Silverlight 2 DataGrid December 2008 Release

Silverlight 2 DataGrid December 2008 が公開されています。Silverlight 2 SDK に入っている DataGrid に以下の修正が行われました。このような問題に遭遇された方は、こちらを使ってみてください。

  • 約30のバグフィックス
  • ItensSourceが変更されたとき、フォーカスされている行が消えることがなくなった。
  • ソート時に選択が保持されるようになった。
  • ポップアップを開いているComboBoxなどのコントロールがDataGrid用の編集モードを終了しなくなった
  • DataGridが編集モードの間に、DataGridの外にあるボタンがクリックされたとき、そのButtonは期待通り動作します
  • FrozenColumn のふるまいの改善
  • セル通貨単位の改善
  • CurrentCellChangedイベントが発生するとき、選択が更新されるようになった

インストール方法は以下のとおりです。

  1. 実行中の Microsoft Visual Studio をすべて閉じる
  2. %LocalAppData%\Microsoft\VisualStudio\9.0.から"toolbox"で始まる全てのファイルを取り除くことによって、キャッシュされたツールボックス アイテムを全て削除する
    • Windows XP の場合、%LocalAppData% は "Documents and Settings\UserName\Local Settings\Application Data" です
    • Windows Vista の場合、%LocalAppData% は "Users\UserName\AppData\Local"です
  3. 以下のアセンブリを、本パッケージ内にあるものと入れ替える
    • %ProgramFiles%\Microsoft SDKs\Silverlight\v2.0\Libraries\Client\System.Windows.Controls.Data.dll
    • %ProgramFiles%\Microsoft SDKs\Silverlight\v2.0\Libraries\Client\System.Windows.Controls.Data.Design.dll
  4.  既存のプロジェクトで、System.Windows.Controls.Data.dll への参照を削除してから、再度その参照を追加する。