ServiceFabric でカスタムイメージを利用する

こんにちは。小野寺です。 本日は Service Fabric で、カスタマイズした OS イメージをもとに環境を構築する (ARM テンプレートを使用する) 方法についてご案内します。 ただ、昨今様々な機能拡張がなされており、OS イメージのカスタマイズを行わずとも、コンテナーを使用することで要件を満たせるかもしれませんが、Service Fabric は ARM テンプレートを使うことでクラスタ設定のカスタマイズをより柔軟に行うことが可能です。本件を通してぜひ ARM テンプレートを使ったデプロイをお試しいただけますと幸いです。(カスタムイメージはすでに作成されているものとしますのでご承知おきください。) [Azure Service Fabric の構成] Azure Service Fabric を利用すると拡張性や信頼性の優れたアプリケーションを作成することができます。これは Service Fabric を構成している複数層にわたるサブシステムによるものです。 Service Fabric のアーキテクチャ Azure Service Fabric ではこの Service Fabric の仕組みを Virtual Machine Scale Set 上に構築し、ご利用いただけるようにしています。(オンプレミス環境でも構築可能です。) 実際に Azure 上に Service Fabric クラスターをデプロイすると、以下のように、Service Fabric クラスターとともに Virtual Machine Scale…


[Advent Calendar 2017 Day15] Azure Web Apps お役立ち PowerShell スクリプトいろいろ

  こちらの記事は、Qiita に掲載した Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2017 の企画に基づき、執筆した内容となります。 カレンダーに掲載された記事の一覧は、こちらよりご確認ください。   こんにちは。Azure サポートの板垣です。 今回は、Azure Web Apps の管理 API 呼び出しを行う、PowerShell スクリプトのサンプルをご紹介します。 情報採取やトラブルシューティングのために実行する他、Azure Functions や Web Jobs でスクリプトを実行することで、自動運用を実現するようなこともできます。是非ともご参考ください。 # Azure PowerShell のインストール方法につきましては、Azure PowerShell 最新版のインストール手順 もご参考ください。   API の認証方法 PowerShell を使って Azure Web Apps を管理する方法として、Azure PowerShell を使う方法と、Azure Web Apps の管理サービスである Kudu サイト (https://.scm.azurewebsites.net) で提供される API を使用する方法があります。 Azure Power…


[Advent Calendar 2017 Day11] App Service Environment って何ですか ?

こちらの記事は、Qiita に掲載した Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2017 の企画に基づき、執筆した内容となります。 カレンダーに掲載された記事の一覧は、こちらよりご確認ください。   こんにちは。Azure Dev サポートの村山です。 本日は、App Service Environment (以下 ASE) と呼ばれるサービスについて簡単に説明したいと思います。 App Service Environment や、App Service Plan、App Service など、弊社 Microsoft Azureサービス内で似通った単語がありますが、この記事では、App Service Environment (App Service 環境と訳されることもある) に関してお話をしたいと思います。 App Service Plan と App Service の違いやその概念に関しては、別の記事でご案内してますので、そちらをご確認ください。   App Service Environment (ASE) って? 通常のAzure App Service とは異なり、お客様の専用の App Service…


[Advent Calendar 2017 Day12] API Management 導入編

こちらの記事は、Qiita に掲載した Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2017 の企画に基づき、執筆した内容となります。 カレンダーに掲載された記事の一覧は、こちらよりご確認ください。 みなさまこんにちは。Azure サポート チームの片岡です。 本日のブログでは、App Service などの Web 系サービスを利用して公開された Web API 群の前段に配置する API Management というサービスをご紹介します。 App Service などのように主役となるサービスではございませんが、Web API の管理をしやすくするという観点で一役買うサービスであり、二―ズも増えてきております。 すべてを紹介すると長くなってしまうので、今回は導入編として簡単な機能を紹介いたしますが、今後もカスタマイズ機能などについて随時紹介していきます。 また、下記では発行者ポータルでの手順を紹介しておりますが、現在 API Management は Azure ポータルへの移行を進めており、基本的には Azure ポータルでも同様の設定が可能です。 1. API Management とは ? ひとことで言うと、Web API の Gateway となるサービスです。 近頃の Web サービスでは、ユーザーが実際にアクセスする UI をもった Web ページから、バックエンドのWeb…


