Share via


Interaction 10 (2010年2月4日)

ユーザーエクスペリエンスを実現する有効な手法の一つであるインタラクション デザインを学ぶために、Interaction 10 カンファレンスに参加しています。今日は Workshop で参加者がグループを作りテーマに沿って作業をします。私にはかなりつらい内容でした。英語が大変というのもありますが、自分の専門分野じゃなくてもその役割とプロセスを抽象化してこなすというのは、私にはかなり難しいです。

シアトルのインタラクションデザイナーと、ノルウェーのコンサルタント(プログラマーからインタラクション デザイナーになろうと思っている)と話しましたが、インタラクション デザイナーという職業が(日本に比べて)一般的であることを実感しました。日本人のインタラクション デザイナー(日本ではまだ珍しい!)にもお会いしました。

Mental Model Diagrams by Indi Young

ユーザー調査から、メンタルモデル図を使ってメンタルモデルを作成する方法を学びます。メンタルモデルとはユーザー自信の中に持っているモデルのことです。個々のユーザー調査の結果からモデル化しなければなりません。

Indi Youngは Mental Model の著書です。

Agenda
  導入と参加者のセグメント
  スコープとインタビュー
  統合とグループ化
  アラインメントとギャップ分析

メンタルモデル アラインメント
  メンタル空間
    タワー
      ふるまい:コンセプト、集まり、ラベル

Interaction 10 015

調査時の6つの規則
  1. ふるまい、信用、反応 (好みではない)
  2. オープンな質問だけ
  3. 質問者自身の言葉は使わない
  4. 会話をたどる
  5. 製品についてではない (評価ではない)
  6. 直接的経験

演習: インタビュー
1. 3-4人のグループから
2. 調査員、非調査者、コーチを選ぶ
3. コーチは、記録し、時間を測る
4. 非調査者は「平日の夕方」について5分間話す
5. コーチは会話のまま記録し、リアルタイムで調査者に示す。 
6. 全員が非調査者になるよう役割を変える

演習: ギャップ分析 [猫のふるまいから]
1. グループに戻る
2. 焦点を当てるギャップを探す
3. そのタワー内のふるまいをサポートするアイデアをブレインストーミングする
4. プレゼンテーション用にアイデアをスケッチする

演習: レビュー
1. 発表者を選ぶ
2. サポートしたいふるまいをレビューする
3. アイデアをプレゼンテーション

Interaction 10 017

 

Well, we did all this reserch... Now what?  by Steve Portigal

これも調査から、どのようにソリューションに持って行くかというプロセスの演習でした。実際に街に出て、人々を調査して、何らかのソリューションを導くというのを行いました。

Steve PortigalはPortigalコンサルティング社のコンサルタントです。

Agenda
1.導入
2.フィールドワーク演習
3.合成(Synthesis)演習
4.観念化(Ideation)演習
5.共有
6.ラップアップ

2.演習: 商店街に戻る

実際にSavannah の旧市街にある商店街に行って、30分ほど人々のふるまいを観察してきました。非常に寒かったです。

3.合成(Synthesis)と観念化(Ideation)プロセス

Interaction 10 041

4.観念化: 洞察をソリューションにチューニング

Interaction 10 039

5.共有

Interaction 10 040