SQL Server 2012 構成ファイルの分散再生クライアントのオプションについて


【この記事について】       
構成ファイル(ConfigurationFile.ini) を使用して SQL Server 2012 をインストールする際に、以下のエラーが発生し、インストールに失敗する場合の対処方法についてご案内します。

  

---Summary.txt より抜粋ここから---
Overall summary:
  Final result:                  失敗しました: 以下の詳細を参照してください
  Exit code (Decimal):           -2068578304
  Exit facility code:            1204
  Exit error code:               0
  Exit message:                  設定 'CLTRESULTDIR' に指定されたディレクトリ 'C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\DReplayClient\ResultDir' は存在しません。      
---ここまで---

     
【解説】 
SQL Server 2012 のインストール ウィザードで分散再生 (Distributed Replay) クライアントをインストールするよう選択した場合、自動生成された構成ファイル(ConfigurationFile.ini) 中に以下のオプションが記述されます。

・CLTRESULTDIR : (分散再生クライアント サービスの結果ディレクトリ)

・CLTWORKINGDIR : (分散再生クライアント サービスの作業ディレクトリ)

SQL2012_install_01

この時、インストール ウィザード中の「分散再生クライアント」画面にて任意のディレクトリを指定しない場合は、ウィザードで表示されている以下のディレクトリが指定されます。

※ C: はシステムドライブとなります
---ConfigurationFile.ini より抜粋---
; 分散再生クライアント サービスの結果ディレクトリ。

CLTRESULTDIR="C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\DReplayClient\ResultDir"

; 分散再生クライアント サービスの作業ディレクトリ。

CLTWORKINGDIR="C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\DReplayClient\WorkingDir"
---ここまで---

      SQL2012_install_02

構成ファイル(ConfigurationFile.ini) を用いて SQL Server 2012 をインストールする、もしくは、コマンド プロンプトで SQL Server 2012 をインストールする際に、/CLTWORKINGDIR 、/CLTRESULTDIR オプションを指定する場合は、有効なディレクトリを指定する必要があり、該当ディレクトリが存在しない場合は下記のエラーが発生し、SQL Server のインストールに失敗します。

---Summary.txt より抜粋ここから---
Overall summary:
Final result: 失敗しました: 以下の詳細を参照してください
Exit code (Decimal): -2068578304
Exit facility code: 1204
Exit error code: 0
Exit message: 設定 'CLTRESULTDIR' に指定されたディレクトリ 'C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\DReplayClient\ResultDir' は存在しません。
---ここまで---

 

【対処方法】         
分散再生クライアントの作業ディレクトリ、結果ディレクトリを任意のディレクトリに設定する場合は、予め該当ディレクトリを作成し、ConfigurationFile.ini の /CLTWORKINGDIR 、/CLTRESULTDIR オプションにて該当ディレクトリを指定してインストールを行います。

分散再生クライアントの作業ディレクトリ、結果ディレクトリを任意のディレクトリに設定する必要が無い場合は、ConfigurationFile.ini の /CLTWORKINGDIR 、/CLTRESULTDIR オプションを削除し、インストールを行います。
その場合、以下のディレクトリが分散再生クライアントの作業ディレクトリ、結果ディレクトリとして設定されます。

作業ディレクトリ :\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\110\Tools\DReplayClient\WorkingDir
結果ディレクトリ :\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\110\Tools\DReplayClient\ResultDir

<参考情報>
コマンド プロンプトからの Distributed Replay のインストール
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/gg471688.aspx   

以上です。


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