Azure IoT Suiteを試してみよう

2015/9/30にIoT Hubのプレビュー版が公開され、http://azure.microsoft.com のドキュメントに”モノのインターネット”が追加されていますが、同時にAzure IoT Suiteもプレビュー公開されています。Azure IoT SuiteはAzureの様々なサービスを駆使して、リモートセンシングや予兆診断など一般的なIoTシナリオに沿ったサービスを簡単に構築可能です。現在公開しているhttps://aka.ms/IoTKitHoL や、https://aka.ms/IoTKitHoLV2On で紹介しているのはAzureの個々のPaaSサービスを組合わせてIoTソリューションを構成していくための基本テクニックですが、IoT Suiteを使えば、個々のPaaSサービスを意識せずに、デバイス接続、蓄積、分析、表示といった一連のIoTサービスを含んだIoTソリューションを手軽に作成可能です。現在は、リモートセンシングのサンプルを実際に動かしてみることができるので、ぜひお試しを。 http://www.InternetOfYourThings.com を開き、表題の”Internet of Things”のすぐ下の黒帯にある”Azure IoT Suite”をクリックします。開いたページの右上の”Get Started”という青いボタンをクリックしてください。ここから先は、Azure Subscriptionの契約が必要になります。まだ契約していない人は、http://azure.microsoft.com から1か月間の試用を申し込んでください。 表示されたページで”Create a new solution”という”+”記号が付いたタイルをクリックしてください。2015/11/14現在、”Remote Monitoring”を試すことができます。このソリューションのタイルの”Select”をクリックします。ソリューション名(サービスのURL名)、地域等を指定すると、ソリューションが作成されます。しばらく時間がかかりますので、ちょっと一服して… ソリューション一式の準備が出来上がると、”Create a new solution”タイルの横に追加されて表示されます。”Launch”ボタンをクリックすると、ソリューション名のURLのサイトが開きます。 こんなダッシュボードが表示されます。位置情報付きのシミュレーターデバイスが4つあり、湿度と温度を送り続けていて、現在情報が表示されています。これ、シミュレータデバイスを増やしたり、実デバイスを追加したりできます。ほかにも一定ルールを満たすと通知する機能も入っています。左側の黒帯のボタンをクリックしていろいろお試しを。 気軽に参照可能なデモもあります! リモートモニタリング http://www.microsoftazureiotsuite.com/demos/remotemonitoring 予兆保全 http://www.microsoftazureiotsuite.com/demos/predictivemaintenance https://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/remotemonitoring/Index.html、https://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/Predictivemaintenance/Index.html 、も、IoTソリューションを考えるうえで参考になるので、ぜひご一読を  

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Windows 10 IoT Core for Raspberry Pi2 と周辺機器をシリアル通信(RS232c)でつなぐ

このポストでは、Windows 10 IoT Coreで動くRaspberry Pi2を、大昔からの定番、RS232cシリアル通信で周辺機器と接続する方法を解説します。 ※本ポストは、http://ms-iot.github.io/content/en-US/win10/samples/SerialSample.htm を元に書いています。※本ポストは、2015/10/30現在の情報を元に記載しています。OSの機能サポートの状況など、適宜確認してくださいね。 昔からPCや制御用コンピュータと周辺機器をつないで装置を開発していた皆さんなら全員ご存じのはずのRS232Cによるシリアル通信で、かつ、評価ボード系の周辺デバイスをリード線等でつなぐケースを解説します。 まずはつなぎ方です。 図の様に、 GND ‐ Pin 6 TX – Pin 8 RX – Pin 10 でつなぎます。TXは送信、RXは送信なので、接続先の周辺機器はつなぎ方が逆になります。この接続で、Windows 10 IoT Coreは、URT0というポートでシリアル接続されたと認識します。 ※この投稿を実際に試すには、10/30現在、http://ms-iot.github.io/content/en-US/Downloads.htm から公開中のInsider Previewのほうをダウンロードして作成したOSイメージを使ってくださいね プログラムの大まかな流れは、 シリアルポートを探す シリアルポートを開く データ送信・受信を行う です。アプリケーションは、Windowsのユニバーサルアプリ形式で開発してください。※GPIOやI2Cを使ったアプリを組むのに必要だった、IoT Extensionの参照追加は必要ありません。 シリアルポートを利用するには、Package.appxmanifestファイルにシリアルポート利用の宣言が必要です。プロジェクトが格納されているフォルダーを開き(ソリューションエクスプローラーで、ソリューション、もしくは、プロジェクトを右クリックして、”エクスプローラーでフォルダーを開く”を選択すれば開けます)、あらかじめ起動しておいたメモ帳にファイルエクスプローラーでPackage.appxmanifestを選択しドラッグ&ドロップし、<Capability>…</Capability>を以下の様に修正します。   <Capabilities>    <Capability Name=”internetClient” />    <DeviceCapability Name=”serialcommunication”>      <Device Id=”any”>        <Function Type=”name:serialPort” />      </Device>    </DeviceCapability>  </Capabilities> ※赤字の部分を追加 修正したら保存を忘れずに。 さてプログラムです。まず、シリアルポートを探すロジックですが、         List<DeviceInformation>…

