Windows 10 Anniversary Update の 日本語版 Microsoft IME 使用時に、不明なスレッドが生成される


こんにちは、Platform SDK (Windows SDK) サポートチームです。
Windows 10 Anniversary Update (バージョン 1607) の日本語版 Microsoft IME で確認されている問題についてご案内します。

 

現象

Windows 10 Anniversary Update の 日本語版 Microsoft IME 使用時に、Desktop アプリケーションのプロセス内に、不明なスレッドが生成される問題が確認されています。

 

詳細

TextBox 等の文字入力が可能なコントロールを使用している Desktop アプリケーションにおいて、Windows 10 Anniversary Update の日本語版 Microsoft IME を使用していると、プロセス内に不明なスレッドが生成される現象が発生します。

不明なスレッドは、文字入力が可能なコントロールが生成される際に、それらのコントロールと同じ数だけ生成されます。
また、文字入力が可能なコントロールが破棄されても、これらの不明なスレッドは終了せず、プロセスが終了するまで存在し続けます。
このため、長時間 Desktop アプリケーションを実行していると、増加したスレッドによってプロセス内のメモリ消費量が上昇し、メモリ不足でプロセスが強制終了する等の予期しない問題が発生することがあります。

なお、本現象はバージョン 1511 までの Windows 10 では、日本語版 Microsoft IME を使用している場合でも発生しません。
また、Windows 10 Anniversary Update でも、日本語版 Microsoft IME 以外の IME を使用している場合は発生しません。

 

回避策

回避策として、以下の二つの方法が確認されています。

  • Windows 10 Anniversary Update では、日本語版 Microsoft IME 以外の IME を使用します。
  • アプリケーション側で定期的にスレッド数を確認し、異常な増加傾向が見られた場合にはアプリケーションを再起動します。

 

原因

Microsoft では、本現象を Windows 10 Anniversary Update の 日本語版 Microsoft IME の問題として、現在調査中です。
今後本ブログでは、本問題についての最新情報を更新していく予定です。

弊社製品の問題によりご不便をおかけしますことを、深くお詫びいたします。

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