Windows 7版 IE11 Developer Previewが公開されました

Windows 8.1 Preview に続き、WIndows 7版 Internet Explorer 11 Developer Previewが公開されました。 IE11では、GPUを利用したリアルタイムでのJPEGのデコードやテキストのレンダリングを実行する機能が盛り込まれ、これらの表示スピードが飛躍的に向上しているほか、IE9で搭載された新JavaScriptエンジン″Chakra”が進化し、JavaScriptのパフォーマンスがさらに高速化されました。このChakraはECMAScript 6 をサポートしています。WebGLのサポートでは、より高度な2Dやさらには3Dの表現が可能になっただけではなく、GPUによるレスポンスのよいインタラクティブな表現を可能にします。 F12開発者ツールも大きく進化し、より使いやすいデバッグツールとなっています。ぜひお試し下さい。 Internet Explorer 11 Developer Preview のダウンロード http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/ie-11-worldwide-languages IE11 Developer Preview for Windows 7:  Enabling Next Generation Sites and Apps – Faster (英語) http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2013/07/25/ie11-developer-preview-for-windows-7-enabling-next-generation-sites-and-apps-faster.aspx


Internet Explorer MVP による IE Test Drive 技術解説 : Gesture イベント

Internet Explorer ブログ (日本語版) では、これから数回にわたり Internet Explorer Test Drive に掲載されているサンプルについて、Internet Explorer の MVP の方々からご寄稿いただいた技術解説をお送りします。 第一回目は、HTML5.JP の管理人としてもおなじみの羽田野 太巳さんによるGesture イベントの解説です。 Gestureイベント 近年、タッチデバイスの普及により、ウェブアプリケーションの操作方法が大きく変わってきました。マウスでは、クリック、ドラッグといった操作が中心でしたが、タッチデバイスでは、ジェスチャーと呼ばれるタッチ操作が求められるようになってきました。 ジェスチャーとは、一本の指でタッチパネルを触る操作だけでなく、二本以上の指を使った操作も加わります。これまでは、W3C DOM Level 3 Events 仕様に規定されたMouseEvent に基づいて、スクリプトを書いてきました。指一本でタップするなどの簡単な操作であれば、MouseEvent で代用できます。しかし、複数の指を使った操作をMouseEvent で処理するのは無理があります。 このような状況の中、Internet Explorer 10 では、ジェスチャーを扱うAPIが新たに実装されました。それを確かめるには、Internet Explorer Test Drive に公開されているBrowser Surface というデモを試すのが良いでしょう。   Internet Explorer Test Drive – Browser Surface http://ie.microsoft.com/testdrive/Browser/BrowserSurface/   Browser Surface images/gesture_ie_tset_drive_browser_surface.png このデモでは、タッチデバイスであれば、指を使って、画面右下に重ねて表示された写真を自由に移動、回転、拡大、縮小することができます。そして、その写真を指で長押しすることで、画面に固定することができます。もちろん、マウスによる操作も可能ですが、マウスでできるのは移動と固定だけです。 残念ながら、ジェスチャーに関する API…


よくある IE 対応での問題を解決する

本記事は、Rey Bango 氏のブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。  【元記事】Update your Docmode for Web Standards 2012/01/09 Internet Explorerには、過去のIEを対象に作成されたWebページとの互換性とWeb標準に準拠したWebページの互換性を実現するために、「ブラウザーモード」と「ドキュメントモード」という互換性確保のための機能を備えています。 ブラウザーモード:WebページをどのバージョンのIEでブラウズするのかを切り替えられる。このモードはUser Agent文字列で指定することができます。ブラウザーの種類やバージョンの判定に使用されます。 ドキュメントモード:どのバージョンのIEのレンダリングエンジンでHTMLをレンダリングするのかを切り替えられる。このモードの指定はMETAタグへのX-UA-Compatibleタグの記述、HTTP レスポンスヘッダー、DOC TYPE宣言という優先順位になっています。 制作したWebページがブラウザーでどのようにレンダリングされるかは、そのWebページの互換性をどのように定義しているかに左右されます。より正確に、より厳密に定義することで、Web制作者の期待通りにWeb ページが表示、動作します。HTML5で記述している場合には、HTML5のDOCTYPE宣言をするところから始めましょう。IEのドキュメント互換モードの詳細についてはこちら(英語)をご覧ください。 <!DOCTYPE html> Internet Explorer 9(以下 IE9)および Internet Explorer 10(以下 IE10)では、HTML5による記述が標準となっているので、このDOCTYPE宣言によって、標準モード(英語)としてレンダリングされます。また、この宣言によって Chrome や Firefox といった他のブラウザーでも、HTML5に準拠してレンダリングされます。 なお、IE10 と IE9 では同じように動作いたしますので、ここでは IE10 の対応を中心にご説明し、IE9については都度、補足します。 ステップ1: ドキュメントモードがIE10もしくはIE9の「標準」モードになっているかどうかを確認する まずは、Webサイトが標準モードで動作しているかどうか、その設定が既定になっているかを確認します。 1. Web サイトをIE10 Platform Preview で開く 補足:このステップは IE9 でも同じようにご利用いただけます。IE10 でご利用いただく場合は、最新の IE10 Platform…

