Enterprise Site Discovery Toolkit for IE11 を発表

本日、IT プロフェッショナルの皆様が企業のどの業務アプリケーションが重要で、ユーザーが実際に使用しているかを把握するための、Internet Explorer 11 の新機能を発表いたします。エンタープライズ モードの IE とこのツールキットを使用することで、エンタープライズのアップグレードがシンプルになります。今すぐ Enterprise Site Discovery Toolkit for IE11 をダウンロードして、Technet で詳細をご確認ください。 企業が最新バージョンの Windows にアップグレードする場合、通常は最新バージョンの Internet Explorer によるすべての業務アプリケーションの互換性テストが必要になります。多くの企業でこのようなテストの実施を難しくしている原因は、社内のどの業務アプリケーションが重要で、実際に従業員が使用しているのかを把握していないことです。このため、使用されていないアプリケーションであっても、コストや時間がかかるとしても、IT プロフェッショナルとしてすべての内部アプリケーションをテストしなければならないケースが頻繁に発生しています。テストに加え、アプリケーションがどのように作成されているのかを詳細に理解していないと互換性問題への対応が困難になる可能性もあります。 Enterprise Site Discovery Toolkit は、ユーザーがどのように Internet Explorer 11 を使用してブラウズしているかを把握するための手段を IT プロフェッショナルの皆様に提供します。このツールキットを使用すると、企業内で使用されるサイトのリストを作成するため、企業ユーザーが訪れたすべてのサイトに関する情報を Internet Explorer 11 から収集できます。この情報は、IT プロフェッショナルの皆様が Internet Explorer でアプリケーション互換性テストを行う際にアプリケーションの優先順位を設定するときに役立ちます。また、このツールキットによって、サイトがどのようなデザインで、Internet Explorer によってどのように使用されているか、などの情報も取得できます。このような情報は、エンタープライズ モードのサイト リストへのデータ入力時に利用でき、重要なサイトの互換性問題を減らすことができます。 収集される情報 既定では、データ収集は行われません。収集機能が有効になっていると、Internet Explorer 11 を使用してユーザーが訪れたすべてのサイトからデータが収集されます。データは、各ブラウジング イベント中に収集され、閲覧した URL に関連付けられます (以下参照)。このようなデータの収集は、Internet…


8 月分の Internet Explorer 用更新プログラム

8 月分の Internet Explorer の更新プログラムには、最新のセキュリティ更新プログラムの他、WebGL および F12 機能の更新プログラムが含まれています。 Windows ブログでお話 (英語) したように、弊社では今後も既存の月例更新プロセスを利用して、セキュリティ更新プログラムと併せて、機能強化をよりこまめにお届けいたします。 Internet Explorer 11 の新機能 この更新プログラムには、ユーザーと開発者からのフィードバックを基にした機能強化が 4 種類含まれています。このうちの一部は、Internet Explorer 開発者チャネルにおいてプレビューを実施し、皆さまのフィードバックのおかげで、このたびリリースの運びとなりました。 F12 開発者ツールの強化 今回の更新プログラムでは、F12 開発者ツールが大幅に強化されています。ユーザー インターフェイス、コンソール、DOM Explorer、デバッガー、エミュレーション ツール、UI の応答性およびメモリのプロファイリング ツールのすべてにおいて、新機能が追加され、バグが修正されています。 詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 2990946 を参照してください。また、F12 の強化については、今後の IE ブログの記事でさらに詳しく説明する予定です。 更新後の F12 UI 応答性ツール WebGL レンダラーの強化 WebGL レンダラーも更新され、ANGLE_instanced_arrays、OES_element_index_uint、および WEBGL_debug_renderer_info 拡張機能、failIfMajorPerformanceCaveat コンテキスト作成属性、16 ビット テクスチャーがサポートされた他、GLSL 対応が強化され、line-loop と triangle-fan プリミティブが追加されました。 また、Windows…


