影を付けたウィンドウの表示結果が Windows 10 上でおかしくなる


 

こんにちは Platform SDK (Windows SDK) サポートチームです。Windows 10  が RTM されました!Windows 10 関連のお問い合わせも日に日に多くなっていることを実感しています。Windows SDK サポートチームは開発者およびWindowsユーザーの皆様をこれからも全力で支援させていただきます!

今回はWindows 10関連の既知の問題についてお知らせします。Windows アプリケーション開発において、ウィンドウに影を付けることができますが、Windows 10 上ではこちらの表示に問題があります。影を付ける方法の一つとしてウィンドウ クラス スタイルの CS_DROPSHADOW の設定がありますが、Windows 10 上でこちらをセットしたウィンドウを表示した場合、これまでのOSと異なる表示結果になります。

例えば Windows 8.1 上で CS_DROPSHADOW を設定したウィンドウを表示した場合、以下のような結果になります。画像では少々分かりにくいかもしいれませんが、影はウィンドウのすぐ後ろに表示されるようになっています。

Win8.1

一方 Windows 10 では影がウィンドウから離れて表示されます。

win10

皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、Windows 10 上でこの現象を回避する方法は現状用意されていません。マイクロソフトはこれをWindows 10上の問題であり、本来であればWindows 8.1 と同じような表示になるべきと認識しています。将来的には修正が行われる見込みですが、残念ながら現時点では修正時期については未定となっています。

– 参考資料

・Window Class Styles

https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/ff729176(v=vs.85).aspx