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IoTハンズオンコンテンツVer2公開中

9月から初めて先週土曜日(10/24)に終わった、IoTハンズオンセミナー、参加された皆さん、お疲れ様でした。 誤字脱字、わかりにくい部分を見直した資料をネット上で公開中です。 https://aka.ms/iotkitholv2on 構成を説明しておくので、参加された皆さんは復習を兼ねて、「え?そんなセミナーやってたの?」とか「時間が合わなくて参加できなかった…」という方は、是非チャレンジしてみてくださいね。 上のURLを開くと、ハンズオンコンテンツ全体を説明した資料が表示されます。このコンテンツは、GR-PEACH+センサーボードのPinKitという、.NET Micro FrameworkでC#でアプリをかけるボードを使っています。現在種々の事情で入手が困難な状況です。PinKitのほかに、Windows 10 IoT Core for Raspberry PI2や、ハードウェアを一切使わないPCだけで実習が可能なコンテンツも用意しています。 Windows 10 IoT Core for Raspberry PI2で実習したい方は、ハンズオンコンテンツ全体を説明した資料と、上のURLを開いたときに左側に表示されている「IoTKitHoLV2_Win10IoTCore for Raspberry PI2」というコンテンツを組み合わせて実習してくださいね。 PCしかない(Windows 7、Windows 8.1、Windows 10で実習可能)方は、ハンズオンコンテンツ全体を説明した資料と、「IoTKitHoLV2_WPFEmulator」というコンテンツを組み合わせて実習してください。まぁ、やっぱり、なんといっても、実際のセンサーで計った値のほうがリアルで面白いんですけどね。 どちらも、ハンズオンコンテンツ全体を説明した資料の、.NET Micro Frameworkの部分を抜き出して置き換えた文書になっています。他に「IoTハンズオン事前準備手順書」というドキュメントも用意したので、実習する場合には、このドキュメントを見て環境のセットアップなど行ってください。 なお、2015/9/30にプレビュー公開されたIoT Hubは、2015/10/26時点の内容では対応していません。Event Hubを使った内容になっております。もう少ししたら、IoT Hub対応を追加する予定です。ん…待てない!!という方は、現在公開中のコンテンツと、http://blogs.msdn.com/b/hirosho/archive/2015/10/22/iot-hub-windows-10-iot-core.aspx  のコンテンツを組み合わせると、とりあえずは、実践できるのでチャレンジしてみてくださいね。他にも、今後は、AllJoynによるローカルネット連携+クラウドや、クラウドからデバイスへのコマンド送信のシナリオも追加予定です。今後、https://aka.ms/IoTKitHoL 側にも反映していく予定です。 このコンテンツを解説する、動画付きのコンテンツも作成して公開予定なので、公開した暁にはよろしくお願いします。 それから、本コンテンツで取り上げているハードウェア、OS、ミドルウェア、言語以外のハードウェアをつなぐ試みも、大歓迎ですので、そんな拡張をされた方は是非ごれんらくくださいませ。

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.NET Micro Framework 4.4 リリース

