.NET Micro Frameworkと.NET Gadgeteerの開発環境セットアップ方法 – 今更ですが


最近、.NET Micro Frameworkユーザーが徐々に増えてきて嬉しい限りです。しかし、そういえば、.NET Micro Frameworkや.NET Gadgeteerに関するまとまった日本語のページが無い!!…ということで、今更ですが、開発環境のセットアップ方法を書いておきます。

※このポストは、2013年7月16日現在の情報を基にしています。数か月経つと色々と状況が変わるので、最新情報が無いか別途確認をお願いしますね。

.NET Micro Framework/Gadgeteerの開発環境のセットアップ方法の流れは以下の通りです。

  1. Visual Studio 2012のインストール
  2. .NET Micro Framework 4.3 SDKのインストール
  3. .NET Gadgeteer 4.2 SDKのインストール

以上で開発環境が出来上がります。VSがインストール済みで、SDKのファイルをダウンロード済みならば、ものの10分で終わります。では、各ステップを説明していきます。

1.Visual Studio 2012のインストール

気持ちとしてはなるべく有償版のVisual Studio 2012を使ってほしい(諸々考えると、MSDN Subscription http://msdn.microsoft.com/subscriptions/default.aspx がBetter)のですが…
学生さんは、http://msdn.microsoft.com/ja-jp/hh455217.aspx で紹介しているDreamSparkで有償版を使ってください。
学生以外の皆さんは、http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/downloads#d-2012-express から、Visual Studio Express 2012 for Windows Desktopをダウンロード&インストールしてください。
※ついでに for Windows 8 もインストールして、Storeアプリ開発にもチャレンジを

2..NET Micro Framework 4.3 SDKのインストール

.NET Micro Frameworkは、Apache V2ライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。開発サイト、http://netmf.codeplex.com/ を開き、DOWNLOADSタブをクリックします。

 SDK 4.3(RTM)をダウンロードしてください。SDK.zipというファイルです。このファイルを解凍して、中に入っているMicroFrameworkSDK.msi をダブルクリックして実行すれば、.NET Micro Framework SDKのインストールは完了です。インストール後、Visual Studio 2012を起動すると、Visual BasicとC#に、

.NET Micro Framework ソフトウェア開発用のプロジェクトテンプレートが追加されます。簡単に紹介しておくと、

  • Class Library ライブラリ開発用
  • Console Application GUIなしのアプリ開発用
  • Device Emulator 独自のEmulator開発用
  • Window Application GUIありのアプリ開発用

です。Window Applicationでプロジェクトを作成し、即座にF5実行すると、Emulatorが起動して、取敢えずロジックを動かすことができます。また、プロジェクトのプロパティを表示すると、使用する.NET Micro Frameworkのバージョンも選択できるので、SDKのバージョンアップ時にも容易に新しい環境に移行可能です。

3. .NET Gadgeteer 4.2 SDKのインストール 

次は、.NET Gadgeteerの開発環境のインストールです。.NET Micro Framework 4.3に対応するSDKは、何故か?4.2です。. NET Gadgeteerは、現在、対応ボードを販売しているGHI Electronics社からSDKが公開されています。サイトは、

https://www.ghielectronics.com/support/.net-micro-framework

です。”.NET Gadgeteer”のリンクをクリックしてください。SDKをダウンロードするには、ユーザー登録が必要なので、登録をお願いします。ページが開けたら、”For Visual Studio 2012 Users”のステップ3、”Install GHI Software Package v4.2”をクリックしてZIPファイルをダウンロードします。
このファイルを解凍して、中に入っているSetup.exeを実行します。一連のInstallが開始されるので、指示に従ってインストールを完了してください。

これで、Visual Studioのプロジェクトテンプレート(VB、C#)にGadgeteerカテゴリが追加され、開発用テンプレートが用意されます。使うテンプレートは、”.NET Gadgeteer Application”です。

開発環境の準備が整って、プログラムを書いたら、当然、実際のハードウェアで動かしたくなるのが人情。使えるボードは、

https://www.ghielectronics.com/catalog

で公開されています。日本で購入するには、GHI Electronicsの日本代理店、デバイスドライバーズ(株)様の、http://tinyclr.jp で購入可能です。

ボードを購入して、届いて、さて、やるぞ、という前に、一つ注意です。CPUボードのファームウェアが、最新のSDKに含まれる最新のファームウェアで無い場合が多々あります。その場合には、先ほどの、Gadgeteer SDKをダウンロードしたページの ステップ4のFEZ Config(Beta)をダウンロードして、実行し、ファームウェアのバージョンアップが必要になります。FEZ Spiderは比較的簡単にアップデートが可能ですが、FEZ Hydra、FEZ Ceruberusは若干手間です。このあたり、機会があればブログにも書いてみようと思っております。

 

以上、開発環境のセットアップ方法を解説しました。さくっとインストールして、さくっと実践してみてください。こういうものは実践あるのみです。では。

Let's Try!! ;-)

 

 

 

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