[Advent Calendar 2017 Day8] Azure Functions 上で Python と CNTK を使ってみる

こちらの記事は、Qiita に掲載した Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2017 の企画に基づき、執筆した内容となります。 カレンダーに掲載された記事の一覧は、こちらよりご確認ください。   こんにちは。Azure Dev サポートの村山です。 今回は、Azure Functions で 64bit の Python を利用して、 CNTK と呼ばれるオープン ソースのライブラリ使って、与えられた値に基づいて予測を行う API を作ってみようと思います。   CNTK とは 弊社 Microsoft が開発している Deep Learning が利用可能なオープン ソースのライブラリになります。現在、Python や C#、C++ 、BrainScript で提供されております。 詳しくはこちらのドキュメントに記載されおり、また質問やフィードバックに関してはこちらのページになります。   Azure Functions では、C# や、Javascript のほかにも、 Python や PHP、PowerShell が試験段階という位置付けで提供されており、利用可能なデフォルトの Python ランタイムは 32 bit のみですが、実は拡張機能をインストールすることで…


[Advent Calendar 2017 Day4] 自動スケールのスケールルールについて

  こちらの記事は、Qiita に掲載した Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2017 の企画に基づき、執筆した内容となります。 カレンダーに掲載された記事の一覧は、こちらよりご確認ください。   ※ この記事は 2017 年 12 月 4 日時点の内容になり、予告なく変更される場合がございます。   こんにちは。Azure サポートチームの多田です。 App Service をはじめとする Azure のいくつかのサービスではインスタンスの負荷状況に応じて、自動的にインスタンスを増やすことができる自動スケールという機能がございます。 急なアクセス数の増加などに自動的にインスタンス数を増やし、高い負荷状況に対応できます。またアクセス数が落ち着いたときは自動的にインスタンスを減らすことも可能です。 自動スケールはスケールルールの設定に基づいて実行されますが、スケールルールの各設定項目の役割が少々複雑であり、弊社サポートチームでもよくお問い合わせを受けます。今回は App Service におけるこのスケールルールの設定項目と動作についてご説明します。   自動スケールの設定 自動スケールの設定は App Service から、[スケールアウト (App Service プラン)] を選択し、[自動スケールの有効化] をクリックします。   任意の “自動スケール設定の名前” を設定し、”インスタンスの制限” にて適切なインスタンス数を入力し、[Add a rule] をクリックします。   自動スケールのスケールルールの設定項目が表示されます。  …


[Advent Calendar 2017 Day3] Web Apps – Linux への対応

  こちらの記事は、Qiita に掲載した Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2017 の企画に基づき、執筆した内容となります。 カレンダーに掲載された記事の一覧は、こちらよりご確認ください。   こんにちは。Azure CIE サポート 今村 です。 今回は、2017 年より強化された Web Apps のコンテナ対応、および Linux 対応について、アドベント カレンダー 3 日目の記事としてまとめてみました。   1. 従来の App Service これまでの App Service は、その基盤にて Windows Server と IIS を利用し、「サンドボックス」と呼ばれる環境の中にアプリケーションを配置していました。 App Service におけるアーキテクチャに関しては、弊社開発部門の Yochay および Stefan が書いた MSDN マガジンの以下の記事に、詳細が記載されています。 “Azure – Inside the Azure…


