Aero スナップの設計

Aero スナップの設計 ここでは Windows 7 の Aero Snap 機能の設計について側面から検討してみます。私たちは、機能の全体的な設計プロセス、および使用したツールと手法に注目することも興味深いと考えました。この機能では、ユーザー インターフェイスなしでこの機能を使用すること、特にこの機能を呼び出すことに関する固有の設計課題が提示されました。すべての機能と同様に、これは、エンジニアリング分野全体に渡るコラボレーションです。この投稿では、Stephan Hoefnagels (UX シニア デザイナー) は、設計の分析観点について説明します。–Steven (追記 : 今週開催した MIX カンファレンスにご注目ください!) 「Windows を管理するウィンドウ」および「フォローアップ:Windows ウィンドウの管理」では、Windows 7で対応する可能性があるいくつかの興味深いウィンドウ管理のシナリオについて話をし、知識を共有しました。さらに、一般的な構成に関するデータと、この分野での考えの指針についても言及しました。 この投稿では、多数のユーザーが既に PDC ビルドで、そしてベータ版で経験できた Aero Snap 機能についてもさらに詳しく検討します。機能そのものについて簡単に説明しますが、主に設計プロセスの側面についても考察し、反復法、課題、および考慮事項を共有してもらいたいと考えています。 目標とシナリオ 前回の投稿で掘り下げて説明したように、Aero Snap 機能の最大の目標は、ユーザーが望むようにウィンドウを配置する使いやすい方法を提供することです。一般的な動作を実行するために必要なクリック数と正確な操作数を軽減しようとしています。一般的な意味では、ユーザーが自信を持ってウィンドウを管理し、かつ効率的に制御できるようにしようと考えています。これは、Windows 7 のタスクバーに関する投稿について、また、実際には、新しいデスクトップ エクスペリエンスに組み込まれているテーマについても説明するものです。 この設計の目標への対処方法を検討する前に、手短に説明しておきます。以下のシナリオでは、対話型の手順の詳細について理解できます。たとえば、ウィンドウを選択し、キャプション ボタンをクリックし、ウィンドウのサイズを変更するなどの手順です。対話型の手順をこのレベルで詳細に検討することには、多少の困難があります。これらの手順は、個々には非常に些細で頻繁に発生するため、通常はほとんど意識しません。これらの詳細を単に無視することができないでしょうか。このようなイベントを明確することにより、オーバーヘッドを認識することを余儀なくされ、当面のタスクに着手する必要が生じることがあります。通常、実現できないことを実現することを余儀なくされます。さらに、問題に対する洞察を提供すると共に、解決策を検討するための適切な詳細を提供します。 それでは、設計について検討して行きます。 左右に並べて表示したウィンドウ 多くのご指摘のように、1 つのウィンドウから別のウィンドウへのドラッグ アンド ドロップ操作を行うことは、面倒な場合があります。ウィンドウは重ねて表示される傾向にあり、適切な場所に配置しようとすると、多くのマウス操作が必要になります。多くの場合、手順は次のようになります。1 つのウィンドウを選択し、適切にサイズ変更し、画面上に配置して、ドラッグ アンド ドロップの対象としてウィンドウがよく見えるようにします。さらに、別のウィンドウにも同じ動作を繰り返します。単に 2 つのウィンドウを比較するために、多くのマウス クリック、サイズ変更動作、慎重な配置、ウィンドウの切り替え、かなりのマウス移動距離が必要です。 Aero Snap を使用すると、ウィンドウをつかんで、マウスを画面の端まで動かすと、ウィンドウが画面の半分にサイズ変更されます。これを別のウィンドウで繰り返します。2 つの簡単な動作で、これら両方のシナリオをより簡単に実行できるセットアップが可能になりました!…

