサーバー構築手順 (単一サーバー) – SQL Server 2012 と SharePoint 2013 の組み合わせ と基本的に同じ構成手順となります。     ■■■ 構成 ■■■ SharePoint 2013 と SQL Server 2014、同一筐体のシングル構成における手順です。           ■■■ 手順概要 ■■■ 以下が手順概要となります。     1. 事前準備 (.NET Framework 3.5 SP1 のインストール)…

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[SSAS] SQL Server Analysis Services メタデータマネージャー Error 発生時の対処方法

SQL Server Developer Support Team 藤丸陽子   SQL Server Analysis Services 利用時に、メタデータマネージャーエラーが記録され、Analysis Services に対する操作が失敗する事象とその対処について案内します。     事象 Analysis Services データベースの参照、処理、バックアップ・復元、もしくは、Analysis Services サービス起動時にエラーが発生し、 実施した操作が失敗します。 Analysis Services サービス起動時にエラーとなる場合や、サービス起動は成功した後も、特定のデータベースのみで実施の操作が失敗する場合と、すべてのデータベースで問題が発生する場合があります。また、失敗する操作は一つに限らず、いくつか、もしくは、全て失敗する可能性があります。     エラーメッセージ        メタデータマネージャーエラーが発生すると次のようなエラーが発生します。                 —–抜粋—– ファイル システム エラー: ファイルを開いている途中で次のエラーが発生しました ‘\\?\C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSAS<Version>.MSSQLSERVER\OLAP\Data\SSASDB1.0.db\<ファイル名>’ ————— —–抜粋—– コード: 0xC114001D — メタデータマネージャーでエラーが発生しました。 <SSASオブジェクト名> をファイル ‘\\?\C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSAS<Version>.MSSQLSERVER\OLAP\Data\SSASDB1.0.db\<ファイル名>…

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[SQL Database] アプリケーション作成における推奨事項について (Microsoft Azure SQL Database)

  皆さん、こんにちは。 SQL Server/Microsoft Azure SQL Database サポートチーム です。 今回は、Microsoft Azure SQL Database (以下 MASD) を使用したシステムを構築するうえで、推奨されるアプリケーションの実装について紹介します。   MASD は、クラウド上に配置されたデータベースをサービス (Software as a Service : SaaS) として提供しており、高可用性を実現するため、複数レプリカによる冗長性を備えています。また、高可用性を維持していくために、Reconfiguration (リコンフィグレーション) が内部的に行われています。 ※ Reconfiguration (リコンフィグレーション) の詳細については、以下の ブログを参照ください。   [SQL Database] Reconfiguration (リコンフィグレーション) は悪ではない。 http://blogs.msdn.com/b/jpsql/archive/2014/10/22/sql-database-reconfiguration.aspx   そのため、MASD を使用したシステムを構築する場合は、アプリケーション側でも、 アプリケーションからデータベースまでの経路間におけるネットワーク遅延、及び、Reconfiguration (リコンフィグレーション) の発生に伴う、既存セッションの切断、ロールの変更 (セカンダリからプライマリへの昇格など) が完了するまでの期間 (数秒から数十秒程度) における、新規接続の一時的な遅延を考慮した実装を検討する必要があります。 上記の事項を考慮した実装として、アプリケーション側で以下を実装することを推奨しています。   推奨実装 (アプリケーション側) 1)…

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