[Advent Calendar 2017 Day1] Durable Functions ことはじめ

  こちらの記事は、Qiita に掲載した Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2017 の企画に基づき、執筆した内容となります。 カレンダーに掲載された記事の一覧は、こちらよりご確認ください。   こんにちは。Azure CIE サポート 今村 です。 今回は、Azure Functions のプレビュー機能である Durable Functions について、まだあまり日本語の記事が多くないと思いましたので、2017 年のアドベント カレンダーの題材としてご紹介ができればと思います。 Durable Functions は、既存の関数を組み合わせて、長時間動作する関数をデプロイしたり、あるいは状態を持たせた関数を作成することができる機能です。 これまでの関数では、キュー ストレージ等外部サービスを利用することで、擬似的に状態をもたせたり、関数の間をチェーンしていましたが、Durable Functions を利用することで、このような仕組みをワンストップで実現することができるようになります。   1. Durable Task Framework について Durable Functions は、旧来よりオープンソースで開発が行われていた Durable Task Framework という技術を Functions に適用した機能となります。Durable Task Framework は、もともとトランザクションの処理をソースコード側でコントロールすることを目的として、作られたフレームワークです。   “Problem Statement” : https://github.com/Azure/durabletask/wiki#problem-statement…


Azure PowerShell サンプルについて

こんにちは。Azure CIE サポートの片岡です。 本ブログの更新が滞っていまして、申し訳ございません。 本日のブログは簡単な内容となりますが、主に PaaS エリアの Azure サービスを操作するための PowerShell スクリプトのサンプル情報について、ご紹介させていただきます。 私ども Azure サポート チームには、日頃より「○○ の設定をしたい」、「□□ という情報を取得したい」といったお問い合わせが寄せられています。 Azure リソースを操作する方法としては、Azure PowerShell を利用する方法が比較的簡易ではありますが、一方で「どんなスクリプトを書いたらいいかがわからない」といったご意見をいただくこともあります。 そのため、Azure CIE ブログ (主に PaaS および開発者のみなさま用の記事を記載したブログ) では、Azure PowerShell のサンプルを随時アップロードし、少しでも Azure PowerShell をご利用いただきやすいよう各種情報をご提供することにいたしました! 前提としまして、以下のようなドキュメントに記載の方法にて、Azure PowerShell をインストールください。   Install and configure Azure PowerShell https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/azure/install-azurerm-ps?view=azurermps-4.2.0 Other installation methods https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/azure/other-install?view=azurermps-4.2.0 Installer のリンク https://github.com/Azure/azure-powershell/releases/download/v4.3.1-August2017/azure-powershell.4.3.1.msi   Azure PowerShell のインストールが完了しましたら、以下の Github…


App Service 環境でネットワークセキュリティグループ (NSG) を利用する際の注意点

こんにちは Azure CIE サポートの村山です。 今回は、最近様々なサービスの裏側で利用され始めている  App Service Environment (以下 ASE) にてネットワークセキュリティ機能を利用する際の注意点についてご紹介します。 ASE は普段他社様と環境を共有している通常の App Service とは異なり、お客様専用のApp Service の環境を作成することができます。 加えて、ASE はご利用者様の仮想ネットワーク上の、サブネット内にデプロイするため、仮想ネットワークのセキュリティ機能を利用して受信と送信のネットワークを制御することも可能です。 また、内部ロードバランサーを含む ASE を利用することで、仮想ネットワーク内からプライベート接続を行うこともできるので、セキュリティ要件が厳しいシステムを構築する際に利用されることが度々ございます。 下記では、このネットワークのセキュリティ機能をご利用の際ので注意点について説明します。   2017/10/31 時点 現在では、ASE を新規作成すると、NSG が一緒に作成されます。 このため、手作業で全部作る必要がなくなり、より便利になっています。     ASE でネットワークのセキュリティ機能を利用する ASE では、ASE リソースがデプロイされた仮想ネットワークに対し、ネットワークセキュリティグループ (以下 NSG) をバインドすることで、サブネット内にデプロイされた ASE のインスタンスに対して、受信と送信トラフィックの制御を行うことが可能です。 NSG については、以下のドキュメントに詳細が記載されています。 ネットワーク セキュリティ グループを使用したネットワーク トラフィック フローの制御 https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-network/virtual-networks-nsg NSG を作成後、Azure ポータルでは下記のような画面が表示され、受信/送信セキュリティ規則に、許可/拒否したいルールを利用者が追加します。 そして、作成した NSG…