.NET Micro Framework の最新バージョン、4.4のRC版がリリースされました http://blogs.msdn.com/b/netmfteam/archive/2015/10/21/net-micro-framework-4-4-is-now-available.aspx ネットワークの安定性向上、いくつかのモダンなCPU向けの参照実装、Windows 10のUWPのAPIに似せたAPI(Device制御系)の追加等が含まれています。対応するVisual Studioは、2015の有償版、Community Editionです。※2015 Expressには対応していないようです。 SDKインストールのためのファイル群(MicroFrameworkSDK.msi、NetMFVS14.vsix)は、https://github.com/NETMF/netmf-interpreter/releases からダウンロードできます。 現状では色々と不具合があるようなので、特にNETMF4.3をインストール済みの皆さんは、使う場合には注意が必要です。https://yseosoft.wordpress.com/2015/10/24/netmf-net-micro-framework-v4-4-%e3%81%8c-rtw-%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82%e3%81%8c%e3%80%81v4-3-%e9%96%8b%e7%99%ba%e8%80%85%e3%81%af-visual-studio-%e3%81%ae%e6%9b%b4%e6%96%b0/に説明があるので、参考にしてください。 特に、Visual Studio 2015で、.NET Micro Framework 4.3を使っている皆さん、Visual Studio 2015からは、VSIXでインストールした機能にアップデートがあった場合、自動的に更新を適用する機能が入っているので、デフォルトではいつの間にか.NET Micro Framework 4.4にバージョンアップされて、コンパイルエラーになったり、デバッグできなかったりするようになるので、上の瀬尾さんの説明を読んで、.NET Micro Framework 4.3の再インストールを行った後、メニューの”ツール”→”拡張機能と更新プログラム”を選択し、 “.NET Micro Framework project system”を選択して、”この拡張機能を自動的に更新する”のチェックボックスのチェックを外してください。 他のトピックスとして、.NET Micro Frameworkではそれ以外にも新しい取組みが始まっています。LLILUMです。http://blogs.msdn.com/b/netmfteam/archive/2015/10/04/llilum-roadmap-and-latest-additions.aspx 既に初期バージョンのLLILUM SDKがVisual Studio向けに出ています。https://github.com/NETMF/llilum を読んでも今一つLLILUMとは何かがよくわからない感じですが、従来の.NET Micro Frameworkより、更に小さく、かつ、ハイパフォーマンスなバイナリを生成する技術と思ってください。現在は、C#ですが、PythonやJavaScriptのサポートやUWPアプリも対応予定のようです。https://github.com/NETMF/llilum/wiki/roadmap もう少し簡単に使えるようになったらまたこのブログで紹介しますね    

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IoT HubにWindows 10 IoT Coreでつなぐ

さてと… ※この投稿は、2015/10/22現在の公開情報を元に記載しています。最新の情報がないか確認してくださいね。 IoT Hubのプレビューが9/30に公開されました。タイミング的にちょっと遅い気もしますが、Raspberry Pi2で動作するWindows 10 IoT CoreデバイスをIoT Hubに接続する方法を説明します。とりあえず試す方法が、https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/iot-hub-csharp-csharp-getstarted/  に書かれています。この説明は、.NET Framework上でC#を使ったサンプルで、Windows 10 IoT Coreの場合はWindows RT上で動くUniversal Windows Applicationという違いがあって、そのままでは、動かすことができません。更に、プレビュー状態のため、説明通りにいかない部分もあるので、ここで解説しておきます。 ※IoT Hubにつなぐ部分、送受信する部分は、通常のWindows 10のUWAでも利用できます。 折角なので、加速度センサー(ADXL345)、温度センサー(BME280)を使ってIoT Hubに送ってみましょう。基本の部分は、https://doc.co/4dEWrJ を見てください。ハードウェアの構成は、このドキュメントに記載の これに加えて、LEDも追加します。   次に、センサーやLEDをI2CやGPIOで制御するために、IoT Extensionを参照に加えます。 そして、https://doc.co/4dEWrJ に記載に従って、MainPage.xaml.csのProgramクラスにdeviceId(Guid値)と、プロジェクトにSensorクラスを追加してください。 次は、IoT Hubへのアクセス用ライブラリの追加です。本来ならNuGetを使ってインストールできるのですが、本投稿を書いている時点でははうまくいかないので、 ※現在既にNuGetでの組込みが可能になっています。ソリューションエクスプローラーで、プロジェクトの参照を右クリックし、”Nuget”を選択して、Azure Devices Clientで検索を行い、Microsoft.Azure.Devices.Client.PCLを選択してインストールを行ってください。 ブラウザで、 https://github.com/Azure/azure-iot-sdks/ を開き、表示されたページの右横にある、”Download ZIP”をクリックし、どこかにZIPファイルを保存、ZIPファイルのプロパティでブロックを外し(必ずやってくだいね)、適当な場所に保存します。 csharp/Microsoft.Azure.Devices.Client.WinRTに入っているMicrosoft.Azure.Devices.Client.WinRT.csprojをプロジェクトに参照追加します。 ソリューションエクスプローラーで、ソリューションを右クリックし、”追加”→”既存のプロジェクト”を選択し、Microsoft.Azure.Devices.Client.WinRT.csproj を選択し、ソリューションに追加してください。 次に、追加したSDKのプロジェクトを、作成中のプロジェクト参照として追加します。これで、NuGetで組み込んだのと同じ状態になります。 これで、IoT Hubにアクセスする準備は完了です。 後は、Modelsという名前でフォルダーをプロジェクトに作成し、そのフォルダーにSensorReadingという名前でクラスを作成し、 と、コーディングしてください。このクラスを使ってセンサー計測値をJSONに変換します。 さて、MainPage.xaml.csのnamespaceの中身を以下の様に編集します。 コードの中で、deviceId、iotHubUri、deviceKeyという変数がありますが、まずはGuid生成ツールで新規にGuidを作成して設定し、 https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/iot-hub-csharp-csharp-getstarted/ に記載のCreateDeviceEntryアプリでDevice Keyを作成して、deviceKeyの値とし、作成したIoT HubのURLにあわせてiotHubUri変数を編集すれば動きます。チュートリアルと上のコードを見比べてみてください。IoT Hubとの送受信の部分は基本同一です。 1秒ごとにセンサー計測値を貯めて、2分ごとにIoT Hubに貯めたデータを一括送信します。チュートリアルのReadDeviceToCloudMessagesを起動しておくと送信したデータを確認できます。また、…