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進化する ECMAScript

本記事は、マイクロソフト本社の IE チームのブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。  【元記事】Evolving ECMAScript 2011/11/23 3:08 AM Web および Web アプリケーションが進化し続けるためには、Web プログラミング言語の不断の改善が必要です。 今日の JavaScript 標準には、リッチでグローバルな Web アプリケーションを構築するために不可欠な、いくつかの基本オブジェクトとライブラリ ヘルパーが含まれていません。 クパチーノにある Apple 本社で先週行われた ECMA TC39 の会合で、マイクロソフトは、Math、String、および Number オブジェクトの機能ならびにグローバリゼーションの強化を提案し、その参照実装を提供しました。 他のコミュニティ メンバーも意見できるように、これらの参照実装は HTML5 Labs で公開中です。ぜひプロトタイプをダウンロードし、使用法のデモを示すサンプルの Web ページをいじってみてください。試していただいて、ご意見やご提案があればコメント欄にお寄せください。 この提案で追加されるオブジェクトとライブラリ ヘルパーは、以下のように少数ですが、これらにより、対応が待たれていた数多くの機能が提供されます。 Math String Number cosh, sinh, tanh acosh, asinh, atanh log2, log10, log1p, expm1 sign trunc startsWith, endsWith contains…


すべてのブラウザーでマルチタッチ入力とマウス入力を処理する

本記事は、マイクロソフト本社の IE チームのブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。  【元記事】Handling Multi-touch and Mouse Input in All Browsers2011/10/19 11:00 AM 今後のタッチ操作対応デバイスで中心的な役割を担うのが Web や Windows 8 Metro スタイルのアプリであることを考えると、Web サイトやアプリでタッチ操作の可能な場所を増やし、その利便性を向上させることがとても重要であると言えます。 今回は、Web 開発者が新しい IE10 ポインター イベント モデルを、iOS タッチ イベント モデルや W3C マウス イベント モデル (拡張仕様) と共に使用して、ポインター入力、タッチ入力、マウス入力を処理する、ブラウザーの種類を問わない共通のコード ハンドラーを作成します。 この記事を書くきっかけについて少し話しておくと、私は運良く Samsung 700T Windows Developer Preview タブレット PC を入手したのです。 この PC では、IE Test Drive サイトでマルチタッチを試すことができるタッチ効果のデモや、鳥を捕まえるデモ Lasso Birds…


"promise" による JavaScript での非同期プログラミング

本記事は、マイクロソフト本社の IE チームのブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。  【元記事】Asynchronous Programming in JavaScript with Promise (2011/9/12 5:04 AM )   非同期パターンは、Web プログラミングの機能を高めることから幅広く使用されるようになり、その重要性はますます高まっています。しかしながら、非同期パターンを JavaScript で利用する場合には、複雑になることがあります。 非同期 (async) パターンをより簡単に利用できるように、JavaScript ライブラリ (jQuery や Dojo など) に、"promise" (または deferred) と呼ばれる抽象化が追加されました。 これらのライブラリを使用すると、ECMAScript 5 を高度にサポートしていれば、開発者はどのようなブラウザーでも "promise" を使用できります。 この記事では、XMLHttpRequest2 (XHR2) を例に、Web アプリケーションで "promise" を使用する方法について説明します。   非同期プログラミングの利点と課題 まず例として、XMLHttpRequest2 (XHR2) や Web Workers のような非同期操作を開始する Web ページについて考えてみましょう。 作業の一部を "同時進行" で行うことには利点があります。その一方、非同期操作によって…


