MDDイニシアティブ学習会

7月27日の金曜日に、MDDイニシアティブ学習会で、MDDロボットチャレンジ参加者向けにSoftware Factoriesの説明を行ってきました。20分と短い時間でSoftware Factoriesの全容を説明することはできませんでしたが、今回はDSL(Domain Specific Language) EditorやDSLで記述されたモデル情報を使ってプログラムなどへ変換するためのテンプレートについて、主に紹介しました。

MDDロボットチャレンジは、情報処理学会が主催する気球型ロボットの制御コンテストです。このコンテストはMDD(Model Driven Development)がつくことからもわかるように、単に気球型ロボットの実演を競うだけでなく、モデル駆動型開発により開発したソフトウェアの設計内容や開発プロセスをモデルで可視化し、そちらも評価の対象になります。コンテストに参加される皆さん、がんばれ。

説明の中で紹介したツールは、Visual Studio 2005のProfessional Edition以上で、以下のURLからダウンロードできるVisual Studio 2005 SDKをインストールすることによって使うことができます。

Visual Studio 2005 SDK

DSL Designerの使い方は、こちらにドキュメントがあるので参考にしてください。
また、T4テンプレートやガイダンスオートメーションの話は、こちらを参考にしてください。分散アプリケーション開発に焦点が当てられていますが、組込み開発でも十分参考になるでしょう。