Windows Phone 用 Internet Explorer 11 の新機能

Windows Phone 8.1 での IE11 の新機能について、部分的には既にご存じかもしれませんが、今日はユーザー エクスペリエンスの改善点の全体像を共有できることを嬉しく思います。私たちのチームは、ブラウジング エクスペリエンスの 4 つの重要領域、サイトへのすばやいアクセス、高速で滑らかなブラウジング、安全とプライバシー、アクセシビリティを大幅にアップグレードすることに重点的に取り組んできました。 このリリースでの Web 開発者向け新機能については、近日公開する別の記事をご覧ください。 サイトへのすばやいアクセス 高速なブラウザーを誰もが常に求めています。これは取り組むのが楽しい課題です。私たちのチームはこの課題を 2 つの部分に分けて考えました。まず、ユーザーはブラウザーにどのページにアクセスするかを伝える必要があります。次に、ブラウザーはそのページに可能な限り高速に移動する必要があります。通常は 2 番目の部分がほとんどの注目を集め、(SunSpider、Acid3、Octane などの有名な) ブラウザーのパフォーマンス ベンチマークが議論の種となります。ベンチマークについても進歩がもたらされましたが、今回は最初の部分、つまりブラウザーにどのページにアクセスするかを伝える部分に大幅な進歩をもたらすことに重点的に取り組んでいます。これを実現した方法を次に示します。 頻繁なサイトおよび URL 予測 アドレス バーがタップされたときには、現在見ているサイトから別のサイトに移動しようとしていることが分かります。誰もが頻繁に訪れるサイトをいくつか持っています。これらのサイトがアドレス バーから離れた場所にすばやくタップできるように表示されるようになりました。ブラウジングを行うことで、これらのサイトはスマートフォンで訪れることが多いサイトを反映して更新されます。私のスマートフォンのスクリーンショットを以下に示します。 アドレス バーに入力する場合には、移動しようとしているサイトを予測するようになりました (下のスクリーンショットの強調表示部分)。URL 全体を入力することなく、タップするだけで入力し、より高速に移動することができます。この機能は一度使用すると手放せなくなります。目的のサイトに移動するために必要な手間が少なくなり、よりスマートなブラウザーとなっています。 無制限の (アクセスしやすい) タブ、1 つの IE をどこの場所でも Web ブラウジングがモバイル デバイスで行われることが多くなるにつれて、私たちはこれらのデバイスでより複雑なタスクを行えるようにしたいと考えるようになりました。1 つの例として、マルチタブ ブラウジングが挙げられます。以前は最大 6 つのタブのみを使用できました。また、(アドレス バー ボタンを変更する設定を使用している場合を除いて) […] メニューでタブにアクセスするには若干のスピード バンプがありました。 そのため、この制限をなくすことにしました。誇張なしに、好きなだけ多くのタブを開くことができます。また、アドレス バーの横のボタンからは既定でタブにアクセスできるようになりました。タブにアクセスしやすくなったことは喜ばしい変更点ですが、その他に更新のしやすさに対するご要望もいただいています。そこで、このご要望も両立させることにしました。タブ ボタンと更新ボタンの両方にすばやくアクセスできるようになっています。    よく見ると、上のスクリーンショットの中にある「別の」重要な点に気が付くはずです。Internet…

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Windows および Windows Phone 8.1 で Web サイトのライブ タイルをサポートする

要約: RSS フィードをお持ちですか。buildmypinnedsite.com から数分で Web サイトのライブ タイルを作成しましょう。 Web を利用したスタート画面を有効にする Internet Explorer では、Windows および Windows Phone のスタート画面にピン留めすることで、お気に入りの Web サイトをお気に入りのアプリのすぐそばに置くことができます。IE から Web サイトをピン留めすることで、ユーザーはそれらのサイトに何度もナビゲーションすることなく、スタート画面からすぐにアクセスすることができます。 ユーザーがあなたのサイトをピン留めしたときには、そのユーザーがサイトの常連であり、サイトの更新を気にしているということが分かります。この点を考慮し、Internet Explorer では Web サイトのライブ タイルを導入し、ユーザーがブラウザーの外でも Web サイトにつながれるようになりました。 ライブ タイルを使用することで、最新ニュース、新しいメッセージ アラート、新しいブログの記事のタイトルなどの新鮮なコンテンツをユーザーのスタート画面に表示してユーザーに関わることができます。また、Web サイトで複数のタイル サイズをサポートし、ワイド タイルまたは大きいタイルとしてサイトを目立たせて表示することができます。 左上から、下に向かって各列を紹介します。IE アプリのタイル、youtube.com、techmeme.com、theverge.com、anandtech.com、mathrubhumi.com、twitter.com、reuters.com、t.msn.com、aol.com、economictimes.indiatimes.com、ピン留めサイトの IE Test Drive、wired.co.uk、lapresse.ca、cnet.com、contrejour.ie、dhakatimes.com.bd、outlook.com、wellsfargo.com、geekwire.com、nymag.com、gawker.com、indiatimes.com、facebook.com、vyclone.com、polygon.com、wpcentral.com、theage.com.au。 左上から、下に向かって各列を紹介します。IE アプリのタイル、techmeme.com、contrejour.ie、wellsgargo.com、gawker.com、t.msn.com、youtube.com、vyclone.com、ピン留めサイトの IE Test Drive、wpcentral.com Web サイトにライブ タイルを追加する Web サイトのライブ タイルには定期通知が利用されていて、プラットフォームが事前定義されたポーリング間隔でサーバーにホストされたポーリング URI からテキストと画像を収集し、このコンテンツを Web サイトのタイルに表示します。サイトにライブ…


