Windows Embedded Standard 7で新しいデバイスができないか


もう直ぐWindows 7の組込み向けOS、Windows Embedded Standard 7(略してWES7)がリリースされます。もともとWindows 7は、省電力、省リソース、ハイセキュア、Multi-touch(もちろんこのブログで多く紹介しているSensor & Location Platformも忘れちゃいけない)なので、組込み機器向けのOSだよなぁ・・・と常々思っているのですよ。一方で、最近、この間発表されたWindows Phone 7も含め、電子書籍用の端末など、これまでとはちょっと違った用途向けとフレーバーの、コンシューマー向けデバイスが出てきてますね。Netbookのような小型携帯向けのPCのハードウェアに、Multi-touchパネルといろんなセンサーを付けて、外見は特定用途に適した形にしてWindows 7の新しい機能を使うと、WES7で、結構面白いデバイスができるのではないかと、桜色の絨毯の上を滑っていて思った次第です。最近関わっているおばかアプリ選手権の影響も、ありですね。


私は、新しいデバイスを色々といぢくりまわしたい欲求を横に置いておくと、本は従来通り書店で、どれにしようかなと一冊づつ手に取って選んで、買って読みたい方なので、実は電子書籍端末にはあまり萌えないのですが、”こんなデバイス欲しいな”というイメージを以下に紹介しますね。


今はやりのTwitter専用端末で持ち運びできるデバイス。インラインスケートでロングランを(所謂苦行系ですね)していると、アー気持ちいい(え?苦行なのに)と思うポイントとか、道が二つに分かれていて遊水地の森に踏み込んでしまう(それも楽しいんだけど)とか、ちょっと休みたいんだけど見渡す限りのどかな風景だなとか、完走した後に、結局今日どこ滑ったんだっけ、っていうのを振り返るとか、したいわけですよ。なので、その端末は、



  • 通信機能付き

  • 風景を撮る為のカメラ機能付き

  • 位置を知るためのGPS付き

  • 音声認識機能付き

  • 心臓の鼓動を計測するセンサー付き

  • スカウター付

  • 滑りながらでも操作できるタッチ機能付き

後、マイクとイヤホンも必要だ。デバイスは、体(胸あたり)に装着して、目にスカウター、耳にマイク付イヤホンをつけてるイメージね。
声で呟いて、音声認識(クラウド側に認識アルゴリズムを置くことにしよう)して、ツウィートする。胸に手を伸ばしてタッチセンサーに触れると簡単な操作ができる。電池が持つように、タッチして呟いてタッチした後はスリープする。携帯がつながらない場所も滑るので、その時はいったんデータを貯めておいて、繋がったら通信開始。
インラインスケートは、日没後は滑れないので、現在スピードも表示してくれて、これまでのペースも記録していて、そこから後どれぐらい頑張って滑ればよいかを示してくれる機能も必要。大抵インラインでロングランなどを試みる人間は、無理しがちなので、脈と脳波で、そろそろ休まないと死にますよ、ぐらいの警告を発する機能もあるとよい。


Concept
…真面目にWES7の情報が取れると思って読まれている方…ごめんなさい。このポストはおばかアプリコンテストネタになってしまいました。


滑り終わった後には、その日のロングランをPCで振り返り、同好者と共有。温度センサーと湿度センサーで記録しておいて、その日のロングランの過酷さを自慢する。
滑った軌跡を、BingMapに重ね合わせて3D表示で、鳥になった気分で振り返るとか・・・と、以上書いてきましたが、現実的にはコスト的に無理ですかね。他にも、別にWES7でなくても、Windows Embedded CEや、.NET Micro Frameworkの方が、適しているのでは、という声も聞こえてきそうです。確かにその通り。まぁ、クラウド時代なので、バックエンドにサービスを置いておいて、そこにデータを蓄積&そのデータを活用するサービスは、用途に応じて色々なデバイスで使えばいいわけです。


ここに書いた機能を持っていて、軽くて装着感の良いデバイス、半ば本気で欲しい(どこかの技術系大学さん、PBLの題材として使っていただけませんか?)のですが、それはさておき、ポイントをまとめると、



  • デバイスを差別化するには、コンセプト/アイデアが重要

  • 特定のコンテキストやシーンを想定すると、そのデバイスに必要なUXが出てくる

  • アイデアを膨らませ、必要機能やUXが出てきた後、そのデバイスを実現するプラットフォームを選択する

  • デバイス単体で考えるのではなく、サービスや他のデバイスとの連携も視野に入れる 

  • HWコスト、技術者のスキル・人数で、できることとできないことの折り合い(トレードオフ)をつける

  • ビジネス的に成り立つか検討する

あたりでしょうか。このポストは、私が書いているコラム“デバイス+クラウド”の話(あ、そろそろ3回目書かなきゃ)に通じていますが、もう一段ブレークダウン&現実的なレベルでテーマを取り上げて、今後、継続的に語ろうと思ってます。


日本は平地が少なくて、インラインスケート流行っていないので、ビジネス的には無理か。でも米国やヨーロッパでは結構人口いるんだよね。ジョギングやウォーキングでも使えそうだぁ。


最後に、Twitterのアカウントは、embedded_georgeでございます。私のチームのリーダーと同じで独り言は多いんですが、あまりつぶやいていませんのでご注意。


Toyonoka Ichigo No Hana

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