1

ベータ版から RC 版へのさらなる変更点

みなさん、こんにちは。RC 版で見ることのできるいくつかの変更点に関して、最近の投稿「RC に向けてのベータ版からの変更点」に加え、その他の変更点を説明したいと思います。やはり多数の変更点があり、今回もすべてを網羅したリストではありません。もちろん、私たちは引き続き、ベータ版をフルタイムで実行している多くのユーザーの皆様からの遠隔測定のデータを収集しています。このベータ版が Microsoft の唯一の公式ビルドであることにご注意ください。Chaitanya は、「バグ修正」以上のフィードバックに基づく見ることのできる変更点に取り組む多くのフィーチャー チームによる変更点を、この一覧にまとめました。この一覧には、広く報告されているバグのいくつかも含まれています。 –Steven デスクトップ エクスペリエンス 1. 向上したタスク バーのサムネイルのオーバーフロー ユーザーは、拡張タスク バー上に、ウィンドウがグループ化されて表示されるのを楽しんでいます。1 つのプログラムでかなりの数のウィンドウを開く熱心なユーザーは、スケーリング機構に遭遇します。この機能により、縮小表示ビューが一覧表示に変わります。この UI は、XP と Vista でのエクスペリエンスと実質的には同じですが、ユーザーは縮小表示ビューの新機能を引き続き楽しみたいと思っています。Bentronic は、「小さな閉じるボタンが縮小表示プレビュー上にあるのは素晴らしいことです。同様のボタンがなぜ一覧表示される場合にはないのでしょうか? 右クリックする代わりに閉じるボタンをクリックして、一覧の下へ移動できれば、素晴らしいと思います。」RC 版では、一覧表示を、縮小表示はありませんが、アーキテクチャ的に縮小表示ビューと同様にしました。 図 1. 実行中のウィンドウの一覧がカーソルを重ねると表示され、閉じるボタンをサポートします 2. コントロール パネルのジャンプ リスト ベータ版でタスク バー上のコントロール パネル アイコンを右クリックすると、明らかに余白の多いジャンプ リストが表示されます。Britney を含む数人は私たちに次のように伝えました。「タスク バーに固定されるとき、最近使ったアイテムが CPL のジャンプ リストに表示される必要はありませんか? 何か表示されるべきなのに、現在は何も表示されません。」RC 版では、コントロール パネルのジャンプ リストが、最近使ったアイテムへの迅速なアクセスを提供します。 図2. コントロール パネルのジャンプ リストは最近使ったアイテムを表示します 2. PowerShell のジャンプ リスト ベータ版の PowerShell…


アプリケーションの互換性テスト – インターナショナル

この投稿はテストチームからの互換性テストに関する議論の続きです。 –Steven 前回のブログの投稿「Windows 7 でのアプリケーションの互換性テスト」にて、アプリケーションの互換性の重要性と Windows 7 でそれを実現するために行っていることについてお話しました。この投稿では、Windows がサービスを提供している世界中のユーザーの皆様のことを考慮した際の課題について見ていきたいと思います。 このブログの投稿は次の分野を取り上げます: 世界中のアプリケーションの互換性に対する全体的な戦略 世界中のアプリケーションの互換性への取り組み アプリケーションの入手 アプリケーションのテスト 成果の測定 「アプリケーションを救う」とは Windows 7 では、Vista で動作していたアプリケーションが Windows 7 でも引き続き動作することを確実にするよう、アプリケーションの互換性に対して大幅な投資を行ってきました。また、Vista 上で問題のあったいくつかのアプリケーションについては、Windows 7 (およびそれ以降) ではなるべく動作するように改善をしました。すでにお話したように、あるアプリケーションは設計上 OS のバージョンに依存しますが (ユーティリティ、ファイアウォール、セキュリティなど)、今回の議論ではそれは除外しています。 取り組み 世界中のアプリケーションの互換性での大きな課題のひとつは、どのアプリケーションをテストするか、テストの規模、そして何をもってアプリケーションが「動作している」と判断するかです。Windows 7 のために 世界中で25 のエリアで 1,200 以上のアプリケーションをテストしています。Vista のときより 300 以上の国際的なアプリケーションを追加しカバレージを向上しました。 私たちはアプリケーションを次の 3つに分類しています。 グローバル ISV (GISV) アプリケーション – 大手のソフトウェア メーカーによってアメリカをはじめいくつかの国際市場で販売されているローカライズされたソフトウェア。 Microsoft (MS) ローカライズ アプリケーション –…