同一のマークアップ: "@_jscript_version" の説明と新しい HTML5 要素のスタイル設定

本記事は、マイクロソフト本社の IE チームのブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。  【元記事】Same Markup: Explaining "@_jscript_version" and Styling New HTML5 Elements (2010/6/11 5:41 AM) ※担当者註 : この記事は 2010 年 6 月の記事ですか、資料性が高いうことで翻訳、投稿されました 先月、クロスブラウザー コードを記述するための一般的なガイドラインを掲載しました。この記事では、ブラウザー間の相違に対処するにはブラウザーではなく機能を検出する方が適切であることを強調しました。 機能を検出すれば、ブラウザーが何をサポートするかが自動的にわかるので、ブラウザーがアップデートされてもスムーズに対応できます。ブラウザーを検出すると、あらゆるブラウザーのあらゆるバージョンについてサポート状況をチェックしなければならず、新しいブラウザーがリリースされるたびにコードを修正しなければなりません。 今日は、この問題に関する最近の議論のいくつかを、実際の使用に即したレベルまで掘り下げて説明したいと思います。議論の発端となったのは次のようなコードでした。 // このようなコードは使用しないでください。 /*@cc_on @if( @_jscript_version < 9 ) // 新しい HTML5 要素にスタイルを適用します。 … @end @*/ このコードでは、機能の検出を行い、その機能が存在しない場合はそれに対処しています。 ここで検出しているのは、HTML5 要素にスタイルを適用できるかどうか、具体的には CSS を使って新しい HTML5 要素の表示をカスタマイズできるかどうかということです。このコードは IE9 の互換表示では正しく実行されず、新しい HTML5 要素にスタイルを適用できません。IE9 標準モードでは、問題なく既定ですべての要素にスタイルを適用できます。 このような結果になるのは、条件付きコメント…


HTML5 で、コンピューター ハードウェアをより効率的に使用する: 新しい Web パフォーマンス API – パート 2

本記事は、マイクロソフト本社の IE チームのブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。  【元記事】Using PC Hardware more efficiently in HTML5 New Web Performance APIs Part 2 (2011/7/9 4:56 AM) Web 開発者は、HTML5 を通じて最新のコンピューター ハードウェアを効果的に活用し、Web アプリケーションのパフォーマンスと Web プラットフォームの電力効率を向上させ、優れたカスタマー エクスペリエンスを提供するための API を必要としています。 IE10 Platform Preview 2 では、W3C Web Performance Working Group が定義する新しい API に対するサポートが導入されました。これらの API は基盤となるハードウェアを最大限に活用し、バッテリの電力をより効率的に使用するために必要な機能を提供します。 この記事では、新しい API の 1 つである Page Visibility を使用して、パフォーマンスの向上と電力消費の効率化を実現する方法について説明します。 Page Visibility: ユーザーが見ているかどうかに応じて処理を調整…


HTML5 で、コンピューター ハードウェアをより効率的に使用する: 新しい Web パフォーマンス API – パート 1

本記事は、マイクロソフト本社の IE チームのブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。  【元記事】Using PC Hardware more efficiently in HTML5 New Web Performance APIs Part 1 (2011/7/6 8:43 AM) HTML5 アプリケーションの持つ快適性を実現するには、ブラウザーにも優れたパフォーマンスが求められます。Web 開発者は、HTML5 を通じて最新のコンピューター ハードウェアを効果的に活用し、電力消費が効率化された高性能の Web アプリケーションを構築して、広範なニーズに応える優れたカスタマー エクスペリエンスを提供するための API を必要としています。IE10 Platform Preview 2 では、W3C Web Performance Working Group が定義する、requestAnimationFrame、Page Visibility、setImmediate の 3 つの新しい API に対するサポートが導入されました。これらの API は基盤となるハードウェアを最大限に活用し、バッテリの電力をより効率的に使用するために必要な機能を提供します。 私たちは Google、Mozilla、その他の W3C Web Performance Working Group メンバーおよびコミュニティの参加者と協力して、この…


IE10 PPB2 が提供する HTML5 のドラッグ アンド ドロップ

本記事は、マイクロソフト本社の IE チームのブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。  【元記事】HTML5 Drag and Drop in IE10 PPB2 (2011/7/28 1:51 AM ) ドラッグ アンド ドロップは、おそらく深く考えることなく、日常的に使用されているユーザー操作モデルです。 あるフォルダーから別のフォルダーにファイルをドラッグしたり、ドキュメントのある場所から別の場所にテキストをドラッグしたり、PowerPoint のスライドをプレゼンテーション内の別の場所にドラッグしたりといった操作が行われています。 Internet Explorer 10 Platform Preview 2 で利用可能な HTML5 のドラッグ アンド ドロップは、この自然でユーザーにとってなじみの深い動作を Web でも可能にします。Internet Explorer Test Drive サイトの「Magnetic Poetry」は、以前はプラグインや JavaScript ライブラリを必要としていた処理を、HTML5 のドラッグ アンド ドロップで実行可能にしたサイトの例です。 このデモの詳細な構成については、こちらのビデオを参照してください。 HTML5 以前は、JavaScript フレームワークがない場合、Web 上のドラッグ アンド ドロップ動作は部分的にしかサポートされていませんでした。HTML5 では、ドラッグ アンド ドロップをサイト内で自在に活用できます。 要素をドラッグ可能にする 特定の要素…