Azure IoT Suiteを試してみよう

2015/9/30にIoT Hubのプレビュー版が公開され、https://azure.microsoft.com のドキュメントに”モノのインターネット”が追加されていますが、同時にAzure IoT Suiteもプレビュー公開されています。
Azure IoT SuiteはAzureの様々なサービスを駆使して、リモートセンシングや予兆診断など一般的なIoTシナリオに沿ったサービスを簡単に構築可能です。現在公開しているhttps://aka.ms/IoTKitHoL や、https://aka.ms/IoTKitHoLV2On で紹介しているのはAzureの個々のPaaSサービスを組合わせてIoTソリューションを構成していくための基本テクニックですが、IoT Suiteを使えば、個々のPaaSサービスを意識せずに、デバイス接続、蓄積、分析、表示といった一連のIoTサービスを含んだIoTソリューションを手軽に作成可能です。
現在は、リモートセンシングのサンプルを実際に動かしてみることができるので、ぜひお試しを。

https://www.InternetOfYourThings.com を開き、表題の”Internet of Things”のすぐ下の黒帯にある”Azure IoT Suite”をクリックします。開いたページの右上の”Get Started”という青いボタンをクリックしてください。ここから先は、Azure Subscriptionの契約が必要になります。
まだ契約していない人は、https://azure.microsoft.com から1か月間の試用を申し込んでください。

表示されたページで”Create a new solution”という”+”記号が付いたタイルをクリックしてください。2015/11/14現在、”Remote Monitoring”を試すことができます。このソリューションのタイルの”Select”をクリックします。ソリューション名(サービスのURL名)、地域等を指定すると、ソリューションが作成されます。しばらく時間がかかりますので、ちょっと一服して…

ソリューション一式の準備が出来上がると、”Create a new solution”タイルの横に追加されて表示されます。”Launch”ボタンをクリックすると、ソリューション名のURLのサイトが開きます。

こんなダッシュボードが表示されます。位置情報付きのシミュレーターデバイスが4つあり、湿度と温度を送り続けていて、現在情報が表示されています。これ、シミュレータデバイスを増やしたり、実デバイスを追加したりできます。ほかにも一定ルールを満たすと通知する機能も入っています。左側の黒帯のボタンをクリックしていろいろお試しを。

気軽に参照可能なデモもあります!

https://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/remotemonitoring/Index.htmlhttps://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/Predictivemaintenance/Index.html 、も、IoTソリューションを考えるうえで参考になるので、ぜひご一読を