IE11 のパスワード

今日の Web は認証の形式としてパスワードに依存しているため、さまざまな異なるサービスに毎日ログインする必要があります。 タッチ デバイスでパスワードを入力することが面倒なだけでなく、脆弱なパスワードを作成し、同じパスワードをすべてのサイトで使用することで、個人情報の盗難の被害に遭いやすくなります。 安全で信頼性のあるパスワード マネージャーを用意することが、ユーザーが強力で一意のパスワードをすべてのサイト用に作成することを促すために最善の方法です。   Internet Explorer 11 では、より速く、より信頼性を高めてサイトにサインインできるようにするとともに、資格情報の保存時にユーザーがより細かく制御できるようにしました。 また、IE11 では資格情報を Windows Phone 8.1 の IE11 に移動することができるようになります。 Windows Phone 8.1 の IE11 にパスワードを保存して移動することができるようになりました 信頼性のあるログイン フォーム検出 IE11 ではログイン フォーム検出が強化され、IE が Web 上の 90% 以上のログイン フォームでパスワードを記憶するためのプロンプトを表示するようになりました。 以前のバージョンの IE から大幅に改善されています。 パスワードを保存するかどうかを決定する 特定のサイトでパスワードを保存するかどうかの決定を、再びユーザーが行えるようになります。 IE11 では autocomplete=off 属性がログイン フォームに設定されている場合でも、パスワードを保存するためのプロンプトが表示されるようになりました。 その他のフォーム フィールド (ユーザー名、クレジット カード、住所、名前など) については、IE は引き続きこの属性を尊重します。 このような動作にした理由は主に 2 つあります。1 つは、なぜ IE は特定のサイトでパスワードを記憶しないのかというユーザーの混乱に対処するためです。2 つめは、フォームの autocomplete=off 属性を尊重することよりも、ユーザーが強力な一意のパスワードを作成することを促すことの方がより重要だと考えているためです。特定のデバイスと状況でパスワードを保存することが安全かどうかを、ユーザー自身が判断できる必要があります。  より速くサインインする…

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Windows 8.1 Update での F12 の新機能

このたび、IE の開発者ツール (F12) と、Visual Studio 2013 Update 2 において大規模な更新を実施しました。F12 の更新は、IE11 の新しいリリースに含まれています。 以前、このブログで F12 の機能と、F12 では高速で反復的なワークフロー、DOM Explorer での正確なデータの提供、メモリおよびパフォーマンス ツールでの実用的なデータの提供に注力していることを説明しました。 F12 の今回の更新では、次のような機能強化が施されています。 CSS ツールの変更管理による、より緊密で反復的なワークフロー。 CoffeeScript や TypeScript などで作成したコードのデバック機能。ソース マップをサポートするほか、他の開発者が作成したライブラリを使っている場合は、”マイ コードのみ” のデバッグが可能。 すばやい問題解決を支援するための機能の強化。たとえば、メモリ リークの検出時に使用できる、JS スナップショット ツールやフィルター機能が強化されています。 では、今回 F12 に施された機能強化を見ていきましょう。 CSS に対する変更の履歴を変更バーを使って管理 F12 などのツールの最大の利点は、ソース コードを開かなくても、Web サイトの表示状態をブラウザーから直接編集できることです。ただし、時間をかけて編集していると、CSS に対するすべての変更を把握し、元のソースに最終的な編集内容を適用することは難しくなります。この状況を改善するため、変更を記録および管理する機能を導入しました。変更は、”変更バー” を使って視覚的に、または DOM Explorer の新しい [変更] CSS パネルを使って管理できます。 DOM Explorer の [スタイル] ウィンドウから…

