XNA 2.0のネットワーク機能

XNA TeamブログにXNA GS 2.0におけるネットワークサポートについての投稿がありました。元の投稿では各シナリオについて細かい説明がありますが、ここではできるだけシンプルなルールを書いていこうと思います。

XNA Game Studio 2.0ではネットワーク対応のマルチプレイヤーゲームを作れるような仕組みが提供されます。このネットワークの接続形態はシステムリンクとLive!接続の二つがあります。

システムリンクは、同じサブネット内同士でのマルチプレイヤーゲームを可能にします。一般的なのは同じネットワークハブにPC、Xbox 360を繋げた時に使うことができます。

Live!接続ではXbox 360上ならばXbox Live!、Windows上ならばGames for Windows - LIVEを通す、つまりLive!サーバーを介してのマルチプレイヤーゲームを可能にします。離れた場所からのネットワーク接続を可能にする方法です。

ここで注意しないといけないのはLive接続によってゲームを遊ぶ為にはXbox 360、Windowsの両方ともLiveゴールド会員であることとXNAクリエーターズクラブ会員である必要があるということです。

 

マルチプレイヤーゲームを遊ぶのに必要なものをまとめると以下の用になっています。

  システムリンク Live
Windows なし Liveゴールド、XNA CC
Xbox 360 XNA CC Liveゴールド、XNA CC

注:XNA CCはXNAクリエーターズクラブの略

WindowsでのLive接続にXNA CCは必要ないのでは?と思ってしまいますが、そこらへんは色々と解決しないといけない問題があるので現状のようになっています。

ともかく、XNA 2.0のベータ版をはもうすぐでますので、より良いものにするためにバグ報告、要望などを言って貰えると有難いです。