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Azure IoT Hub、IoTデベロッパーセンター始まりした

昨年来、AzureにIoTサービスを加えますよ!とアナウンスしておりましたが、ついに2015年9月30日にAzure IoT Suite、及び、IoT Hubのプレビューが公開されました。加えて、IoTデベロッパーセンターというページも出来上がっています。この投稿では、これらの概要を紹介します。 まず皆さん、ブラウザで、http://azure.microsoft.com  を開いてみてください。そして、ドキュメントタブをクリックしてみてください。 はい、”モノのインターネット”、という項目が追加されてます!ここからIoT関連はたどっていってくださいね。先ずは、一番下の”IoT Hub”を選択してみましょうか。https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/services/iot-hub/ というページが開きます。このページの”チュートリアルの開始”という緑色のボタンを押すと、Windows 7以上のPC、Visual Studio 2013以上で、直ぐにこのIoT Hubを試すプログラミング方法が解説されています。ちょっとね、まだプレビューなんで書かれている通りに動かなかったりする部分もあるのですが、まずは、お試しください。 IoT Hubの中では、既に正式版が公開されている、メッセージを高速に送受信可能なブローカーサービスである、Event Hubが使われています。Event Hubは、IoTと似たような細かいデータがばらばらと高速に飛んでくるようなシステムで利用可能で、Event Hubへの接続数、データ転送量、スループットなどで、性能や金額が管理されるのに対して、IoT Hubは接続する組込み機器を単位として、性能や課金が決められています。IoT Hubの機能紹介を兼ねて、ざっと一般的な利用シナリオを紹介すると、 組込み機器をIoT Hubに登録 組込み機器をIoT Hubに接続 組込み機器からIoT Hubにデータを送信 IoT Hubにサブスクライブしたサービス側でデータを受信 サービス側からIoT Hubを通じて組込み機器にデータを送信 組込み機器がIoT Hubを通じて、コマンドを受信 組込み機器がコマンドを受信したことを、サービス側でAckとして通知を受ける 登録された組込み機器情報の取得 ざっと、こんな感じです。Event Hubと同様、Stream Analyticsにも簡単につなげられるので、例えば、組込み機器に装備されたセンサーデータをIoT Hubで受信してStream Analyticsに連結することが簡単にできて、そのままPowerBIにつないでダッシュボード表示をしたり、定義済みのルールに従ってデータを変換したり、通知を上げたり、バックエンドのWebJobを起動したりといった構成が簡単に組めます。 接続の管理は、Event Hubと同じように、ロールベースのトークンです。あらかじめ管理用、デバイス用、サーバーバックエンド用、デバイス管理用といったロールが定義されていて、それぞれにセキュリティトークンが提供されています。 使えるプロトコルは、HTTPSとAMQPです。最近、MQTTの問い合わせが多いですが、MQTTは今後何らかの形でExtensionとして提供される見込みです。(※あくまでも著者見解ですがMQTTのセキュリティレベルだと、IoT HubやEvent Hubが想定しているセキュリティレベルを満たせないので、IoT HubそのものにMQTTが使えるようになるのはちょっと難しいのかなと感じます)今後、もっと微に入り細に入り、IoT Hubは解説していきますが、まずは、 https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/iot-hub-what-is-iot-hub/ や、https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/iot-hub-devguide/ をご覧くださいね。 IoT Hubに接続する組込み機器向けに、GitHubで、SDKが提供されています。現在提供されているのは、 C# – .NET Framework系…

