【Win8】 アプリを作る上で何を考えるのか、何が必要になってくるのか

最近 Windows 8 のアプリを作っていただく、その上で障害となることの対応を本当に多方面で色々と仕掛けているのですが、ちょっと考えたこともあって、書いてみようかなと。

ビジネスの世界だと新しい業務(まさにアプリケーション:適用業務)を提案するか、今もシステム化されているものをよりよくする提案をするかになりますね。なので必然的にパーツも決まって元々色々な素材が揃っていたりするわけなのでそこに何かを加えることを実はあまりしないのかなと考えました。

一方で例えば Windows ストアにゲームを公開しようというようなことになったとします。

どういう動きで何をゴールにしたゲームなのかというコンセプト(アイディア)と、ビジュアルにどういうキャラ/素材 が画面に配置されるのかと、雰囲気作りの BGM/効果音 とあとは実際の動作をするプログラムそのもの、こんな感じが基本骨格でしょうかね。高名なゲームであれば、それこそプロデューサーの方がこれらの様々な要素を担当するチームを率いて、有名な作曲家をお呼びして BGM を作り、実際にみんなで一生懸命「ここのジャンプはもう少しスムーズにキャラが動くように。。。」とかとても精緻で大変な作業を皆さんやっているんですね。

でもスマホとかタブレットの世界で結構上位に来ているゲームたちは利用者のライフスタイルにおいてちょうどいいフィット感のコンセプトで最初からそこまで本格的に作ったものではないものが結構ヒットしている気がします。コンセプトが本当に大事ですね。

なんかこの辺りを取り組んでいる皆さんがよくネットで探せば毎週のように起こっているアイディアソンやハッカソンをドライブしているのはそういう要素的な背景が大きいのでしょう。それから実は上で書いた4つの要素を自分だけで全部そろえるのはやっぱり大変なんで、デザインを描ける人、ロジックを書ける人という具合の現実の世界では何人かで組むと面白い世界ができそう。

つまりそういう出会いを演出する場がもっと欲しいということになりますね。色々と考えれば考えるほど難しいけど、みんなそういうトライをしているんですね。エバンジェリストの知り合いたちも基本的に 4 要素のうちの コンセプトプログラム 部分に強い人との接点が多いのでなかなかチームが組み上がらないんですよね。

ここで少し宣伝系を入れます。Windows Phone をやってきたエバンジェリストやマーケのみんながこういう背景に一石を投じたいと思って作ったのが アプリ アート ギャラリー なんですよね。

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ずっと思っていたんでけれどコンテストとかをやってやっぱり音も大事という話になって、最近サウンドも追加されました。

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アプリの世界を取り囲むこの状況からすると、実はデザインとか音源作りができる人というのは今後とても重宝されると思います。これはプラットフォーム関係ない。なので今まで IT と関係無かった人たちもプレイヤーとして組むのがこれからのビジネスの成功のキーファクターではないですかね。

そういう場が演出できないかまたしばらく頭を捻って考えたいと思います。