2013 年 6 月分の Internet Explorer 用更新プログラム

マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-047 - 緊急

今回のセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された Internet Explorer の 19 の脆弱性を解決します。最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工された Web ページを Internet Explorer で表示すると、リモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性の最も深刻なものが悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows クライアント上の Internet Explorer 6、Internet Explorer 7、Internet Explorer 8、Internet Explorer 9、および Internet Explorer 10 について深刻度を「緊急」と評価し、Windows サーバー上の Internet Explorer 6、Internet Explorer 7、Internet Explorer 8、Internet Explorer 9、および Internet Explorer 10 について深刻度を「警告」と評価しています。詳細情報については、セキュリティ情報ページを参照してください。

推奨する対応策: ほとんどのお客様は自動更新を有効にしていて、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズ インストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールするエンド ユーザーについては、更新プログラム管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認し、この更新プログラムを直ちに適用することをお勧めします。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2755801)

本日はさらに、サポートされているすべてのエディションの Windows 8 および Windows Server 2012 の Internet Explorer 10 で実行される Adobe Flash Player 用の更新プログラムの提供を発表しました。脆弱性の詳細については、Adobe セキュリティ情報 APSB13-16 (英語) を参照してください。  

この更新プログラムは、Internet Explorer 10 に含まれる、影響を受ける Adobe Flash ライブラリを更新することで、Adobe Flash Player の脆弱性を解決します。詳細については、アドバイザリを参照してください。

ほとんどのお客様は自動更新を有効にしていて、この更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 294871 を参照してください。

— Internet Explorer 担当プログラム管理者 Ceri Gallacher