グローバル マーケットに向けた Windows 7 のエンジニアリング

Microsoft は長い間グローバルなソフトウェア会社であり続け、常に世界中のお客様をベースとした製品開発を心がけています。また、インターナショナルへの対応というのは開発がとても複雑な分野でもありますーおそらく、みなさんが思っているよりはるかに複雑であり、私たちもいつも学習し改善しようとしている分野です。グローバルなソフトウェアを構築することはチーム全員の責任です。また、グローバルな機能と特定のマーケットに特化した機能の両方を開発することに注力しているチームもありますーたとえば、フォントの処理や、東アジア言語用の入力システムなどです。もちろん、Windows を 100 近い言語にローカライズ (「翻訳」はあまり正確な表現ではありません) することに対しても、私たちは莫大な開発労力をつぎ込んでいます。Julie Bennett がグローバル開発およびローカライズのチームを代表し、同じチームの John McConnell と一緒にチーム全体と協調して、グローバル マーケット用の開発の概略を説明するためにこの投稿を書きました。–Steven E7 ブログの読者の多くは、アメリカ以外の場所に住んでいたり、英語以外の言語を話していたりします。そこで、Windows 7 におけるインターナショナルおよび多言語の改良点について共有するのも役に立つのではないかと考えました。私たちの Windows 7 での目標は、世界中のユーザーのためになるワクワクするような機能や、すべてのユーザーが Windows は地域に密着していると感じるような機能を提供することです。Windows 7 がパフォーマンスや信頼性の基礎的なシナリオを向上することに重点を置いているように、私たちがサービスを提供しているすべての国のすべての言語ですばらしいカスタマー エクスペリエンスをもたらすことができるように、プロセスを改善しました。Windows 7 を世界中でできるだけ同時に提供しようとする試みもその 1 つです。このブログでは、Windows 7 が世界中ですばらしいリリースになると信じるに値する新機能と改善されたプロセスについて説明します。   インターナショナル機能 Windows 7 のインターナショナル機能は、NTFS ファイル名でサポートされる文字 (Unicode 5.1 と一致するようにアップグレードされました) といった低レベルの側面から、背景やテーマの選択 (地域と関連のある写真が入りました) といった高レベルの側面まで、システム全体に波及します。しかし、世界のたくさんの言語や文化を適切にサポートするのに本質的に重大な特定の機能があります。ここでは、そのいくつかについて見ていきたいと思います。 フォント 言語と書くことはどんな文化においても中心的存在であり、そのためフォントのサポートはインターナショナル ユーザーのサポートに欠くことのできないものです。Windows 7 ではフォントの幅と品質の両方がかなり増えました。次の 50 のフォントを新しく追加しました。 上記の表のフォント名から推測されるように、新しいフォントの多くはラテン系ではない書体用です。実際、Windows 7 は、ラテン系書体より非ラテン系書体用のフォントの方が多い、初めての Windows です。大きな改善点の…


Beta から RC への変更点 – Windows の機能をオンまたはオフにする

「選択と管理」のテーマは、私たちがどのように Windows 7 を設計したか、多くの側面に当てはまります。このテーマや私たちが行った設計上の選択について多くの好意的なフィードバックが寄せられており、将来どのようにこのテーマを実装していくかに関する提案も少しばかり寄せられています。また、機能をもっとカスタマイズできるようにするべき (たとえば、エクスプローラやログオン画面など) とか、機能を Windows に追加すべき (たとえば、PDF フォーマット リーダー、セキュリティ ツール、ディスク ユーティリティなど) というフィードバックを頂いてきました。そして、一部のユーザーからは、特定の機能なしに Windows を実行したいと思っているというフィードバックも頂いています。この投稿は、コントロール パネルにある [Windows の機能] と呼ばれる Windows のさまざまな機能をオンにしたりオフにしたりできる場所に関するもので、Windows 7 の選択と管理のポイントについてです。そして、フィードバックに基づき、Beta から RC に移行する際に加えた変更に関する論議の続きです。この投稿はドキュメント & プリンティング チームのグループ プログラム マネージャーで、Internet Explorer 8 にも携わっていた Jack Mayo によるものです。 –Steven 「Windows の機能をオンまたはオフにする」は、Windows がまだ 32 ビット コードだった頃からの長い歴史があります。みなさんから、自分自身の選択の基準でオンやオフにしたい機能について、たくさんの提案を頂いてきました。Windows 7 ではより膨大な機能のリストを設計しましたが、幅広い Windows プラットフォームのニーズを踏まえながらそのリストのバランスが取れるようにも取り組んできました。私たちは選択肢を提供したいと思っていますが、同時に開発者へ提供していた API を削除して互換性を損なうことのないようにもしました。また、ユーザーに対して、選択肢を提供すること、アプリケーションとの釣り合いを取ること、および一貫した Windows エクスペリエンスを提供することの間で適正なバランスを取りたいとも思っています。 多くの人は、何が Windows…


Windows 7 のアプレットの紹介

およそ十年ごとに、私たちは Windows でアプレットと呼ばれるものの更新について大きな決定を行います。なお、アプレットについて説明するときに、アプレットをアプリケーション、プログラム、またはツールとも呼びますのでご注意ください。アプレットは、長い歴史を持つ Calc (電卓) ペイント (MS ペイント、またはペイント ブラシ)、ワードパッド (Write)、さらに Windows 7 での新しい付箋などです。古くから知る者として、これらのツールについて考えるときはいつも、これらの歴史のすべてとこれらがどのように登場してきたのか考えます。多くの人々が、弊社の現在のCEOによる、今では「古典」となった video をご覧になっていることと思います。このビデオは、営業担当者たちの注意を Windows に引き付けました (このビデオの最後の言葉は、このビデオが Microsoft 内で実現したことの手掛かりとなります)。Windows 7 は、これらのツールを更新する絶好の機会と思われます。このリリースでアプレットを更新する理由は、アプレットに固有の機能を追加するちょうど 10 年ごとの時期だからということではなく、開発者の皆様が皆様のアプリケーションを Windows 7 デスクトップ エクスペリエンスと統合する新たな機会だからです。多くの人々はアプレットを基本ツールとして使用します。アプレットはすべての人向けに「即座に利用可能な」価値を提供していますが、私たちは全体的なプラットフォーム エクスペリエンスを示し、Windows 7 上で統合し構築する方法について開発者へガイダンスを提供するとき、アプレットをより価値あるものと考えます。私たちは主に Windows で何が新しいかを示すことに焦点を当てています。多くのフル機能のツールが同様の機能を無料で提供しているので、これらのツールへますます多くの機能を追加しなければいけないという実際的な「緊張」状態にはありません。より高精度のビットマップ エディット機能や高度な科学計算用電卓機能への希望でコメントがいっぱいにならないよう願っています :-)。 この投稿で取り上げられたすべての APIは、 Windows 7 developer guide でご覧いだけるWindows 7用に更新された開発者向け領域の MSDN で説明されています。また、取り上げられた各領域は PDC と WinHEC のサイト上の各セッションでサポートされます。 この投稿は、リーダーの Riyaz Pishori (グループ プログラム マネージャー)…