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Windows 10 IoT Core+WebCam+Azureで簡単定点観測カメラ

Windows 10 IoT Core on Raspberry PI2のWebCam接続が確認できたので、一筆。 PCとUSBで接続可能なWebCamがあれば、定期的に画像を記録する仕掛けは簡単にできますね。しかしそのためにずっとPCを一台動かしているのはなんだか無駄。じゃあRaspberry PI2使おう…しかし、ずっと画像を蓄積続けるためにはストレージが足りないね…ということで、Microsoft AzureのBlob ストレージに貯めよう。そうすればセキュアに遠隔から画像も取り出せるし… ということで、やり方をざっくり紹介。 まず、Visual Studio 2015で、新規プロジェクトを作成します。テンプレートは、Visual C#→Windows→ユニバーサル→空白のアプリを使います。プロジェクトができたら、MainPage.xamlの<Grid>…</Grid>を のように、CanvasとCaptureElementタグを追加します。WebCamの画像はいったんこのCaptureElementに割り付けます。 次に、AzureのBlobにアクセスするために、Azure Storage SDKをインストールします。ソリューションエクスプローラーで参照を右クリックして、NuGetパッケージの管理を選択、Azure Storage SDKと検索窓に入力し、表示されたらインストールしてください。 そして、MainPage.xaml.csを開き、 と、MainPageクラスの内容を書き換えます。名前空間が一部足りないのでusing宣言を適宜加えてください。storageAccountNameとstorageAccountKeyは、AzureのポータルでStorageを作成して取得してください。 あとは、Package.appxmanifestをコードで開くで開き(もしソリューションエクスプローラーで開けなければ、メモ帳などで開いてください。)、以下のように<Capability>タグに使用する機能を追加宣言します。 これでOK.すべて完了。15分ごとにAzureのBlobストレージにアップロードします。センサーで計測しながら画像を蓄積しておけば、センサーがある値を記録した時に何が起こっていたかを記録することができるわけです。ちなみにこのコード、ユニバーサルアプリで作っているので、Windows10 の普通のPCでも動きます。WebCam持っている人ぜひお試しを。 ※WebCamの中にはWin10IoTCore Raspberry Pi2に対応していない機種もあるのでご注意。 なおこの投稿の詳細な手順は、今後、https://aka.ms/IoTKitHoL にて公開しますんで、ご期待ください。    

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Azure Storage SDKについて

本日2015年9月15日に行ったIoTハンズオンセミナーで、参加者の方に指摘を受けた、Azure Storage SDKに関する解決策です。 https://azure.microsoft.com/en-us/documentation/articles/storage-dotnet-how-to-use-tables/ にAzure Storage SDKでTableにアクセスする方法が記載されています。ここでは、NuGetパッケージでAzure Storage SDKのみインストールすればよいと書かれていますが、執筆時点では、CloudConfigrationManagerが入っているアセンブリーがインストールされないようです。 NuGetパッケージの管理で、検索窓に”Azure Configuration Manager”と入力すると見つかる、”Microsoft.WindowsAzure.ConfigurationManager”をインストールしてください。これで、問題は解決です。    

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2015年9月、10月開催予定のIoTハンズオンセミナー受講時の事前準備について