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IE11 の読み取りビューの紹介

IE11 では、アドレス バーのボタンをクリックまたはタップすると、Web ページの記事を読み取りビューで表示することができます。 読み取りビューは、Windows 8.1 向け Internet Explorer 11 の新機能です。この機能を使用すると、読みたい Web ページのメイン コンテンツに集中することができます。読み取りビューは、記事に関連するしないを問わず、周りにある不要な情報は表示せずに、読みたい Web ページの記事やブログ記事だけを表示する機能です。読みたい記事を見つけたら、読み取りビューに切り替え、落ち着いて読むことができます。記事を読み終えたら、読み取りビューを終了するだけで、サイトのブラウジングに戻ることができます。 読み取りビューで表示した Web ページの記事 読み取りビューは "イマーシブ" な IE にネイティブに実装された機能です。追加でインストールする必要はありません。IE がサポートするすべての言語に対応しており、テキスト量が多いページで利用できます。 IE11 の読み取りビューの使用方法 読み取りビューの使い方は簡単です。アドレス バーの [読み取りビュー] ボタンをクリックするだけです。キーボードを使用している場合、Ctrl + Shift + R キーを押して、読み取りビューでページを表示することもできます。 [読み取りビュー] ボタンは、"記事に相当" するコンテンツを持つページのアドレス バーに表示されます。ボタンが表示されていない場合、ページを読み取りビューで適切に処理することはできません。 読み取りビューを終了するには、アドレス バーのボタンをもう一度タップまたはクリックするか、Esc キーを押します。前のページに戻るには、[戻る] ボタンをタップまたはクリックします。タッチ対応デバイスを使用している場合は、スワイプして前のページに戻ります。 優れたリーディング エクスペリエンスの条件 IE11 で読み取りビューを開発したときの目標は、ページを快適に読めるビューを作成することでした。ブラウザーを一時的に特定の記事を読むためだけの場とすることで、元のページよりも読みやすくすることを目標としました。同時に、記事の URL、著者、その他の関連するコンテキスト情報だけでなく、コンテンツの整合性も保持したいと考えました。IE はこの機能を実装した最初のブラウザーではありませんが、印刷媒体の発行者たちが何世紀にもわたって使用し、改良し続けてきた読みやすさに関するベスト プラクティスを取り込み、オンラインでの閲覧に適用することで、他のブラウザーよりも優れたエクスペリエンスを実現する機会を得ました。 フォントの選択、行の長さ、余白、段落の設定マーカー、行間、カーニング、コントラスト、画像の配置など、ページの読みやすさにかかわる項目はたくさんあります。IE11 の読み取りビューにおける工夫をいくつか紹介します。 オンラインでの閲覧向けに新しいフォントをデザイン IE11…


IE11 を始めとする各種ブラウザーで、Web アプリケーションの本当のパフォーマンスを測定する

W3C Web パフォーマンス ワーキング グループ (英語) は、Google や Mozilla を始めとするコミュニティ リーダーと共に、Navigation Timing、Resource Timing、User Timing、Performance Timeline の各インターフェイスの標準化を完了しました。これらのインターフェイスは、Web アプリケーションにおけるナビゲーション、リソース取得、スクリプト実行の実際のパフォーマンス測定をサポートするものです。これらのインターフェイスでは、Web アプリケーションを使うユーザーの現実世界でのエクスペリエンスを測定、分析ができるため、人工的な環境でアプリケーション パフォーマンスを測定する合成テストを使う必要がなくなります。これらのインターフェイスを通して取得できる時間測定データを活用して、Web アプリケーションのパフォーマンス向上に現実的に有効な対策を見極めることができます。IE11 ではこれらすべてのインターフェイスをサポートします。インターフェイスの実際の動作は Performance Timing Test Drive (英語) でご確認いただけます。 Performance Timing Test Drive (英語) では、各種の時間測定 API をテストできます Performance Timeline W3C 勧告として公開された Performance Timeline (英語) 仕様は、IE11 と Chrome 30 がフルサポートしています。このインターフェイスを使うと、アプリケーション内で行われるナビゲーション、リソース取得、スクリプト実行に費やされた時間を最初から最後まで可視化することができます。すべてのパフォーマンス指標は、この仕様が定義する最低限の属性を実装する必要があります。また、どのような種類のパフォーマンス指標を取得する場合も、この仕様が定義するインターフェイスを使用できます。 すべてのパフォーマンス指標は以下の 4 つの属性をサポートする必要があります。 name: パフォーマンス指標の独自の識別子を格納します。リソースの場合は、リソースの解決済み URL になります。 entryType:…

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IE11 に実装されたさまざまなブラウジング高速化手法を紹介します

