Windows Azure Active Directory でのサブスクリプション管理


2013年のアップデートで、正式に Windows Azure Active Directory (以下 WAAD) がリリースされましたが、それに伴い、各サブスクリプションが WAAD に紐づけられて管理できるようになりました。本トピックでは、新しい管理方法について紹介いたします。

※本トピックは 2014/2/10 時点の内容です。将来の更新によって変更になる可能性がありますので、ご了承ください。

WAAD でのサブスクリプション管理

WAAD の導入に伴い、お持ちの Windows Azure サブスクリプションが WAAD に紐づけて管理されるようになりました。

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新規にアカウントを作成し Windows Azure をサブスクリプションをご購入いただいた際に、WAAD は自動的に作成されます。本機能が導入される以前にサブスクリプションをご購入いただいたお客様については、昨年自動的に WAAD が作成されています。

上記例では、ある WAAD にたいして、2 つのサブスクリプション A および B が紐づいています。管理ポータルにて特定のディレクトリを選択し、サブスクリプションを選択することで、管理ポータル上で表示するサブスクリプションを変更することが可能です。

WAAD に紐づいているサブスクリプションの確認手順

ユーザーは、特定の WAAD にフォーカスを合わせることによって、特定のサブスクリプションを見ることが可能です。現在紐づいているディレクトリを確認する方法は、以下の方法にて確認が可能です。

  1. Microsoft アカウントにて管理ポータルにログインします。
  2. ログインしたら、上部メニューに表示される「サブスクリプション」をクリックします。
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  3. 現在選択されている WAAD を確認することが可能です。また、ブラウザに表示されている URL に https://manage.windowsazure.com/@*****.onmicrosoft.com/… の形式で表示されているので、@ 以下を確認することでも、現在ログインしているディレクトリの確認が可能です。 (この例では、「Pay As You Go」および「Visual Studio Ultimate with MSDN」というサブスクリプションが、ディレクトリに紐づいています。 )
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Note: 上部メニューの「サブスクリプション」については、ディレクトリ1つのみの場合は表示されません。

もし万が一、管理ポータルにログインした際に 「サブスクリプションには関連付けられたディレクトリがないため、ログインできません。」 の表示が出る場合は、しばらくたってからログインを試していただき、それでも現象が出るようであれば、サポートサービスまでお問い合わせください。

WAAD に紐づけているサブスクリプションを変更する手順

利用途中に、利用しているサブスクリプションを別の WAAD に紐づけたい場合があります。その場合は、以下の手順で変更可能です。本手順を実施する前に、現在利用中のアカウントが事前に移行先の WAAD で管理者として設定されている必要があります。

現在ログインしているアカウントが WAAD の管理者か調べる方法

  1. 対象のMicrosoft アカウントにて管理ポータルにログインします。
  2. 左側ペインに表示される項目から「ACTIVE DIRECTORY」を選択します。
  3. 表示されたら、上部メニューの「ディレクトリ」を選択して、現在見えている WAAD を確認します。
  4. 移行先の WAAD を確認して、現在の Microsoft アカウントが WAAD の管理者として登録されていることを確認します。

移行先の WAAD が見えない場合は、移行先 WAAD の管理者の方に対象の Microsoft アカウントを管理者として追加してもらいましょう。

別の WAAD にサブスクリプションを紐づける方法

今回は、Sample1 Directory から Sample2 Directoryへ移動する例です。

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  1. 対象のMicrosoft アカウントにて管理ポータルにログインします。
  2. 画面上部に表示される「サブスクリプション」から、ひも付けを変えたいサブスクリプションが含まれるディレクトリを選択します。(今回の例では Sample1 Directory)
  3. 管理ポータル内で、対象サブスクリプションの内容が表示されたら、左側ペインに表示される項目から「設定」を選択します。
  4. 現在のディレクトリに紐づけられているサブスクリプションが表示されます。
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  5. 移動したいサブスクリプションを選択します。(今回は Visual Studio Ultimate with MSDN)
  6. ページ下部に表示される「ディレクトリの編集」をクリックします。移動先のディレクトリを選択し、(→)を押します。
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  7. 変更に伴って、影響を受ける共同管理者が表示されます。ここには、既存のディレクトリ内の共同管理者で、WAAD の移動によって削除されるものが表示されます。
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  8. 右下のチェックマークを押すことにより、対象のサブスクリプションが移行先 WAAD に移動します。
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よくあるご質問

質問 回答
2013年末のアップデートにて自動的に WAAD ディレクトリが作成され「既定のディレクトリ」となっている。これは何か? 2013年末のアップデートにて、特定のサブスクリプションがディレクトリに紐づけるため、現在ご登録いただいているメールアドレスをもとに WAAD ディレクトリが自動作成されました。既定のディレクトリは、メールアドレスが xxxx@yyyyy.com のような場合には xxxxyyyyy という名前になっています。

既定のディレクトリについては、上記に記載した変更手順「WAAD に紐づけているサブスクリプションを変更する手順」にて変更可能です。

2013年末のアップデートにて、ディレクトリ名が ????? になっているのはなぜか? ごく一部のお客様のサブスクリプションにて、文字コードの問題にてディレクトリ名およびユーザー名が ????? になっていることがございます。これ自体は、文字化けの問題で、システムに異常をきたすものではありませんが、手動にて適切なディレクトリ名に変更ください。
不要なので、WAAD を削除したいがどうすればよいか? WAAD は、削除はできません。
Office 365 の Active Directory と Windows Azure の Active Directory は同じものなのか? ユーザー管理という観点からは機能は同じですが、Office 365 側ではメール機能やそれに付随する課金システムが含まれています。

Windows Azure 側は、メールシステムがないためメールの受け取りなどはできません。

管理ポータルログインに利用している Microsoft アカウントを Office 365 組織アカウントに変えたい。どうすればよいか。 アカウント管理者の変更は、セキュリティ上の観点から、お客様ご自身で実施することはできません。別途、Microsoft Azure サポート までお問い合わせください。
すべてのサービスを削除しても Active Directory だけ残ります。課金がされるか心配です。 WAAD は既定で割り当てられるものなので課金されませんが、通常の WAAD の上位契約に当たる Windows Azure Active Directory Premium (WAAD Premium) をご利用の際は課金されます。(プレビュー期間中は無料ですが、プレビュー後は有料になります。)

以上、ご参考になれば幸いです。


Windows Azure サポートチーム
平原

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