表題の件、明日9月15日からIoTハンズオンセミナーが開催されます。 このセミナーは、.NET Micro Frameworkで制御する組込み機器とマイクロソフトのクラウドAzureの、Event Hub、Stream Analytics、Machine Learning、Storage、Web Apps、WebJob、Mobile Serviceといった各種PaaS、そして、データを可視化するPower BIを使い、開発環境はVisual Studio 2015で、IoT(Internet of Things)の基本的な実装方法を1日かけて学ぼうという、チャレンジングなセミナーです。各地での開催予定は、https://aka.ms/IoTKitHoL のトレーニング概要でご確認いただくとして… 実際に1日でこなす技術・実装の量としては半端なく多いのではないかと、見た感じ思われる方、大勢いらっしゃると思います。 はい、もたもたやっているとたぶん7割ぐらいしかできません。このセミナーの募集時に参加予定の皆さんにお願いしている、事前の実習向けの準備が、最後までスムーズにセミナーが進められるかの命綱でもあります。 この投稿で、事前準備についてより詳しく、説明をさせていただきます。準備完了と思われている方も、是非、以下の説明をご確認いただければと思います。また、インストール作業を開始する前に、まずは、この投稿をすべて読んでから、作業を開始することをお勧めします。 実習用PC Windows 7、8、8.1,10のいずれかのOSがインストールされたPCをご用意ください。.NET Micro Frameworkデバイスを使って作業を行うので、USBポート付きのPCでかつ、Windows環境からアクセス可能な機種をご用意ください。また、インターネットへの接続が必須なので、Wi-Fiに接続可能な機種をご用意ください。実習では、Visual Studio 2015を4つ同時に起動して作業を行うので、非力なPCハードウェアの場合、操作性が落ちる可能性があるので、ご留意ください。。 USBケーブル センサーボードとWindows PCを接続するためMicro USBケーブルを1本ご持参ください。一般のスマートフォンとPC等をつなぐケーブルです。形状が同じでも充電しかできないケーブルもありますので、ご注意ください。 Visual Studio 2015のインストール Visual Studioは、有償版でも、無償版のCommunity Editionでも構いません。ただし、インストールの際、Web Developer Tools機能のインストールを忘れないでください。この機能がインストールされていないと、Azure SDKはインストールできません。インストールの際、機能の選択オプションで、 Microsoft SQL Server Data Tools Web Developer Tools の2つに✔を入れてインストールを行ってください。既にインストール済みだという方で、Azure SDKがインストールできない場合は、以下の手段でインストール済みのVisual Studioに機能を追加してください。 コントロールパネルを起動し、「プログラムのアンインストールまたは変更」を選択し、検索窓で「Visual Studio 2015」と入力、検索結果が表示されたら選択して、”変更”をクリック。 Visual Studioの設定ダイアログが開いたら、Web Developer Toolsに✔を入れて更新をクリック…

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Windows 10 IoT Core for Raspberry PI2でAzure Event Hubに接続する

こちらは、2015年8月14日現在の状況をもとに書いています。 Windows Runtime API上のアプリでAzure Event Hubに接続する場合、3つの方法があります。 Windows Azure Service Bus SDKを使う AMQL Liteを使う HTTPSでSASTokenを作成してヘッダーに埋め込むコードを書く Windows系なら1番目が一番簡単ですが、8/14現在、まだ対応するSDKが公開されていないので使えません。※ソリューションエクスプローラーで、参照フォルダーを右クリックし、NuGetパッケージの管理を選択し、”Windows Azure Service Bus SDK”を検索し、インストールしてみてください。インストールがうまくいったらこれ以上読む必要はありません。 2番目ですが、AMQP Liteは、Windows系だけでなく、.NET Micro Framework、Monoでも使えるので、マルチプラットフォームな組込み機器開発の場合でソースコードを共通化したい時などに便利です。こちらは現時点で使うことができます。使い方は、ソリューションエクスプローラーで、参照フォルダーを右クリックし、NuGetパッケージの管理を選択し、”AMQP Lite”で検索し、インストールボタンをクリックすれば、インストール完了です。https://aka.ms/IoTKitHoL から公開中のハンズオンコンテンツのStep1接続編に具体的なコードが紹介しているのでそちらも参照してほしいのですが、この投稿でも基本的な使い方を紹介しておきます。 まず、Event Hubへの接続ですが、  conststring sensorName = “win10iotrpi2”;conststring ehName = “[event hub name]”;conststring accessKey = “[Access Key]”;conststring ehNamespace = “Service Bus Namespace]”;conststring policyName = “[Access Policy Name]”;conststring partitionId = “2”;string amqpAddress =…

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