[SSRS] SharePoint 統合モードのレポートサーバー構築手順 (単一サーバー) – SQL Server 2012 と SharePoint 2010 の組み合わせ)


 

山崎 実久
SQL Developer Technology Support Engineer

SharePoint では、Reporting Services SharePoint 統合モードの設定を行うと、SharePoint 製品およびテクノロジを使用して、SQL Server Reporting Services のレポートの管理等を行うことができます。

本 Blog では、SharePoint 統合モードの Reporting Services レポートサーバーを構築する手順をご案内いたします。 利用するプロダクトは Windows Server 2008 R2 上の SQL Server 2012 ならびに SharePoint 2010 となり、運用前の評価・検証を目的とした状況を想定しサーバー 1 台で構築しています。 構築過程で多くのメモリを必要とします。今回の構築作業ではメモリ 5 GB を搭載した環境で実施いたしました。 システム要件の詳細は下記技術情報に記載がございますので、ご参照ください。

    ハードウェア要件およびソフトウェア要件 (SharePoint Server 2010)
     ”http://technet.microsoft.com/ja-JP/library/cc262485(v=office.14).aspx

    (本文一部抜粋)
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ハードウェア要件 - Web サーバー、アプリケーション サーバー、および単一サーバー インストール

コンポーネント 最小要件 
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RAM 開発または評価用に 4 GB 
単一サーバーまたは複数サーバー ファーム の運用環境には 8 GB
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A. SharePoint 統合モードのレポートサーバー構築手順の概要

SharePoint 統合モードのレポートサーバー
を構築する手順のおおかまな流れは、次のとおりです。

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1. Windows Update
を何度か実行しOS を最新の状態にした後、OS を再起動
2. SharePoint Server 2010 の必須コンポーネントのインストール 
    SharePoint Server 2010 の “ソフトウェアと必須コンポーネントのインストール” のインストール
3. SharePoint Server 2010 のインストール
4. SharePoint Server 2010 の 最新の Service Pack をインストール
5. SQL Server 2012 のインストール
6. SQL Server 2012 の 最新の Service Pack をインストール
7. SharePoint のファームの構成 (SharePoint 2010 製品構成ウィザードの実行)
8. SharePoint のファームの設定 (サーバーの全体管理から構成ウィザードの実行)
9. Reporting Services SharePoint Service のインストール
10. Reporting Services のサービス アプリケーションの作成
11. サイトのドキュメントライブラリーへレポートを配置し表示可能か確認
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B. SharePoint 統合モードのレポートサーバー構築手順の詳細

 

1. Windows Update を何度か実行しOS を最新の状態にした後、OS を再起動します。

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2.
SharePoint Server 2010 の “ソフトウェアと必須コンポーネントのインストール” を選択。ウィザードに従い、インストールを進めます。

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3. SharePoint Server 2010 インストールします

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・インストールの種類を選択する画面で、サーバーファーム を選択します。

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・サーバーの種類の項目にて、完全 を選択します。

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・構成ウィザードの実行画面にて、SharePoint 製品構成ウィザードを今すぐ実行するチェックボックスを外して、閉じるを選択します。

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4.
SharePoint Server 2010 の 最新の Service Pack をインストールします。
SharePoint 統合モードのレポートサーバーを SQL Server2012 で構築する場合は、Sharepoint 2010 に SP1 以降の Service Pack を適用する必要があります。

5. SQL Server 2012 のインストールします。
SQL Server 機能のインストールを選択します。

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以下の例では、下記機能をインストールしています。
・データベースエンジンサービス
・Reporting Services – SharePoint
・SharePoint 製品用 Reporting Services アドイン
・管理ツール - 基本
・管理ツール - 完全

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Reporting Services SharePoint 統合モードの項目では インストールのみ しか選択できません。

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6. SQL Server 2012 の 最新の Service Pack をインストール
SQL Server 2012 の最新の Service Pack は、下記サイトで確認することができます。
http://blogs.msdn.com/b/jpsql/archive/2013/03/25/2013-3-sql-server.aspx

7. SharePoint のファームの構成 (SharePoint 2010 製品構成ウィザードの実行)

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・新しいサーバーファームの作成 を選択します。

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・構成データベースの設定にて、”データベースサーバー” ”データベース名”、”ユーザー名”、”パスワード” を設定します。

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・以降ウィザードに従い、ご利用の環境に合わせて設定を行います。

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・[確認事項] サービスの Windows トークンサービスに対するクレーム は既定でスタートアップの種類が 無効 になっています。
レポートごとに保存された資格情報を利用されない場合は、このサービスを起動し、スタートアップの種類を 自動 に変更します。

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8. SharePoint のファームの設定 (サーバーの全体管理から構成ウィザードの実行)

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9. Reporting Services SharePoint Service のインストール

こちらの手順は以下の技術情報をご参照ください(”Reporting Services SharePoint サービスのインストールと開始” の箇所)。

SharePoint モードの Reporting Services を単一サーバー ファームとしてインストールする
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/gg492276.aspx#bkmk_install_SSRS_sharedservice

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10. Reporting Services のサービス アプリケーションの作成

こちらの手順は以下の技術情報をご参照ください(”Reporting Services のサービス アプリケーションの作成” の箇所)。

SharePoint モードの Reporting Services を単一サーバー ファームとしてインストールする
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/gg492276.aspx#bkmk_create_serrviceapplication 
 

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・ご利用の環境に合わせ設定を行います。 

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11. サイトのドキュメントライブラリーへレポートを配置し表示可能か確認

サイトのドキュメントライブラリーへレポートを配置し、配置したレポートを表示することが可能か否かご確認ください。
以下の例では、共有ドキュメントにレポート”PrefectureCity” を配置し、レポートを表示させた際のキャプチャーとなります。

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以上となります。環境構築の際に、是非、お役立てください。

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