Internet Explorer 11 では、ネットワーク待ち時間がブラウジングに与える影響を解消することで、バッテリー寿命、CPU、ネットワーク帯域幅、メモリを浪費することのない、高速でサクサクとしたブラウジングをいつでも楽しむことができます。ネットワーク待ち時間の問題が解消されなければ、かつてないほど広がった現在の帯域幅に見合うだけの Web パフォーマンスは得られません。IE11 では、バックグラウンドでのページと Web リソースのダウンロードおよびプリレンダリング、SPDY/3 プロトコルを使った複数の Web リソースの並列ダウンロード、ページ上で最も重要なリソースの優先ダウンロードによって、ネットワーク待ち時間の影響を最小限に抑えています。 ページ予測、プリロード、プリフェッチ ページの予測、プリロード (プリレンダリング)、プリフェッチなどの IE11 の機能を使うと、次のページを事前にダウンロード/レンダリングしたり、次のページのリソースを事前にダウンロードすることができます。最も一般的なブラウジング パターンに従って、バックグラウンドの非表示タブにページが事前に読み込まれ、構築されます。リンクをクリックすると、このページが瞬時に表示されます。この技術を使うことで、検索、記事を読む、写真を次々にめくるといった Web でよく使う操作を、ローカル コンテンツの場合と同じ程度にまで高速化できます。 IE11 が提供する、ページの予測、プリロード、プリフェッチ機能を使えば、Web でよく使う操作を高速化できます IE11 は、IE の「ページ予測」テクノロジによって得られる情報と、サイト開発者が設定するマークアップが提供する情報を根拠に、プリロードとプリフェッチの対象を判断します。 自動ページ予測を使って Web ページをプリロードする Internet Explorer は、ユーザーが次にアクセスするページを自動ページ予測機能を使って予測し、そのページを事前に読み込むことで、ほぼ遅延を感じさせないページ ナビゲーションを可能にします。この予測のために、Microsoft は、さまざまなブラウジング パターン、ブラウズ中のユーザーの習慣、さらに、ページ上の手掛かり ([次へ] リンクやページ番号など) を分析しています。予測精度の向上には、Bing 事業を通して Web とデータ マイニングに関する研究を深めたことが大きく貢献しています。 たとえば、最新の Internet Explorer を使って記事を読む場合、ページ フリップを使うと次のページが事前にレンダリングされるため、ユーザーはスワイプで次々にページを進んでいくことができます。見たいものがすぐに見つかる、自然で楽しい雑誌のような感覚がよみがえります。この機能については Page Prediction Test Drive (英語) を参照してください。 Page…

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IE11 を使って JavaScript によるグローバル対応アプリケーションを開発する

IE11 を使って JavaScript によるグローバル対応アプリケーションを開発する Internet Explorer 11 では、Web アプリケーションに新しく JavaScript の ECMAScript 国際化 API を使用できるようになりました。この API は、標準的な JavaScript ベースのインターフェイスであり、数値、日付、時刻、および通貨の書式設定や、カルチャ固有の文字列照合 (比較) などについて、グローバル対応を実現するものです。また、IE11 では Web アプリに Windows の国際化ライブラリで公開されている機能を利用できます。これには、364 種類を超えるロケール、18 種類の進法、さまざまな日付パターンのサポートや、グレゴリオ暦、イスラム歴、ヘブライ暦、仏暦、韓国の暦、日本の暦などの有名な暦体系のサポートがあります。ECMA-402 仕様ではほかにも、ECMAScript 5.1 にあった toLocale* API が更新されており、ロケールへの対応を強化しています。 JavaScript では、基になるオペレーティング システムの機能を公開する基本的なヘルパーやオブジェクトがサポートされていないため、従来の Web アプリケーションはグローバル化が困難でした。アプリケーションでは、プラグイン、ブラウザーの拡張機能、またはサーバー側のデータの操作を利用してグローバル対応のエクスペリエンスが提供されます。IE11 で ECMA-402 がサポートされ、グローバル対応の JavaScript アプリケーションが簡単に構築できるようになりました。 カルチャを認識する文字列照合 (ソート) IE11 では、ロケール固有の文字列ソートの複雑になりがちなロジックが自動化されます。文字列のソートと順序付けの規則は、言語とカルチャによって大きく異なります。ソート順は、大文字と小文字の区別、読み、文字の視覚表現などに基づきます。たとえば、東アジアの言語の文字は、表意文字の画数と部首によってソートされます。アルファベット順のソートの後に、異なる言語やカルチャによるソートが続く場合もあります。たとえば、スウェーデン語では、"Æ" という文字は "Z" の後ろになります。ドイツ語にも "Æ" という文字がありますが、"ae" と同じように "A"…